2023.1.11(水)
本日はフローレスから世界遺産のキリグアの素敵な宿に移動だけの日です。
フローレス島→グアテマラシティ行き
8時にまたペテン県モニュメントに集合。
案の定、集合時間を過ぎてもぞろぞろやってくる欧米人らで出発は8時半になりました。
一昨日、旅行会社で購入したフローレス島からグアテマラシティ行きのバスに乗ります。キリグアで降ろしてもらえるか最初の2件の旅行会社に聞いたら特急?なのか無理でした。
3件目の旅行会社で175ケツアール(2,980円)でキリグアで降ろしてもらえるシャトルバスのチケットを買いました。
この辺りから全くどの従業員にも英語が通じなくなりました、スペイン語オンリー。
知り合いが「英語だけで旅行できるよ、大丈夫だよ。」って言ってたのに、どこがやねん!
今後はずっと、スペイン語が話せるYさん頼みに…(本当にありがとうございます。)
キリグア遺跡への分岐点付近で降ろしてもらえるよう、運転手にスペイン語で告げます。
旅行会社のバスなので乗客は欧米人ばかり。
念のためMapsMeに降りたい地点を登録しておいて、近くに来たら運転手に「ここで降りたい」と告げるようにもしました。
この手のことって、運転手によく忘れられますもんね。
そして2時間位走った頃、1番最後にバスに乗ってきていた一人旅の欧米人のおばちゃんがスペイン語で叫び出します。
おばちゃん「ちょっと!!何このバス?!私ベリーズに行く予定なのよ!」
運転手「はぁ!?これは反対方向のグアテマラシティ行きだぞ!」
その後はスペイン語なので想像ですが・・・
おばちゃん「なんで乗るときにチケット確認してくれないのよ!ベリーズ行きを買ったのに!どうしたらいいの!!」
運転手「知るか、ボケ!ギリギリに来るからじゃっ」
で、結局運転手が運転しながら携帯で会社に連絡して、反対行きのコレクティーボが停まる地点で降ろしてもらっていました。(中南米の運転手はほぼ100%運転しながらスマホいじったり電話したりします。)
コレクティーボに乗ってフローレス島に戻るみたいなんですけど、本日中にベリーズに辿り着くのは無理でしょうねぇ・・・フローレスにもう1泊すると言ってました。
因みにベリーズ行きのシャトルバスは、おばちゃんが乗って来る前にとっくに出ちゃってたので、自業自得と言えば自業自得というか。まぁ・・・
乗り換え
11時半。途中、リオ・ドゥルセのこのカフェで乗り換えです。
ここでフローレスから来たバスとグアテマラシティから来たバスが合流して乗客を交換するようです。
そうしたら運転手は自分の街へ帰れますもんね。
いや、違う、そうじゃない、ワンタンとチョーメンは日本じゃない。
しかし…20分で来ると言われたのに、バスが来たのは1時間半後で疲れました。
キリグア到着
どうやら反対車線が道路工事で大渋滞していたようです。
後から聞いたのですが、この辺りは道路事情が悪く、大雨が降ると道路がボコボコになりしょっちゅう工事をしているそうです。
ロス・アマテスのちょっと手の「YAMAHA DE Quirigua」という地点付近で運転手に告げてシャトルバスを停めてもらい下車します。
降りたのは私とYさんの2人だけです。
どんだけ田舎。
キリグアの日本人宿 Posada de Quirigua(ポサダデキリグア)
世界遺産のキリグア遺跡を見に行くために、「こんなところに日本人」や、その他のTV番組で紹介されたと言うキリグアにある日本人経営の宿Posada de Quiriguaへ向かいます。
Yさんが計画を立て、予約してくれました。
この、ポサダデキリグア。
ジャングルの中にひっそりと建つお宿のようです。
予約サイトに載っていないので、宿のホームページから予約メールを送ったら『ロス・アマテスより手前のYAMAHA DE Quiriguaで降ろしてもらい、周囲の人に「マサキの家はどこ」と聞きながら来て下さい。』との返事が来たそうです。
これはスペイン語が出来ないと辿り着くのは中々ハードルが高そうな。
しかしマサキさんはこの辺りでは有名人らしく、周囲の人に聞くと皆さん家の方向をすぐ教えてくれました。
こんな道を、近所の犬に吠えられまくりながらスーツケースをゴロゴロ引いて歩いて行きますよ。
15時過ぎ、着きました!
オーナーの女性マサキさんはこの辺りで建築関係のお仕事をされていた時に、この土地に惚れ込んでここに宿を建てたそうです。
素敵なお宿。
マサキさんはお綺麗で凄く雰囲気のある方です。芯がしっかりしているというか。
本日の宿泊客はマサキさんのお母様とわたしたちのみ!
ご自身で全てデザインされたそう。ベッドのアイアンはオーダーメイド。
猫足バスタブはこちらではめちゃめちゃ高かったそうです。
天井も木製で素敵ですね。
マサキさんが描かれた絵が飾られています。
シャワーはお湯あり。
食堂。この宿を建てる時に出てきた埋蔵品が飾られています。
マサキさんが書かれた絵や周辺の地図があります。
上のさくらんぼの絵は妹さんが書かれたそう。額も絵です。
テラスや庭もとても静かで、葉がこすれ合う音や鳥の鳴き声だけがずっと聞こえてきてとてもリラックスできます。
確かに素敵な土地ですが、だからといってここに宿を建てる決意が凄い。
日本だと田舎に新参者が来るとハブられたりするとか聞きますが、マサキさんはどう見てもめちゃめちゃ町の方と仲良くて馴染んでいらっしゃるのが分かります。
キリグアの人って優しいのかな。
グアテマラで一番おいしい日本食
夜ご飯はマサキさんの手作りです。
腕前が凄い!料亭のような味!あー今思い出してももう一度食べたい
そんなマサキさんには興味深々です。控えめな方で自分を全面に出されないのところがまた。
質問攻めですいません。マサキさんのお話を聞きながら・・・
キリグアの夜が更けて行きます。
ーーーーー
ポサダデキリグア
宿代1部屋1泊:300ケツアール(1人2,455円)
食事代 朝・夕:1人80ケツアール(1,310円)
コメント