2023.11.4(土)
1アルメニア・ドラム≒0.37円
エレバン現地ツアーに参加
10時に昨日ツアーを申し込んた車の場所に集合!
今日はおがちゃんと一緒にエレバンから自力で行きにくいゲガルド修道院を含むツアーに行きます。
5000ドラム(1860円)でした。
車は20人位乗れそうなマイクロバスですが、客は10人のみ。そこら中にツアーバスがあるから飽和状態なんだろうな…
Charent’s Arch(チャレンツのアーチ)
直ぐに1つ目のスポットに到着しました。チャレンツのアーチ。絶景が望めるスポットのようです。
すんごい快晴!
あれが聖書でノアの方舟が辿り着いたというアララト山です。
さすが世界で初めてキリスト教を国教にした国!…と思いきや、地図で見たらあの山はトルコ領なんですね。やはり国家間の問題は複雑だわ…
私は無宗教ですが、聖書に出て来るのも納得の神秘的さ。
他の山より群を抜いて高いですね。
そりゃノアの方舟も洪水時に辿り着くわ。キリスト教の人と話すと本当に信じていらっしゃいます。
十分アララト山を堪能しました。
運転手に「40分間」と言われたので40分後に車に戻って来たのですが、私とおがちゃん以外、誰も戻って来ません。海外あるある(´・ω・`)
そして多分君たち、全部兄弟。模様的に。
ゲガルド修道院
2つ目のスポットに来ました。ここがタクシーでしか行けないので、行き方を悩んでおりましたが、ツアー参加で解決です。
入口のお土産屋。キリスト教を国境に定めた4世紀に開かれた聖地、世界遺産の修道院です。入場無料。
「ゲガルド」とはアルメニア語で「槍」を意味し、キリストの脇腹を刺した「ロンギヌスの槍」が4世紀まで保管されていたことが由来らしいです。今はロンギヌスの槍はエチミアジンの博物館で保管。
(因みに他の国にもいくつもロンギヌスの槍は存在し、どれが本物なんだか・・・)
修復中の足場が放置…凄い錆びててどの位長く放置されてるんだろ。
海外ってこういうの多いな。
最も位の高い聖地です、中も神聖な場所。皆さん真剣にお祈りしてます。
巨大な岩をくり抜いて造られたというのは1番奥のここでしょうか。
裏のスポット。1200年前に洞窟を彫って造られた修道院です。聖グレゴリウスが洞窟に小さな教会を造ったというのがここかな?
それともここかな?
ツアーというので英語ガイドでもつくのかなと思ったけど、ガイドなし。運転手は英語が話せないのでさっぱり分からん。アルメニアは英語通じません。申し込む時に確認した方が良さそうです。
ここでも「40分間」と言われたのに50分後に全員集合。他の人を待たせちゃ失礼とかいう概念って、日本人以外の人には無いのでしょうか。うーん。不思議。
Symphony of Stones(シンフォニーストーンズ)
玄武岩の岩層スポットです。入場2ドラム。
柱状節理と呼ばれる自然現象で、マグマ等が冷却凝固したり、地殻変動などによって岩体が柱状になったもの。玄武岩質の岩石によく見られ、六角形になることが多いのだそうです。
6角形の石が連なり頭の上に落ちてきそう。
地面を見たらいっぱい落石してるし。見上げると結構恐い!
1番奥まで行って戻って来ました。30分位歩いて結構いい散歩道です。
ここも見学40分間と言われたけど、全員集合したのは60分後。はいはい、慣れました、慣れましたよ。
ガルニ神殿
車で5分の直ぐ横がガルニ神殿です。1,500ドラム(560円)。
さっきの入場料と違い過ぎて、ちょっと躊躇する高さ。
キリスト教が伝来する前の1900年前に建てられた唯一の異教徒の建築物だそう。
多神教を崇拝する古代ギリシャのイオニア様式の建築物。
うーん。1976年の大地震で倒壊したので、これは修復されたもの。新しすぎて面白くない。中も何もなし。
皆さんセルフィー撮りまくりでただの映えスポットでしょうか。
昔の教会跡も。
神殿の北西にあるローマ風俗風呂。1900年前の床のタイルのモザイク画など面白いです。
ツアー終了。3時に終わると聞いていましたが、全ての集合時間が全部10分以上ズレたため、16時に元の場所に戻って来ました。
マサさんは3回もツアーに参加したらしいけど、私とおがちゃんは「う~ん。もういいかな…」って感じ。
人の嗜好はそれぞれ。ツアーってそこに辿り着くまでが楽過ぎて面白くないかも。自分は目的地にローカル移動で苦労して辿り着くのを、ドラクエのダンジョンをクリアするかの如く楽しんでいることに気付きました。
風呂も入らず丸2日間の峠道をミニバス移動で辿り着いた、あのエクアドルとコロンビアの国境のイピアレス、ラス・ラハス教会は感動でしたもの。
地下鉄チャレンジ
夕方ですが、まだ宿に帰る気分にならず、アルメニアの地下鉄に乗ってみます。
VISAタッチは使えず窓口でトークンを購入するタイプ。100ドラム35円
ジョージアとデザイン一緒。深く潜るのもエスカレーターがびっくりする程速いのも。
電車すぐ来ました。4両しかないですが混んでないです。
Sasuntsi David駅、Yerevan railway stationの鉄道の駅直結の駅で降りました。
GoogleMAPで見てカフェ&美術館があったので行ってみます。
Lusik Aguletsi House-Museum and Art Cafe
こじんまりしていて一般の家を改装した感じでしょうか。ルシク・アグレツィの家博物館となっています。
先にこのホラーちっくな絵が並ぶ3階を一人で見ちゃったけど…本当は2階で受付して2階の展示物から見るみたい。
2000ドラムと言われたのでやめておきました。後日もっと大きい国立博物館の方へ行こう。
リダの家
この鉄道駅の近くには、先人たちがブログで紹介してくれている、リダおばあちゃんが格安で泊めてくれる宿があるとのこと。予約サイトには載っていません。興味があるので行ってみます。
この白いドアを勝手に開けて入るらしい。勇気を出して中に入ると…
リダおばあちゃん、居ました。「ジャパニ!」と凄く温かく迎えてくれました。
しかし、しかし、ごめんなさい、ごめんなさい。
部屋を見せてもらうと、女性専用部屋にはベッド3つあって、先にいたロシア人女性が荷物を置いて3つとも使っています。そしてその方の服装が汚れていて場末感が酷い。
ブログにも記載されていましたが部屋やキッチンもお世辞にも綺麗とは言えません。ここは安さとリダおばあちゃんとの交流を楽しむ宿のようです。
おばあちゃんに丁寧に断って出てきました。昔は日本人がたくさん宿泊していたようですが、中国人っぽい男性が一人いるだけで日本人は誰もいませんでした。
宿に戻って、スーパーで大好きなサーモンを購入して焼く…
わーん。魚は干物でした。塩辛い!塩分摂りすぎで病気になりそう。失敗!!
チーズも按司が薄く美味しくありません。ビールは美味しいです。
ツアーはもうやめ、明日は自力でエチミアジンへ行きます。
おやすみなさい。
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