フィリピン

フィリピンで久々騙された話

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昨日の送別会から一夜明け・・・またフィリピンのビールで悪酔いです。
ビールのせいなのか、年齢的に飲めなくなったのかは不明。
本日は8時半に寮を出るつもりだったのに、頭痛のせいで11時頃宿を出ました。

最後に寮で一緒だった大学生らは感じはとても良かったのですが、1週間高熱で寝込んでいる同室の高校生に全く無関心で空恐ろしかったです。世代の差なんでしょうか。
私ひとりが毎日心配して声を掛け、食堂からご飯を持ってきてあげ、スーパーからポカリやヨーグルト、お菓子などを買ってきてあげていました。
しんどそうなので、ファンからエアコンにして部屋を出る度に電気を消してあげて・・・
なのに大学生2人は高校生が寝込んでいる横で友人らを部屋に入れて週末の予定の話ばかりするのです。高校生とは友人でないので関心がないようなのですが、ちょっとドン引きでした。

あれが今の若者の姿なのかな・・・

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フィリピン滞在日数

フィリピンにビザなしで滞在できるのは30日、私もあと3日フィリピンにいれます。

同期で最初から仲良くしてくれたS太さんは2ヶ月留学なのでこのまま残り、R太さんは私と同じ日に寮を出てマニラに寄ってから帰国するそうです。
私もマニラ行きを検討してみたのですが、どうにも治安が悪そうなのと、あまり行きたいと思える観光地がなかったので、結局セブの下にある島、ボホール島に行ってみることにしました。ボホール島にはチョコレートヒルズと世界一小さなメガネザル、絶滅危惧種のターシャがいます。

11時に寮を出ます。土日は皆さん外へ遊びに行っているので、しんとしていてほぼ誰もいません。
セブで2件、行きたいところがあるので寄ります。

Casa Gorordo Museum(カサ・ゴロルド博物館)

タクシーで美術館に来ました。

19世紀、スペインの植民地時代にスペイン人の貿易人が116年ほど使用していた豪邸。
入場100ペソ。

1階がフィリピンの歴史を紹介する博物館で冷房が効いていて気持ちいい。

2階へ上がると自宅紹介のようです。

お金持ちだったんですね~
しかし客が私しかいません。ガードマンのおっちゃんが暇なのかこれでもかという位私の写真を撮ってくれました。いや、こんなにいらんねんけど・・・

Yap-San Diego Ancestral House(ヤップ サンディエゴ アンセストラル ハウス)

そこから歩いて10分位のところにもう1つ古い建物があるのでそっちも行ってみます。

17世紀に建てられたフィリピンで最も古い歴史的な邸宅の一つ。こちらも100ペソ。
こちらは博物館形式ではなく、古くなった家屋を90%以上当時のまま残しているそうなのですが、こちらの方が人気があって人でいっぱいでした。

こちらは、中国の金持ち商人ご夫婦の家だそうです。
お前らか、金持ちは。

セブ島に残っているなかでも最も古いクラスの家。床は傾いているし、ギシギシいいますが、それだけ歴史がありかなり価値のある建物ですね。中の骨董品が素敵です。

エアコンがないから暑い。当時もこんな暑さで生活されてたんでしょうか。私の服はもう汗でべちゃべちゃです。

セブ島→ボホール島(船着き場 ピア1)

そろそろボホール島へ向かわないと。タクシーを拾って船着き場まで行きます。
船はピア1という港からオーシャンジェットという会社が1時間に1本船を出しています。

12時40分。
船着き場の入口に入ったとたん、サングラスをかけポロシャツを着た男性に話し掛けられます。
👨「ボホール行くの?チケットはもう買った?」
綺麗な恰好で名札らしきものを付けているのでオーシャンジェットの職員でしょうか。
😺「まだ買ってない」
彼は慌てて私のスーツケースを半分持ちながら、走り出します。
👨「急がないと船、もう出るよ!早く!」必死の形相で腕時計を指さしています。
👨「パスポート、早くパスポート出して!ビジネスクラスとエコノミーどっち?ビジネスは1,300、エコノミーは800。早く!もう船が出る!」

エコノミーはネットで見ていたのと同じ金額。ビジネスは120だった気がするのですが値上がりしたのかな?船に2.5時間も乗るのでここは奮発してビジネスで。
😺「ビジネス。」

1,500ペソとパスポートを渡します。そうしたら私のパスポートを近くにいたツアー会社の女性に渡し、彼女が凄いスピードでスマホで私のパスポート情報を打ち込んでいます。
??ネットからチケットを予約してる??
予約が済むとツアー会社の別の人が予約番号を控えて凄い勢いで走って行きます。

走って行った方を見るとこれは・・・正規のチケット売り場。凄い行列です。
えっ本来ならここで自分で並んでチケット買うんだよね??嫌な予感。

最初のサングラスのおっさんが200ペソのお釣りを持って戻ってきます。

👨「100ペソチップで寄こせ。」
🙀「なんでやねん💢自分で並んで切符買うからお金戻して。」
👨「じゃあ別にチップなくてもいいよ。チケットはもう予約済ですぐ届くから待ってろ、大丈夫。」

あっさり引き下がります。「お金返して」と何度言っても「もう届くから」の1点ばり。
そして本当に5分でさっきの旅行会社の人が走ってチケットを持って戻って来ました。

サングラスのおっさんが旅行会社の人から受け取ったチケットを渡してくれ「早く、早く間に合わない。」とまたスーツケースを持って走って船着き場の入口まで連れて行ってくれました。

👨「船は13時。もうチェックインしないと間に合わない!早く行け!」

あれ、ただのいい人だったのかな??
おっさんにお礼を言ってチップの30ペソだけ渡して別れました。

船着き場の入口で入場料25ペソを払い、更に奥のカウンターにチェックイン。そして荷物は小さな手荷物以外は全て預けないといけないようです。預け代は100ペソ。飛行機のようですね。

チェックインカウンターや荷物預け入れ場が並んでいたので、この時点で13時。もう船の出発時間です。確かに自分であのチケット売り場の行列に並んでいたら間に合っていなかったですね。Web予約専用窓口が奥にあったのでしょうか。

しかし30分遅れで船が来ました。乗り込みます。ビジネスクラス、楽しみ~

私の席。

・・・
ど・こ・が・ビジネスクラスですか
はあああーーーん?(#`皿´) 

この編み込みのビニールの紐で作られた座り心地最悪のパイプ椅子
前の座席とのスペースは極小。
何より、船内はエアコンが効いているのに外!なぜかこのスペースだけ外です。
エコノミーの中でも最安値クラスの座席ちゃうん!

やられた!久々に騙されました。セブの人が全員良い人なんて、そんなわけねーーーー。この座席は800ペソなので500ペソぼられました。
500ペソって1250円。物価が日本の10分の1以下のフィリピンでは大金です。

あのくそじじいーーーーー(30代位)(#`皿´) ふざけんな!

自分のバカさ加減に嫌気がさしまくった頃、船が出港しました。

JTBのHPより

これがビジネスクラスの席。
たまたまビジネスクラスのチケットがなく、おっさんが勘違いしたのでは?と性善説に捉えてネットで検索してみましたが、どうもビジネスクラスは50席しかなく、いつもネット予約の段階で売り切れるようです。現地の人がそれを知らないはずがありません。
だとすると最初に「ビジネス?」と声を掛けて来た時点で騙す気満々、ずっと腕時計を指さしながら私を急かしていたのも、私にチケットの種類を確認する時間を与えないためでしょう。

あほです。私が。

船に乗る時間を決めれなくてネット予約しなかったんですよね。
最初から最後までめちゃめちゃ急かされ完全に向こうのペースでした。
向こうから声を掛けてくる人を信じちゃいけない。かといって本当に親切な人もいるだろうし全員拒否っていうのも寂しい。いや、くたばれサングラス野郎。

外の席でも船が動くと風が当たって涼しくなりました。
隣にポールがあるのも頭をもたれられて快適!(負け惜しみ)

ボホール島(タグビララン(Tagbilaran)港)

16時。精神的に疲労困憊したままボホール島のタグビララン(Tagbilaran)港に到着。

船から降りると、現地の観光と港からも街の中心からも歩ける場所にホテルをとっているので歩いて移動します。

Oasis Balili Heritage Lodge(ホテル)

築100年の先祖代々の家を改装したロッジ。美術館の続きのよう。

建築物が好きなので、ついついこういうホテルを選んでしまいます。
オーナーのとても感じの良い高齢の女性が「ようこそ!」と挨拶してくれました。

いや、しかし思ったよりかなりの古さです。他にほとんどお客様がいないようなので、ドミトリー(1,800円)を予約したのに個室(4,000円)にアップグレードしてくださいました。
こんなんで経営やっていけるのかな?

船のオープン席が疲れて昼寝してしまいました。すっかり夜です。観光はちゃんと朝から動かないとだめですね。
向かいの地元の人のレストランHazel Bulalohanで魚とスープ。めっちゃ美味しい~魚だけ高くて900円。

歩いて来る途中でマッサージ屋を見つけたのでここでも全身オイルマッサージに入ります。
1時間450ペソでセブと同じ位の金額ですね。腕前はセブの行きつけのところの方が良かったけど、1200円位で日本でやるより格段レベルが上です。

明日はターシャを見に行くのが楽しみです。

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