南アフリカ共和国6日目
1R(南アフリカランド)≒8.5円
ポートエリザベスの海へ
宿のプール。起きたらどんより曇り・・・昨日はあんなに晴天だったのに!
宿からすぐ近くが海岸だったので行ってみたが、のんびりする気になれない天気。
トルコのアンタルヤもエジプトのアレクサンドリアも天気が悪かった。私は港の町とは縁がないようだ。
まあ、昨日飲まずに観光したら良かったんだろうけど。体力的に限界だったな。思えばザンビアのリビングストーンで宿が満室で出た日から、ずっと毎日移動している気がする。ケープタウン辺りで少しでのんびりした方がいい気がする。
This Is Eat(レストラン)
Boltタクシーを呼んでシーフードレストランまで連れてきてもらったが、お釣りを誤魔化すわ、ずっと私が待っている間に他のタクシーと話していたことに文句を言ってくる最悪の運転手だった。
タクシーを待っている間に日本人が乗った大型バンが停まり、中に老夫婦の方がいて「一緒にタクシー乗りますか?」と声を掛けてくれたのでその方たちと喋っていたのだ。街まで4ユーロだと言うので断った。Boltは27ランド(220円)。しかし上記のようにドライバーの民度が低い。
イカのフライとコーラで91ランド(760円)。美味しかった。
昨日バスを降りたところが町の中心で観光地でもあるようなので歩いて行ってみる。
歩いていると途中で目の前で地元の人が乗る車が停まり、「ここから向こうはホームレスだらけでスリ、ひったくりで危ないぞ。歩くな。」と言われた。歩くなって言われてもどう観光しろというのだ。
ドンキン・リザーブ, ピラミッド AND ライトハウス
とりあえずホームレスには気を付けながら、Googleマップで観光地マークがある所に行ってみた。
教会は閉まっていて入れない。郵便局も閉鎖されている。
ポートエリザベスを設立したラフェイン・ドンキン卿が亡き妻への追悼の意を込めて建てた石のピラミッドらしい。
すごい年配の観光客が何十人もいたので中国人かと思ったが、声を聞くと日本人。
どうやらピースボードが今日ここに停泊しているらしい。20代の女の子が2人だけいてなんかちょっとかわいそうだった。ピースボードの平均年齢は70歳位?テンション合わないだろうな。
建物は綺麗なんだけど人が全く歩いてなくて治安が怖い。まるでゴーストタウンのようだ。
コロナ以降観光客がいないのだろうか?なぜ車を半分に切る。
地元の図書館
歩いていると建物の入り口にいた警備員が「見学していかないか?」と声をかけてくれた。
観光地でもなんでもない普通の地元の人の図書館。本は古そうなものばかりで客はいなかった。
ステンドグラスが美しい。ここは来て良かった。人がいないのがいい。アフリカ人は本はあまり読まないのだろうか。
帰りは節約で宿まで30分歩いて戻った。確かにホームレスをよく見るので治安は悪いんだろう。一般の人を見つけてその人らの後をついて歩く。
ポートエリザベスから深夜バスでケープタウンへ
ポートエリザベス、少し期待していたのだが閑散としていたのでもう今夜のバスでケープタウンに向かうことにした。
ネットからIntercape社のバスを予約。深夜バスで移動したほうが宿代が浮くので夜発にしたが、夜発のバスは昨日降りたバス停でなく、少し離れたこの場所から出発。
宿をチェックアウトしUberで来る。
19時半出発のバスだが、1時間も前に着いたので、荷物を待合室のベンチにチェーンロックし隣のスーパーを覗くことにする。
寿司が売っているが高い。夜ご飯は今夜もコーラとポテチだけにする。
今夜のバスは時間通りに来た。あまり朝早くにケープタウンに着きたくないので、今回はもう少し遅く来てもいいんだけど。本来はこんな風にちゃんと時間通りに来るのだろう。
ケープタウン到着
朝の6時50分、ケープタウンに着いた。バスにはトイレもついているし快適だった。
暗い中南アフリカを歩くのは危険だと判断し、明るくなるまで待合室で待つ。
これは賢明な判断だった。後日ケープタウンで出会った日本人はこの近辺でホームレス数人に襲われiPhoenをすられてしまったらしい。他にもホームレスらに囲まれたという話を他の人からも聞いたので、このバスターミナルの近くではスリが常習化しているようだ。
7時20分。30分もするともう明るくなって外に人がたくさん歩いているのが見えたので、外に出た。
ここがアフリカなのかと思えるぐらい建物が綺麗だ。ヨハネスブルグはギャングに荒らされた後の廃墟ばかりだったのに。
ビルと山が混在していて美しい街並みに見え気に入った。この時はまだケープタウンの治安の悪さにも気付いていなかった。
91 Loop Boutique Hostel
予約していたホテルへ向かう。ケープタウンに宿泊するバックパッカーはほぼここ一択だろう。料金は1900円と最安値に近いのに、6種類から選べる無料の朝食付き。
カプセル形式で、ベッドの中も横にいっぱい荷物が置けるほど広くコンセント・電気、電子ロッカー、完備で居心地が最高だった。
15時からしかチェックインできないと言うので荷物を預け、ホテル併設のレストランでサンドイッチを頼んだ。フリーで付いてくる朝食の残りなのかパンケーキをサービスしてくれる。
ケープタウン、アフリカとは思えない都会だが、ビル、山、海辺にあるような木々が混在していて気に入った。
天気予報を見ると明日は曇り。なので今日、今からビルの隙間から見えたケーブルマウンテンに登ることにす。今日はまだ体力がありそうだ。
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