エジプト

カイロまでミニバスで向かってみる。旅の途中で聞く仲間の訃報(2024.1.30~31)

エジプト
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2024.1.30(火)1ドル≒30エジプトポンド(公定)、1ドル≒65エジプトポンド(闇レート)

10時頃起床してパッキング。残りのご飯やラーメンで朝食を作って食材を片付け12時にアパートをチェックアウトする。Lenは相変わらず12時位に起きてきて私たちと一緒にカイロに向かいたそうだったが「今から朝食を作って食べてから行く。」と言い出したのでアパートに置いてきた。

ルクソールからカイロへミニバスで向かう

いつも通り10ポンドを払って西岸から東岸へ移動。

荷物を引きずってルクソール神殿の前を通り・・・

鉄道駅付近の旅行会社へ来た。
ここからカイロ行きのGoBusに乗るつもりだったが、同行者が「それじゃあ面白くないからローカルバスで北上して途中の町で1泊しながらカイロへ行く。」と言うので、面白そうなのでついて行くことにした。
そんな経路はネットのどこを探しても載っていない。誰もがルクソールからはカイロ直行だろう。

旅行会社で、英語が堪能なTがローカルバスでの行き方をスタッフに聞いている。
私には「ここから15分歩いた所にあるミニバスステーションからバスでキナという町に行ってで乗り換えろ。キナからはソハグアシュートなど色んな町へ行く大きなミニバスステーションがあるよ。」という話しか聞き取れなかった。
15分以上スタッフと話し込んでいるTに「何を話しているの?全然聞き取れない。」と聞くと「ずっと同じ内容を繰り返し言ってた。」と言う。うーん、エジプト人しつこい。

最高レートの闇両替

更にここのスタッフに頼んで別の場所にいた闇両替屋も呼んでもらった。
最初1$=50ポンドと言われたのに、Tは「昨日65って言ってた人いたし、じゃあいいや。」と帰るふりなどして、あっという間に1$=65ポンドまで価格を釣り上げた。器用で交渉術に長けている人は羨ましい。私なら最初の50ポンドで両替していただろうな。ありがたく便乗してこの金額で30$だけ両替する。

それにしても本当はいくらでエジプトのブラックマーケットは流通しているんだ。
65ポンドで応じるってことは75ポンド位で取引されているのだろうか??

徒歩15分のローカルバスステーションまで歩いて行こうとすると、旅行会社のスタッフが知り合いのタクシーを呼んでくれた。ドライバーは自分で「俺はいい奴。バス停まで30ポンド(90円)でいい。」と自己紹介する。
そしてタクシーの中で話込んでいると、最後の方で「北上するのか・・・昨日オーストラリア人カップルを送迎したんだけど、川沿いのルートは検問があって外国人は通れなかったと言っていた。」と言い出す。

ルクソールのケナ行き、ミニバスステーション

そしてバスステーションに着くと、ドライバーはアラビア語で入口のガードマンに何か色々聞いていて「やはり川沿いを通るこのバスでは、途中でパスポートコントロールが3か所あり外国人は通れないらしいぞ。俺が検問のない砂漠地帯を通って送ってやる。2人で10$でいい。」と言う。

確かに、カイロからルクソールまで来るバスも、大きく迂回して砂漠地帯を通って来た。なので本当だろうか。
考えあぐねていたら、Tが「通れなかったら、もうケナに行くの止めて、ルクソールの町に戻って大きなバスでカイロまで行くよ。タクシーでは行かない。」とはっきり断る。
ドライバーは「絶対行けないぞ!それにタクシーの方が楽じゃないか。じゃあ8$!」と金額を下げてくる。それでも断ると「7$でいい、日本人からしたら7$は高くないだろう、なぜなんだ!」と態度急変。

ルクソールからケナまでミニバス移動

タクシーで1時間以上かかる距離を7$は高くはないけど、嘘をついて騙すその態度が嫌だ。それにローカル移動がしたい。
怒るドライバーを後にしてバスに近づくと「外国人は無理」など全く言われず普通に乗れた。

満席になったら出発するスタイル。30ポンド。「外国人は行けない」なんてやはりタクシー運転手は嘘をついていた。

途中の景色がのどかでいい。
砂漠地帯を通るGoBusに乗っていたら見れなかったであろう、川沿いののどかな田舎町の風景を堪能する。

ケナのミニバスステーション

1時間で終点のケナの町中に降ろされた。
乗客に英語を話せる人がいたので聞き込みをすると、ここからまた西へ車で10分程行ったミニバスステーションからでないと、他の町へ向かうミニバスには乗れないらしい。

その乗客の人がタクシーを呼んでくれ、バスステーションまでタクシーで40ポンドで行ってくれると言うのだが、さっきのタクシー運転手のせいで疑心暗鬼になっていた私は、更にその辺の地元の人に聞いてローカルバスに乗り込んでバス停へ向かうことにした。5ポンド。

15時半。ミニバスステーションに着いた。
Tが今日はアシュートという町まで行きたいと言うのだが、アシュート行きのバスはさっき出たばかりだと言う。

まあトイレに行ったりご飯を食べたりしていたら、すぐに人が集まってくるだろうとたかをくくっていたのだが・・・

私たち2名の他に全く人が集まらない。1時間以上経ってやっと他に2名だけ来た感じ。
ケナの町中に着いた時に、ここまでローカルバスじゃなくタクシーで来ていたらもう1本前のバスに間に合っていたのだろうか。自分が選んだ手段に後悔するが、たらればで判断が難しい。

2時間以上待っても6人しか集まらなかった。もうこの町に宿泊しようかと相談していたところ、運転手に「もう出発するけど一人100ポンドでいい?」と聞かれる。本当は70ポンド位の料金なんだろうけど快く了承する。

17時45分に出発。
満席になっていなくてもバス会社の負担を心配することはなかった。途中の道路でこのバスを待っていた地元の人たちが何人も立っていて、直ぐに満席になった。
そしてミニバス。昼間は感じなかったが、日が暮れるとびゅんびゅん容赦なく引き違い窓の隙間から冷たい風が入ってくる。それが冷たすぎて凍えそうになった。これは盲点だ。

アシュートに到着

21時にアシュートという町に到着した。
観光地ではないのか、Booking.comで予約できる宿がない。
町中の繁華街付近で今夜泊まれそうな宿を歩いて何軒も聞くが、安いところは満室、他は1泊1人3千円位と高かった。

エジプト最安値宿

歩いている地元の人に聞いて案内されるホテルも全部高かったので、Tがミニバスの中で予約しておいた郊外のユースホステルへタクシーで移動して行くことにした。
どうやって見つけのたか聞いたらGoogleMapで検索し、そこに載っている電話番号にかけて値段を聞き、押さえのために予約しておいたと言う。

ドミトリー1泊65ポンド。闇レートで両替しているせいもあるが、200円を切っている。しかもホットシャワー付き。なんでこんな安いんだ。

近所でチキン屋を見つけて食事。これも150円位。この日は移動だけの1日だった。

Tに付いて来たおかげで、他の人がどういう旅をしているか知ることが出来た。外国人向けの長距離バスでありきたりのルートを移動するのも楽だが、こうやって地元の人に聞きまくってローカルバスで移動するのも、ネットで見たことがない町へ行けて風情があっていい。

しかし私もこれなら経験はある。
ほぼ情報がないイランのホルムズ島だ。しかしホテルを探して長時間彷徨い歩くのは、楽しみより苦しみの方が大きかったような・・・次からは中東では英語が通じないと決めつけず、電話しまくろう。


アシュート町歩き

次の日。アシュートという町を歩いてみる。

ルクソールの旅行会社のスタッフは「とてもいいところだよ。」とお勧めしてくれていた町だ。
ナイル川の景色が美しい。

昼ご飯にハンバーガーセットを2人で分けて食べている時に、前の会社の人から「〇〇が亡くなった。」と連絡が来た。

〇〇さんというのは日本で皆でよく一緒に飲んでいた40代の男性だ。
花見、ビアガーデンんど毎年一緒に行っていた。なぜ亡くなったのかよく分からず頭が混乱したまま町を歩く。

同行者の気分が沈まないように、このことは黙っていたが、頭がぼーっとしていて私にはこれ以降の記憶があまりない。

列車、モスクや教会も訪問。かわいらしいデザインだ。この教会は外観の写真を撮っただけで警備の警官にめちゃめちゃ怒られた。付近のビルからいくらでも撮れると思うのだが・・・

アシュートからカイロまでGoBus

中に入る気分でもなく、そのまま15時発のGoBusでカイロへ向かう。

GoBusの方が隙間風はなく快適だった。200ポンド。

3度目のカイロに到着。

ウェイク アップ!カイロ ホステル

前回と同じホテルも面白くないので、バス停近くのドミを予約しておいた。朝食付きで1泊300ポンド。

場所もいいし、ベッドのふかふか具合がエジプトでNo.1だった。しかも安い。
延泊したかったのに次の日は予約でいっぱい。

近所の有名なコシャリ屋さんへ。5階まで満席という人気店。

有名店のコシャリなら好きになるかと思ったがやはり残飯感・・・柔らかいパスタ麺にただのトマトソース味は好きになれなかった。

そして本当にここ辺りの記憶がない。親しい人が亡くなったと聞いて精神状態が少しおかしかったと思う。全然喋らないし同行者に変に思われていないだろうか。
観光する気分でもないし、たまたま一昨日、一時帰国の便を予約していて良かった。

この日はここで就寝。

3日後に日本へ戻る。

コメント

  1. ミシェル より:

    知り合いの方の訃報をきかれ、傷心のなか、よくぞ旅行記を更新されました。一時帰国で心が癒されますよう祈っています。

  2. mikipu mikipu より:

    ありがとうございます。日にちが経ちもう大丈夫です。のんびりして次の旅行先を探しています(^^)