イラン滞在中にクレカの保険が切れ、パスポートも破れ、メインクレカがアゼルバイジャン以降不正利用で止まっているし、2月のエジプトは寒すぎるしで旅を続けるのを断念、一時帰国。
暑くなる前に3月中にモロッコへ飛ぼうと思っていたが、またも歯医者などで4月半ばまで日本に足止めされることになった。
2月3月と丸々何も出来ない空白期間になるのが惜しいが仕方ない。英会話の勉強とインスタの写真整理でもしようか。
4月半ばにミラノサローネが開催されるので、デザインの勉強のために治療が終わり次第イタリアへ飛ぼうかと思う。
9月にウズベキスタンから再出発した中東・エジプト旅の費用をまとめてみた。
期間:2023.9.22~2024.2.5
最初のウズベキスタン12日間だけ友人と3名での観光旅行。
ドミトリーではなく、朝食付きのいいホテルに泊まった。
それ以降はひとり旅で、ドミトリー宿泊のバックパッカースタイル。
締め付け過ぎず、たまにシングルに泊まったり、高くて美味しいものを食べたり。
ウズベキスタン以降は全く行き先を決めていなかったので、出会った人らに聞きながらフラフラ周遊。
経路
- ウズベキスタン:タシュケント→ヒヴァ→ユルタキャンプ→ブハラ→サマルカンド→タシュケント
- キルギス:ビシュケク→カラコル→アルティンアラシャン→チョルポン・アタ→ビシュケク
- カザフスタン:アルマトイ→飛行機で飛ぶ
- アゼルバイジャン:バクー→シェキ
- ジョージア:シグナギ→トビリシ→<アルメニアへ>→カズベキ→トビリシ→ムツヘタ→クタイシ→バトゥミ
- アルメニア:エレバン
- トルコ:トラブゾン→カッパドキア→アンカラ→コンヤ→アンタルヤ→パムッカレ→セルチュク→イスタンブール→飛行機で飛ぶ
- イラン:テヘラン→イスファハーン→ヤズド→シーラーズ→バンデラアッパーズ→ケシュム島→バンデラアッパーズ→バム→バンデラアッパーズ→テヘラン→飛行機で飛ぶ
- ヨルダン:アンマン→ペトラ→アカバ→フェリー移動
- エジプト:ダハブ→カイロ→アレキサンドリア→シワ→カイロ→ルクソール→カイロ
飛行機・フェリーと記入のあるところ以外は全てバスか列車で移動。
南米はLCCとバスの金額があまり変わらなかったのでよくLCCを利用していたが、中東はバス・列車が安かったので陸路移動。
イスラエルがあんなことにならなければヨルダン→エジプト間は陸路で行けたのだけど。
項目別グラフ
4.5ヶ月間の滞在費は上記グラフの690,570円。
往復の航空券代【日本→ウズベキスタン(70,487円)、エジプト→日本(37,463円)】を含めると・・・
総計798,529円となった。
同じ位の期間でアメリカ→メキシコ→中米→南米は150万よりはかなり安く終わった。
中南米がほとんど日本人に会わなかったのに対し、今回は様々な出会いがあり、人やイスラム文化と深く関われた楽しい旅だった。特にイランが。
暑いウズベキスタンから入ったため、途中でセーター3枚とジャケット1枚を購入。日本でも着れるようにZARAで購入したので、この服代は旅費に入れなくてもいいかもしれない。
生活用品はシャンプー、リンス、化粧品、歯磨き粉などの買い直し。
食費は食い倒れジョージアで散財し過ぎた笑
国別グラフ
国別グラフ。
アゼルバイジャン、イラン、ヨルダンには飛行機で飛んだのでその費用が含まれている。
そしてイランとエジプトにはビザ代が含まれている。しかしこの2国の滞在費が群を抜けて安い。(闇両替のお陰だろう)
国別の費用内訳
ウズベキスタン12日
タシュケント→ヒヴァ→ユルタキャンプ→ブハラ→サマルカンド→タシュケント
総計79,015円。
主にホテル代。レジャー費の大半はユルタキャンプ代120$。
キルギス・カザフスタン14日
キルギス:ビシュケク→カラコル→アルティンアラシャン→チョルポン・アタ→ビシュケク
カザフスタン:アルマトイ
総計54,266円。
カザフスタンには3日しかいなかったのでキルギスと一緒にまとめた。カザフは外食費高い。
アゼルバイジャン7日
バクー→シェキ
総計51,292円。
カザフ→アゼルバイジャンまでの飛行機代を除いた純粋な滞在費は19,612円。
自炊していたし、博物館や城に入っていないし、何してたんだという位安い。
ジョージア20日
シグナギ→トビリシ→<アルメニアへ>→カズベキ→トビリシ→ムツヘタ→クタイシ→バトゥミ
総計117,717円。
前半7日、アルメニアに行って戻ってきた後半13日の計20日。
日本人の人らと、飲み、ワインセミナー、鍋パーティなどに参加していたので食費が凄い。
ジョージアの外食は全然安くないし、ドミトリーも1泊千円を超える。
寒くなってきたのでセーターや靴下など購入、歯磨き粉やシャンプー、化粧水も無くなったので補充。
縦断した割に移動費は安い。
アルメニア7日
滞在はエレバンのみ
総計30,385円。
高級アルメニア料理や日本食レストランに行って散財。レジャーはツアーと博物館代。935円の博物館は入る価値なかったかも。
トルコ17日
トラブゾン→カッパドキア→アンカラ→コンヤ→アンタルヤ→パムッカレ→セルチュク→イスタンブール
総計104,515円。
トルコもジョージアと同じく縦断。気球ツアー、パムッカレ入場費などレジャー代が一気に高くなる。SIMカードも高かったのでeSIM購入。宿代もイスタンブールのドミ以外高かった。
イラン24日
テヘラン→イスファハーン→ヤズド→シーラーズ→バンデラアッパーズ→ケシュム島→バンデラアッパーズ→バム→バンデラアッパーズ→テヘラン
総計91,669円。
トルコ→イランまでの飛行機代と2024年2月から廃止されたビザ代を除いた純粋な滞在費は
68,805円。
外食もしていたし、個室にも泊まったし、正月料金の5,400円の宿にも宿泊したのにこの滞在費。
本当に100$両替したら全然減らなかった。ヒッチハイク・・・というか親切なイラン人たちが5回タダで車に乗せてくれた。安過ぎ、イラン。
ヨルダン9日
アンマン→ペトラ→アカバ
総計79,347円。
イラン→ヨルダンまでの飛行機代と出国税を除いた純粋な滞在費は
39,912円。
殆どが世界一高い入場料のペトラ遺跡代。
エジプト23日
ダハブ→カイロ→アレキサンドリア→シワ→カイロ→ルクソール→カイロ
総計82,373円。
ヨルダン→エジプトまでのフェリー代11,039円とビザ代25$を除いた純粋な滞在費は
67,581円。
ここも外食もして、ダイビング2回して、クフ王のピラミッドの中に4,900円で,入ったというのにこの滞在費。宿もタクシーもずっと複数人で移動していたのもあるのだろうな。エジプト楽し過ぎ。
所感と反省点
最初のウズベキスタンとキスギスは本当に食費・移動費が安くイージーモードだった。
ジョージアとアルメニアでは、もっと自炊すれば食費は抑えられた。
トルコのアンタルヤとアルメニアのエレバンの博物館は面白くなかったので行かなくてもよかった。
ヨルダンでカードを使うと勝手に日本円換算ボタンを押されて請求額が高かったので(ペトラ遺跡も)現金を下ろして使えば良かった。
一人で移動するより、知り合った人らとタクシー、宿、食事をシェアしたら安くあがるし楽しい。人に合わす忍耐力、自分と違った価値観も学べたと思う。
日本人じゃない人も入れて周る方が、学びの振り幅や刺激も大きく楽しい。しかし私の英語力だけでは話が盛り上がらないので、色んな国々、場面で一緒にいてくれた日本人の方々に感謝する。
去年から旅をしていてつくづく感じるのは、その町の印象は、宿泊した宿とそこにいたメンバーによるところが本当に大きい。
この宿だから快適で楽しかったと言うわけでなく、そこでどんな人と出会うかが旅の楽しさを左右し、それは正に運とタイミングである。
私は今後もドミトリーに泊まり、様々な人と関わり、自分とは違う価値観や考えを学びながら旅を続けたいと思う。
次の出発が待ち遠しい。
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