2025年5月4日(土)1元=20円
2025年ゴールデンウィークがもうすぐ終わる―――――。
パンダ基地・リベンジャーズ計画
昨晩はTrip.comで、5日先まで売り切れの「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」(熊猫基地)の午前券を、仕方なくまだ売れ残っていた園内の「パンダ・ミュージカル」券とのセットで購入。約4,600円と、入場チケット1,100円からは3,500円の課金。
早朝に予約していた重慶行きの高速鉄道も課金して夕方に変更した。
「パンダ・ミュージカル」券とのセット券は、何時からパンダ基地に入場できるかの記載がなく、少し不安だったが、ミュージカルが11時スタートなので、きっと午前券の7時半から入れるだろう。
タクシーで成都パンダ繫殖基地へ
昨日は昼からの入場なので、時間に余裕があり倹約して地下鉄で行ったが、朝7時半にパンダ基地に着こうと思うと、かなりの早起きが強いられる。なんとか起きれたが、体力温存のため、DiDiアプリでタクシーを呼ぶことにした。

今日は、昨日入場した南門ではなく、西門に行ってもらうことにした。涼しくて快適、快適。
ここでもやはり、運転手が私が外国人だと分かると、何を言ってるか分からない中国語で(笑)パンダ基地の説明をしてくれた。
料金は27.5元(550円)。(地下鉄とバスなら180円)
中国のタクシーは安い。早朝ならタクシー一択だろう。(9時以降は大渋滞するので電車の方がいいかも?)
パンダ繁殖基地の無料の荷物預かり所
朝8時。西門に到着。もうオープンしてしまっていたが、ゲートは昨日の昼過ぎより全然人は少ない。

入場する手前の、左側にあるインフォメーションセンターに無料のコインロッカーがあった。ここから直接、重慶へ移動する予定なので、スーツケースを持ってきていたから助かった。
関西万博の入口で荷物を預けると1万円は、ぼったくり。中国を見習って欲しい。
パンダ繁殖基地の西門から入場
購入したチケットとパスポートのデータが紐づいているはずなので、入口でパスポートを係員に見せる。午前券とはっきり書かれていないチケットだったので、入れるかドキドキしたが、すんなり入れた。

売り切れで諦めていたパンダ基地午前券。やった!入れた!
西門は南門と違って小高い丘からスタート。

これから見れるであろうパンダにわくわくしながら進む。道が真っすぐじゃないので、地図を見ながら進んでもやはり自分がどこにいるかよくわからないが。
パンダ祭りの熊猫渓谷区

西門からは、山月館、秋月館、望月館、云月館・・・などと名前のついた丸い建物があり、その裏は屋根のない展示になっている。近い館から入ってみる。

起きてるやん。

めっちゃ 起きてるやん。

8時半がちょうど朝食タイムのようで、ドアの鉄格子の窓から新鮮な竹が雑にぼんっと投げられ支給される。それを待ち遠しそうにおねだりしている。周囲の昨日の古い笹には興味がないようだ。グルメだな。

食べ終わったらう●こして寝るパンダ。だらしないなぁもう。

お尻 割れてるパンダ。

外の展示にやってきた。ミニ池で遊ぶパンダ。

暑くなってきたので、急に水に浸かったかと思うとじっと考え込む パンダ。

寝ながら、笹食べるパンダ。

木に挟まる パンダ。
どいつもこいつも、朝はとにかく動きまくっている。パンダがこんなに活発だったなんて。見ていて全く飽きない。周囲の中国人らも皆大喜びで動画や写真を撮りまくっている。
カートの乗り方
まだ9時過ぎだが、暑くなってきたので、広すぎるパンダ基地を歩くのがキツくなってきた。カートに乗ることにする。パンダタワーの近くのカートの停留所で、チケットのQRコードを読み込んでWeChatで払おうとする。だが、ここでも中国の電話番号が必要だった。
停留所にいた係員のお姉さんに、電話番号を入れてくれと頼むが、それでも上手くいかない。係員のお姉さんに、現金で30元渡したらチケットが購入出来ると言われたが、現金を持っていない。どうにも困っていたら、お姉さんが近くにいた子連れのおばさまに、「この人が私があなたのWeChatに30元送金するから、現金を渡してあげてくれないか。」と頼んでくれた。

中国を入国して初めて手にした現金。本当に係員のお姉さんもスマホの翻訳機能を使いながら一生懸命対応してくれた。親切過ぎる。

これがカート乗り放題のチケット。600円課金したが、早朝に1回乗っただけで、その後は人が多過ぎて全く乗れなかった笑

快適に進む。本当に広いので、このカートを上手く乗りこなさないと全部は回れないだろう。
屋外の密林区

パンダ密林区に到着。かわいい!かわいい!

ほんと、すぐ木から落ちてどんくさいのだが、人から守ってもらうために、かわいさに全振りしたんだろうな。

仲間4人でじゃれ合う パンダ。
ミュージカル「パンダ」とは
パンダ ミュージカルの予約時間の10時が近づいてきた。ミュージカルを見るのはやめてパンダを見続けていた方がいいような気がするが、やはりパンダミュージカルがどんなものか、好奇心がうずく。
園の中心地にある建物へ急ぎ、ミュージカルを見ることにした。

変なパンダのメイクと中国語の歌詞。うーん。ちょっと想像していたものとは違っていた。中国語の発音は歌に向いていないか??もう出たかったが、指定された席は前方の真ん中。人も少なく、途中退場はしづらかった。後悔・・・後悔・・・

1時間を無駄にしてしまった。好奇心とは恐ろしい。
昼が近づいてきて温度が上がってくると、パンダたちはエアコンの効いた建物内に入れられるようだ。
そして一斉に寝ている。落ちないか?それ。

昔の野生のパンダはこの暑さで大丈夫だったのだろうか??

12時。重慶へ行く高速鉄道を13時半に予約してある。12時にはここを出ないと。
カートを待っていたら間に合わなそうだ。暑さの中、西門の出口まで猛ダッシュした。

なんとか出口に12時に到着。預けていたスーツケースを取り出す。
かなりのパンダが見れて大大大満足だった。
和歌山にまたパンダが来る時はあるのかな。2019年頃には7頭もいた気がしたのだけれど。
それまでは、またこの成都まで来たらいいか。飛行機片道1.9万だし。他のパンダ基地には世界で1頭しかいない茶色の毛のパンダもいて、その子も見てみたい。
成都東駅
パンダ基地の出口を出てすぐ、地下鉄の駅までの送迎バスが停まっていたので乗り込む。この時間帯はタクシーだと渋滞して危険だ。

成都東駅。出発10分前に到着。

高鉄に乗り込んだのは出発2分前だった。あぶない。もっと遅い列車にすれば良かったな。
成都から重慶には2時間で到着する。何があるか分からないが、とにかく重慶から日本に帰国するチケットが1.9万と安かったから目的地を重慶にしただけだ。
どんな街なんだろう。満席の鉄道からの車窓を見ながら、少しわくわくしていた。
コメント