2025年5月2日(金)1元=20円
夜に黄龍から成都の春熙路(チュンシールー)に戻ってきたの。今回もTrip.comで宿を予約してある。中国の宿はネット規制のためGoogleMapの地図には出てこない。
三分之一青年旅舍(成都春熙路太古裏)

Amapで辿り着いたビルは外観は古くてボロボロだった。エレベーターもこれ・・・大丈夫だろうか。

普段は1泊1,000円程度の女性専用ドミトリー。5月1日からの中国5連休に入ってからは1,800円に値上がりしている。受付の金髪の小太りのお姉さんは恐ろしく愛想が悪いが、他の男性従業員らはまだマシ。

部屋はいつも通りとっても清潔なカプセルタイプ。ランドリーサービスがたった8元(160円)で利用できると見て予約したが、しかし3つある女性用トイレは全部和式。次からは口コミを見て洋式トイレがあるホステルを予約することにしよう。
明後日の朝、成都から重慶へ移動する高鉄のチケットを予約してある。重慶に行きたかったわけでもないが、兵馬俑のある西安行きの高鉄チケットが中国人にも大人気なのか、予約でいっぱいだったのだ。それに大都市重慶から日本へ帰国する航空券も1.9万と安かった。
成都には明日と明後日丸一日滞在できる。成都での目的はもちろん「パンダ繁殖基地」だが、Trip.comの入場チケット予約欄を見ると、明日も明後日も空いているようだ。移動で疲れているので、パンダを見に行くのは明後日にして、明日はのんびり成都の街を観光しよう。そう思って眠りについた。
春熙路(チュンシールー)観光
次の日。宿の下のコンビニで40円のペットボトルの水を買い、成都の街を散策に出掛ける。

連休中とあって街は大混雑。4月に訪れた時とはまるで別世界である。

人、人、人。なんですかーこれは。本当に歩けない。渋谷や心斎橋なみ?

有名な老舗麻婆豆腐店。youtuberが何人か紹介していたが、物凄く辛いらしいのでパス。
IFS国際ビル

IFSビルの屋上に登れるとネット情報で見てやってきた。ビルに登るパンダがいる!

やはり成都でもパンダは大人気のようだ。

ショッピングモールの屋上まで行く。ショッピングモールは混んでないのだが・・・

屋上のパンダスポットは大人気。ビルに捕まっているパンダはこれか。

カフェにでも入ろうかと思ったが、1000円近くして観光地価格。抹茶も中国では人気のようだ。
太古里(Taikoo Li)ブランド街

ビルのすぐ裏にある、4月にもちらっと寄ったブランド街へ来た。風情ある建物がいい!

清代以前から残る四川風の伝統建築や路地を活かし、現代の感覚で丁寧にリノベーションされたものである。なんて素敵なんだ何も買えないけど。

創建が西暦300年代の大慈寺。唐代には玄奘三蔵がここで修行したらしい。

お腹が空いてきたので、ブランド街から地下鉄へ行く地下街に小籠包のお店があったことを思い出し、行ってみた。蟹シュウマイ810円。
錦里古街(ジンリ・ぐうがい)
そのまま、地下鉄に乗り、錦里古街へ向かう。伝統的な建築とグルメ、工芸品の屋台がずらりと並び、古き良き四川の風情を体感できるらしい。

何ですかこれは笑 入れん。

つて三国志の英雄・諸葛亮孔明を祀る「武侯祠」のすぐ隣にある通り。

美しい石畳の通り、赤い提灯、歴史の面影を残す建物──
いや、建物、全く見えないのよねー。日本の連休と中国の連休はずらして欲しい。

もう風情を感じるのは諦め、食に走ることにする。めっちゃ美味しそう!日本でこんな大きなイカ、屋台で売ってたっけ?

山椒みたいな粉をいっぱいかけられたが、辛くはない。25元(500円)とめっちゃお得。
とにかく全く建物は見れないまま、人酔いしただけの錦里だった。イカを食べに来ただけで終わった。本当は風情ある通りだと思うのだが。

結局、大混雑に疲れ宿の近くのショッピングモールまで戻ってきてトイレを拝借。
通路になぜか鶏がいる。カフェで休憩する客の荷物のようだ。
屋台歩き

四川省と言えば「火鍋」では?と思って勇気を出して女ひとりで火鍋屋に来たが、QRコードでしか注文が出来ず、それがまたも楽天SIMでは上手く繋がらず、従業員のお姉さんの携帯の電波をテザリングさせてもらっても無理だった。なくなくお店を出る。

街をさまよっていると屋台街に辿り着いた。GoogleMapの地図には「青年路」とある。

様々なものが食べ物が売っている。向かいに席もあるのでここで夜ご飯にしよう。

ビールを売っているお店に魚のフライも売っていたので、一緒に頼む。お店のおじさんは私が外国人だと分かると凄く愛想よくしてくれた。

ここにいる中国人らもひとりでいる人などいない。皆、家族連れやカップルだ。そういえば今現在、私には彼氏がいるんだったが、「○○へ旅行へ行ってくる。」と言うと面白くないのか、いつも連絡が途絶える。こういう時に楽しいことも分かち合える間柄がいいのに。帰国したら別れよう。ねこが慰めにきてくれた。
中国のSPA

宿の近くにある古いビルにSPAがあったので帰りに寄った。黄龍と九寨溝で3万歩あるいてボロボロの身体を、マッサージで疲れを取りたい。

古いビルの階段を上がると思っていたより豪華でびびった。

中国語しか通じないし、メニューも読めない。90分235元(5,000円)のコースにする。日本でいつも行っている所より割高だったが、もう働いてるんだし、ここはケチらないことにする。

中国語しか通じないので、コースの内容もかっても全く分からなかったが、バスローブに着替えたらベッド付の個室に通された。奥にはシャワーとトイレがある。まるでラブホテルのようだ。

マッサージしてくれる人は若い女性だったのでほっとした。ベッドの下側を開けると足湯スポットが出てきた。最初の30分は足湯につかりながら肩や背中をマッサージしてくれたが、うつ伏せになってマッサージされた方が気持ちいいから、このシステムはいらんかな。

60分の身体のマッサージと30分の足つぼが終わると、お茶とおつまみが出てきた。マッサージをしてくれた女性が必死で壁のインターホンを押すジェスチャーをしながら中国語でいっぱい説明した後、出て行った。全く理解出来なかったが、壁のタイマーが60分からどんどん減っている。お茶を飲み終わったら壁のインターホンを押して部屋の鍵を開けてもらって出ていけということだろうか。
10分位でお茶を飲んでインターホンを押したら、男性従業員がドアを開けてくれ、更衣室まで案内してくれた。マッサージ後に部屋を出るのがあまりに早いので驚いたようで、ジェスチャーで「お前、もういいのか?シャワー浴びた?」と聞かれた。
しまった。部屋の横にあるシャワーを浴びて、あの部屋のベッドで残り60分間、ゆっくりしてよかったのか。ちゃんとGoogle翻訳で女の人に確かめれば良かった。

まあもう夜も遅いし、ホステルに戻ってからシャワーを浴びることにしよう。欧米人は朝にシャワーを浴びるから朝がシャワーが混んでいるんだけど、中国人は夜に浴びるから夜が混んでいる。

路上のタピオカミルクティーが美味しそうで購入したが、美味しいのだが常温。機内のビールも常温だったし、コンビニの水も常温。中国人は冷たい飲み物はあまり飲まないのだろう。
宿に着いてから、明日行く成都パンダ繫殖基地のチケットを予約して行き方も調べよう。
この時はまだ、パンダ繫殖基地にパンダが活発に動く午前中に行けると思っていた。
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