ギリシャ

列車でカランバカからアテネへ移動してアクロポリスへ、アテネの民度とは(Day425-6)

ギリシャ
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1€(ユーロ)≒174円
ギリシャ3日目、カランバカ3日目

今日は列車でカランバカからアテネに向かう。

カランバカからアテネまで列車移動

宿をチェックアウトし、10時のバスに乗るため鉄道駅に到着。
昨日ここで購入したチケットは2枚あったので、窓口の人に「乗り換えるの?」と聞くとPalaeofarsalos駅まではバス、そこから列車に乗るらしい。やはりカランバカに鉄道が走っている気配はないし廃線になっているようだ。

バスは半分ぐらいの乗車率だったので、当日チケット購入でも大丈夫そうだった。

Palaeofarsalos駅

11時40分。
Palaeofarsalosの鉄道駅に着いたら、リアル北斗の拳の世界のような駅。鉄道駅はどの駅も落書きだらけだし、ギリシャの人って民度低いのか・・・

廃墟かと見間違うような駅。他の乗客も全員降りたので、ここで乗り継ぎなのは間違いなさそうだ。

駅の売店でトイレを借りたので、何か購入しないと悪いかなと思いサンドイッチとコーラを購入。
サンドイッチは常温で置いてあったのだが、びっくりするほど不味かった😇
ギリシャ料理も期待出来ないな。

12時15分。列車が来て乗り込む。トイレもあるしゆったりしている。やはりバスより快適。

アテネ駅

15時。2時間でアテネ駅に到着。ギリシャ文字が宇宙文字のようでびびる。
この路線はバスで行くより列車の方が断トツ速い。

ここのところずっと誰かと一緒だったので、観光やホテルをじっくり調べ切れていない。
昨晩慌てて予約したホテルに地下鉄で向かう。
アテネなんて有名都市なのに珍しく地下鉄でクレカタッチが使えなかった。毎回券売機でチケットを1.3€で購入。

地下鉄を降り、炎天下の中15分歩いてGoogleMapに印を付けていたホテル、Acropolis View Hotelに到着したが、レセプションの男性に「予約ないよ?」と言われる。あまりにも高級ホテルだったのでおかしいと思っていた。
スマホを確認したら、予約していたのはAcropolis View Dreamだった。

予約していたAcropolis View Dreamは鉄道駅からすぐだった。
・・・この炎天下の中、また戻らないといけない。地下鉄代も往復無駄だったし、あほあほあほ。

高級ホテルのレセプションの男性は地図をくれて「君のホテルはこうやって行くんだよ。」と説明し、ホテル自家製のレモネードジュースをくれた。やはり高級ホテルは違う。
お願い、安宿過ぎて恥ずかしいから私のホテル、いやホステル見ないで。

Acropolis View Dream

アクロポリス駅から宿のあるアテネ駅に戻る。
戻って来る時のアクロポリス駅には改札がなく地下鉄に乗れてしまったが、帰りは改札があったので出れなくなった。駅員に言っても面倒そうに改札を指差しギリシャ語で何か言ってくるが何を言っているか分からない。やる気あるのかこのやろう。
困っていると通りすがりの黒人男性が自分の定期券をタッチしてくれたので駅から出れた。

ホテルに入るとかなり大人数のホステルなのだが、レセプションには人がいない。
これ以降、こういったセルフチェックイン形式の宿が多くなる。1泊15€。

セルフチェックインをしてメールに送られてきた番号の部屋に入る。女性専用ドミトリーなのだが。

民度低くないですか??なんだこれ。住んでるの??住んでるんだろうな。
窓際に飲みかけの多数のペットボトル。汚い、汚い、汚いー😇
全部同じ女の子のもの。やはり期待を裏切らず、ヒスパニック系のぽっちゃり女性だった。そして予想どおりスマホの音出し&観光も行かず部屋でずっと電話。舞台女優ですか?と思う位の大声だった。小さい声出せないの?

ベッドは早いもの勝ちのようで、下の段のベッドは全部取られていたので上の段にする。
はしごに服がいっぱいかかっているので踏まないと登れない。もう知らん。踏む。

登った後、ベッドを降りると上の段の中国人に「電気のスイッチ点けてくれない?」と命令された。あんたのベッドからの方が近いでしょうが。
ベッドの上でかちゃかちゃ音がするので何かと思ったら、彼女はキッチンから持ち込んだ食器で食事していた。もう、何この宿ーーーー\(^o^)/このパターンは初めて見た。

全く心休まらない。女性専用ドミってこれまで大体静かだったのに。

夜になると、入口も自分の部屋もメールに送られてきた暗証番号で開けられなくなった。レセプションに男性がいたので聞いたら「セキュリティの為に番号変えたんだ。」だと。

なんでやねーーーーん!!\(^o^)/
昼にチェックインした人はどうやって入るの?ふざけてるのかこんにゃろう。
2泊予約していたがもう出て行きたかった。


次の日。

宿の冷蔵庫。宿泊客の多さに比べて容量が足りな過ぎてパンパン。ペットボトルに入れた水を特大サイズで何本も冷やしている人がいて全然入らない。まあ同じ部屋のあの女の子なんだけど。
それでもやっと入れた昨日購入したヨーグルトは、今朝見たらなくなっていた。

で・す・よ・ね~\(^o^)/もう嫌

この宿、これまで最低レベルと思っていたパナマのボカスデルトロ島の宿を抜いたかも。

アテネの街を歩く。汚い。本当に汚くてドン引き。モロッコのフェズより汚いのではないだろうか。これぞ実際来てみないと分からないギリシャの現実。

落書きのないシャッターなど1枚もない。ギリシャって2008年の金融危機で経済崩壊してたんだっけ。政治を間違うとこうなるというアルゼンチンと同じ例だ。日本も他国のこと言えないけど。

アクロポリスのチケットはクレカがはねられる

アテネに来てアクロポリスに行かない人はいないだろう。
この時期のアテネは暑すぎて熱中症対策で12時から17時までアクロポリスは閉館している。

前日にHPを見ると19時〜のチケットしか空いていなかった。定価20€。30€を出せばここを含め、全部で7つの神殿に入れるチケットもある。
そして19時の予約で自分の持っているクレカを4枚とも試すが、全部セキュリティではねられた。

どうしようもないので、GetYourTourの予約サイトから申し込む。800円の課金だ。Klookの予約サイトからだったら朝1番の8時のチケットが取れるのでそれを予約しておいた。19時でもアテネは全然暑いのだ。

アクロポリス駅

朝の8時にアクロポリス駅に来る。まあ昨日もホテルを間違えて来たんだけど。
凄く並んでいる。当日チケット窓口も開いていたが、恐らく入場出来るのはもっと後の時間帯だろう。

30分並んで入場。朝の8時はまだ涼しくて良かった。円形劇場?潰れてる。

アクロポリスの丘をどんどん登って行く。

1番上。見えた!パルテノン神殿!しかし人、多過ぎ…

小さい頃から教科書や図鑑で見ていたあの神殿が目の前に。
紀元前5世紀ごろにアテネの守護神、女神アテナを祭るために建てられた神殿。
柱は美しく見えるように真っ直ぐでなく中心が膨らんでデザインされている。

裏側。

人、多!!笑
もっと感動するかもと思ったけどなんかこの手のもの見飽きちゃってるのか、人の多さにうんざりなのか。来なくても良かったかも笑
紀元前、日本が弥生時代の時にこんなもの造れている建築技術は凄いと思うけど。
これ、中に女神像があったけどトルコ軍の攻撃で火薬庫が爆発して屋根が吹っ飛んだんだよね。
あとアテネも地震が多いから崩れたのもある。

新アクロポリス美術館

アクロポリスでアテネの景色など堪能してから降りて来た。
麓の無料トイレに行き、目の前の美術館へ。

新しそうな建物。考古学博物館とどっちにしようか迷ったが、暑過ぎて動く気力もないのでここへ。

古代ギリシャの住居跡の上に建てられている。トイレは男女別ではなく時間帯で分けられてたとか。そんなのタイミング調整出来るのかな。

建物の中はエアコンが効いててWi-Fiも速くていい。宿のWi-Fiは遅すぎて使い物にならなかったから。

これより奥は撮影禁止。これは屋根の部分の装飾?頭は3体、下半身は蛇だった。
ギリシャ神話に出てくるのだろう。なんか今にも動きだしそうな感じが気に入った。

4階のパルテノンギャラリー。
パルテノン神殿の屋根の三角部分の彫刻。パルテノン神殿に祀られてたのは女神像だし、この彫刻も男女同じ数だけあるので、昔のギリシャって男女平等だったんだろうなと思う。

レプリカ。本物はまた大英博物館に盗まれていたりして笑

かなりの彫刻が置いていて、全部の説明を読むのは無理。他には大理石の補修ビデオ等が流されていた。

アテネ中央市場

お腹が空いてきたので、美術館を出て近くのレストランのメニューを見てみたが高い。
GoogleMAPを見て市場なら安いのではと期待して歩いて行ってみる。

私の好きな魚介もビールもレストランより安い。ビール1.9€。

この市場内の食堂に決める。素手でボンボン盛られたので衛生面は保証されないが。

ビールはミニサイズだったが美味しかった。魚介類7€はエビ以外はマリネでめちゃくちゃ酸っぱい。つまみとしてはいいかな。

鳩だらけのアテネの街を通り宿へ戻る。

インスタを見たらアテネに行ったことある人らから「そうそう、アテネの宿って汚いよね」と共感メッセージが届いていた。

今日の宿の様子

他の宿を予約していても同じ位の民度だったのだろうか。
ネットでよく見る「ゼウスホステル」は、ポリシーに「18〜45歳迄宿泊可」と書かれていたから行かなかったのだ。しかしこの日アテネに移動してきた50代のYさんは宿泊出来ていたので、何歳でも泊まれるようだ。どうせレセプションはバイトだろうし、チェックしてないだろう。

とにかくあの宿のせいで、アテネのイメージは最悪。早く出たいので明日のテッサロニキ行きの鉄道チケットを買いに駅に寄る。

ホステルの部屋に戻るとヒスパニック系の女の子が、凍らせた特大ペットボトルを壁にガンガン打ち付けながら大声で電話してる。
呆れて見たら「あっ凍ってるから壁に叩かないといけないのよ~」なんて言ってくる。

いや、つっこみたいのそこじゃないから。

外でやれ、そして凍らすな。あの小さな冷凍庫をひとりでペットボトルだらけにすな。
そして同室の中国人も注意しない、彼女も部屋で大声で電話しているから。

最初に間違えて辿り着いたホテルにチェックインしてたらストレスは無かっただろうな、と金額を調べてみたら155€だった。ここと10倍違うわ、無理。

明日行くテッサロニキではきっと安らげると信じ、彼女が静かになるのを待って寝た。

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