スリランカ

初スリランカ、コロンボに到着。ダンブッラを目指す(Day463)

スリランカ
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1スリランカルピー≒0.48円
2024年8月。スリランカ1日目、コロンボ1日目

無事インドの出国審査も終わり、スリランカ行きの飛行機に乗る。

インドのチェンナイからスリランカのコロンボへ

9時50分の飛行機に乗り、スリランカのコロンボへ。
近いので料金はスリランカ航空でたったの1.38万。

スリランカのビザ

スリランカに入国するには日本人はアライバルビザが要る。
スリランカビザ申請用ウェブサイト「E-Visa」が運用委託先の選定過程で揉めていて、2024年8月頭から運用停止になっている。

仕方ないので、空港でアライバルビザを取ろうとコロンボに到着してすぐに取得窓口に並んだのだが、パスポートを見せたら「お前はビザ要らない、入国審査へ行け。」と言われた。

他の並んでいるインド人たちはビザ代を払っていたのだが、ビジネスビザか何かだろうか。
とにかくVISA代が浮いてラッキーだ。

コロンボ空港のATMとSIMカード

ビザ無しですんなりスリランカに入国。

スリランカもインド同様、ほぼ現金しか使えないだろうから空港のATMでキャッシングする。
4台あって迷ったが空いている1番左のATMで下ろした。インド同様、明細を見たら手数料は取られていなかった。

アラブとインドでは、Trip.comの3ギガ数百円のe-SIMを購入して使っていたが、ギガ数を気にしないで使いたかったので空港で物理SIMを買うことにした。
1番安いプランの15Gで6$または1600スリランカルピー。(7日間)

コロンボ空港から市内までのローカルバス

空港から市内までのローカルバスは、空港を出て15分位歩いたバス停から出ている。
GoogleMapでバス番号は出るので、自分のホテルの近くまで行くバスの番号を見つけて乗り込む。

料金回収のおじいちゃんがやってきてチケット代を払う。150ルピーだが、荷物があるので200ルピーと言われた。
200ルピーって97円。スリランカ、物価が桁違いに安過ぎる。

Havelock City Hostel, Colombo(ホステル)

バスを2本乗り継いでホステルに到着。2本目のバスは100ルピー(50円)。
口コミが良かったのでここにしたが、コロンボの中心地はFort Railway station付近のようだ。
ここは中心地から少し離れていて歩いて行ける距離ではなかった。

しかし綺麗で居心地はいい。受付の若い女の子には「日本人!日本の文化が好き!!」と褒められた。これは旅をしていてもよく言われる。島国で独特の文化で日本はアメージング♪らしい。

女性専用ドミトリーで約1,000円。インドの宿と違ってエアコンがガンガンにきいていて清潔だ。
この時点では貸し切りだったのぐっすり仮眠できたが、夜になってから戻って来たメンバーは、全員親戚同士のインド人6人グループだった。もちろん騒がしい😇

スリランカのショッピングモール

移動に疲れていたのか仮眠から目覚めたら夜になっていた。宿にキッチンはあるけど、フライパンや食器がなくて全く使えない。
近くにショッピングモールがあったのでそこへ夜ご飯を食べに行ってみることにする。

勿体ない空間の使い方。
1階と最上階にフードコートがあったがかなり高かった。ほかの場所に食べに行くことにする。

この付近はあまり食堂やレストランが見つからず、この大型インディアンレストランへ。

口コミ通り汚い店。客より従業員の方が多い。

インドでラッシーを食べられなかったのでエビカレーとバナナラッシーを頼む。全部で約1,000円。
味は悪くないけど座席が汚くて物凄くハエが寄ってくる。

宿に戻る前に、スーパーに寄ってトイレットペーパーやコーラなどを購入した。インドやスリランカのトイレでは紙が置いていないことがある。


ホステルに戻ると、同室のインド人家族らは戻っていた。
家族の男性陣は別室の男性ドミトリーに宿泊しているようで、そこから電話がかかってきて夜中に何時間もベッドで寝そべりながら電話している。お互い同じ宿にいるんだから、そ・と・で・喋れよ?

寝るのが遅かったから朝も起きるの遅いのかと思いきや、夜中3時半に隣のインド人女性のスマホのアラームが鳴る。そして全然起きない。寝れないので起こしたら「おぉー。」と言いながらやっと気付いて止めていた。(謝れよ)
そしてそこから部屋の中にあるシャワーに女性2人で1時間位入っている。

夜中や明け方に、室内のシャワーやトイレを使うと他の人を起こすかもしれないので、私はいつも部屋を出て共用スペースにあるシャワーやトイレを使うのだが、インド人にそんな配慮はなかった。

インド人家族らは、朝の8時頃に大騒ぎしながら出て行った。おかげさまで寝不足だ。
なんで家族で個室を予約しないんだろう。高いからか。そして朝8時出発なら、3時半に起床しないと身だしなみが間に合わないのか?

インド人の生態は謎だらけだ。大学の卒論は「クロネコヤマトの実態」よりこれをテーマにした方が奥が深かったかもしれない。

コロンボからダンブッラへ移動

3日後にバワ建築ホテルのヘリタンス・カンダラマを予約している。今日中にカンダラマに近いダンブッラへ移動しなければ。ダンブッラはスリランカのハブとなる拠点だ。

フォート駅にはバスも列車も走っている。バスだと1本、列車だとPolgahawela駅まで行って、そこからバスに乗り換えないといけない。どちらも5時間位でダンブッラに到着する。
列車の方が揺れなくて楽かなと思い、後者の行き方で行くことにした。

Fort Railway station

11時。バスでFort Railway stationに到着。

ここがスリランカの首都、コロンボで1番大きな列車の駅。

列車に乗る前に付近の食堂で朝食を購入。スリランカカレーは150ルピー(70円)。
列車の中で食べられるように、カレーではなく焼いたチキンを購入した。

駅に近づくと待機していたトゥクトゥクの運転手らに一斉に「どこへ行く?」と声をかけられる。
「列車でダンブッラまで。」と言うと列車のチケット購入窓口まで案内してくれた。
1時間半かかる長距離列車のチケットは180ルピー、なんと90円。

駅員に「Polgahawela駅に行きたい。」と言うと、出発は12時50分で、目の前のホームに列車がやってくると教えてくれた。
ホームでキョロキョロしていたら、コロンボ人らが「どこ行くの?」と話しかけてくる。
チケットを見せたら「それ、3等車だから端っこの車両だよ。」と教えてくれた。等級なんかあったのか。安いと思った。

12時にやって来た列車の3等車はぎゅうぎゅうの満員、座る座席などなかった。ふざけんなよ?
「3等車が満席だから、2等車のチケットを買い直したいんだけど!」
そう駅員に頼んで1度外に出してもらった。1等車、2等車、3等車とチケット購入窓口は分かれているようだ。

2等車は350ルピー(180円)。元々持っていた3等車のチケットの差額と手数料10ルピーで購入出来た。この分厚い紙のチケット、昭和を彷彿とさせて懐かしい。

2等車では座れたが、出発時間が近づいてくると車両は満席になった。
エアコンがなくて暑かったが、走り出したら直ぐに窓から風が入ってきた。

始発なので12時50分、ぴったりに出発。車窓を楽しみながら購入したチキンとコーラを楽しむ。

チキンが包まれていた紙は、中学数学のノートだった。スリランカは教科書やノートの紙を再利用する文化らしい。エコでいいではないか。

列車の中では売り子が次々にやってくる。ヨーロッパにはなかったこの文化が居心地いい。
ワデーという食べ物を頼んでみた。100ルピー。豆のすり身にコーンが入っている揚げ物。想像していたよりかなり固かったが、美味しくて気に入りその後も度々購入した。

Polgahawelaの鉄道駅に到着

14時20分。スマホに夢中になっていて危うく乗り過ごすとこだった。
ここからバスの駅までは15分ほど歩く。

GoogleMapを見ると、ここからダンブッラ行きのバスが出ているようなのだが、私の他にバスを待っている人はいない。
不安になり、目の前のバイク店の人に「ここ、ダンブッラ行きのバス停?」と聞くと「違うよ、あっちだよ。」と北の方を指差す。英語は通じず返ってくるのはシンハラ語かタミル語なのだが、対面だとお互い言葉が違っていてもジェスチャーでなんとなく通じる。

Polgahawelaのバス停

指を差された方へずっと歩いて行くと、人がたくさん待っている箇所があった。
列車に乗る時もそうだったが、スリランカでは人に聞きまくらないと乗り場や行き先、チケット購入方法が分からない。昔のバックパッカー旅に近いことが出来そうで、少しわくわくしてきた。

15分程待っているとバスがやって来た。運転手に「ダンブッラ?」と聞くと「そうだ。」と言うので乗り込む。満席も満席、立ち乗り部分も満席で足の踏み場もない。
料金はチケット回収係の人に行き先を告げて支払うと、紙のチケットをくれる。

ぎゅうぎゅう詰めのバスにダンブッラまでの残り2時間半、立って乗ることになってしまった。
運転手は真剣に前を見ながら、そして自分のガラケーに電話がかかってきたら出て喋りながら片手運転の猛スピードで運転している。かなり飛ばしていて他の車を追い抜いていくので冷や冷やした。

コロンボからなら始発だから座れただろう。コロンボからダンブッラまでは、バスで1本で行くのが正解だった。

これがスリランカの旅か・・・

列車を選択したことを後悔しながら、それでも少し昔の旅っぽくて楽しいなんて思いながら・・・
2時間半、満員のバスに揺られながらダンブッラへ向かった。

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