インドネシア

バリの豪華ホテルでYoutubeを見るだけの日々、ベドゥグル日帰り観光(2024.11.24~29)

インドネシア
スポンサーリンク

2024年11月1ルピア≒0.0095

ウブドの自堕落な日々

Gefecon Villaホテルの朝。

昨晩は貸し切りの部屋でYoutubeをずっと見て過ごした。朝食はセットで付いてくる、パンケーキにフルーツ、バナナウォーターメロンジュース。最高、最高すぎる。

その後も毎日、どんなデザインか気になり、1万以下のリゾートホテルを転々とした。
夜ご飯は大好きな海老を食べたり・・・

中心地に行って初見感動した3度目のレゴンダンス鑑賞。

初めて見た時よりも、顔芸がきついというか。。。踊るチームによって印象が変わるんだろう。

テガルサリアコモデーション

1泊8000円の三ツ星リゾートホテル。日本では考えられない価格。3人部屋だから友人と3人で来ていたら、一人3,000円もせずに泊まれるのか。バリはやっぱり友人か恋人と来た方が楽しいと思う。

何もしない。どこにも行かない。誰とも話さない日々。昼過ぎに起きてプールで泳いだ後は、ビールを飲みながらベッドの上でYouTubeを延々と再生していた。

自堕落な生活を送りながらも、やはりバックパッカーの血が騒ぐのか、空港泊、駅のベンチ泊、深夜バス移動、ドミトリー泊をしないとなぜか落ち着かない自分がいる。病気なのか。

夜ご飯、たった100円のナマズ食堂には毎日通った。この衛生状態でも私はお腹を壊さないので。

インスタを見ていたら、モロッコやルーマニアで一緒に飲んだAmさんがウブドの写真をストーリーにアップしていた。何たる偶然。彼女はフォロワーも多いし、私なんぞと3回目も飲みに行ってくれるかなと懸念したが、誘ってみると乗り乗りでOK。

彼女と彼女のお子さんとクラフトビールのお店で飲み、旅の話や帰国してからのこと、深夜まで盛り上がった。


ラスト・バリ ブドゥグル観光

次の日。もう帰国日が近い。明後日の帰国の飛行機を予約した。(インドネシア入国には出国航空券がいるが、いつものキャンセル可能チケットで入国していた。)

デンパサール空港に戻る前に、バリでウブド以外の場所も寄っておこうかと思った。北東にあるトランバンでダイビングでもしようかと思ったが、あいにくダイビングの免許を日本に忘れている。ダラダラし過ぎたせいで、もう英語で問い合わすのも面倒なくらいやる気はない。
PERAMA社のシャトルバスの時刻表とにらめっこしながら思案し、1日でウブド→ブドゥグル→クタを移動する経路を思いついた。ブドゥグルというのは湖のほとりの寺院が有名らしい。ここに決めた。

朝8時にウブドのPERAMA社のオフィスに来た。ウブド→ブドゥグルブドゥグル→クタのチケットを発券してもらう。クタまでかなり遠いが、たったの3,000円だった。乗客は私の他は一人旅の女性3名。皆、最北端のキャンプ地に行くという。

ブドゥグルが近づいてきたので、運転手にPERAMA社のオフィスにスーツケースを預けられないか聞いたら、ブドゥグルにはオフィスもバス停もないらしい。だが、私が持っている今日のブドゥグル→クタ行きのチケットは、今乗っているのと同じ車両だから車にそのまま乗せておけと言われた。お言葉に甘えてそうさせてもらう。

ブドゥグルのレストラン

帰りは14時に反対車線で待っててと言われ、ただの道路の適当な場所で降ろされる。

少し町をぶらぶらしてみたが、ここには何も無さそうだ。20年前に来た時は、ウブドもこんな景色だったのだが。今は観光地化され過ぎていてUberの車とバイクで大渋滞で風情がなくなっている。

結局、10時前で開いているレストランはバスを降りた場所にあった大型ホテルにしか見当たらなかったので、そこに行ってみる。

眺めがいいレストランだとGoogleMapの口コミにあったが、あいにくの曇り。
中華料理の店だが、店員に英語が全く通じない。ブドゥグルが地元の人しか来ないからなのか、店員が中国人だからなのか・・・

ナシゴレンは美味しかったが、ジュースや食べ物にひっきりなしにハエがやってくる。このレストランが不衛生には見えないが、なぜなのだろうか。寺院に行ってその謎がとける。

ウルン・ダヌ・ブラタン寺院

入場料750円くらいで寺院に入ってみる。

世界遺産のタマン・アユン寺院が有名だけど、前回行ったのでこっちに来てみた。こちらの方が規模はだいぶ小さそう。天気が良かったら綺麗なんだろうな。まあ今の時期はブドゥグルはほぼ曇りのようだ。

湖に浮かぶ寺院。バリ・ヒンドゥー教の水の女神「デウィ・ダヌ」に捧げられており、農業や灌漑の守護神として島の人々に深く信仰されているらしい。インドネシアのジャカルタの方はほとんどの人がイスラム教徒だが、バリ島ではバリ・ヒンドゥー教が信仰されている。

有料で入れる変なテーマパークもある。

このクオリティ・・・

そして疲れたので、ベンチに座ろうとして気付いた。ベンチにすごい量のハエがとまっているのだ。追い払っても追い払っても体にとまってくる。そうか、あのレストランが不衛生だったんじゃなく、ブドゥグルがハエが多いエリアなのだ。

ChatGTPにブドゥグルがなぜハエが多いか聞いたらこんな返事↓

「野菜畑+湿気+屋台の食べ物+湖の自然環境」が合わさって、ハエにとって最高の環境になっているのです。さらに雨季には湿度が非常に高いため、野菜くず・食べ残し・家畜の糞などの有機物が腐りやすく、ハエにとってはまさに「ごちそうが増える時期」。繁殖も加速します。

中でコーヒーを飲んでみるが、食べ物や飲み物を頼むとハエの寄ってくる量も凄くなる。ブドゥグル・・・景色はいいけど懲りた。

14時前にバスを降りた場所へ行ってみると、運転手は早くに到着していて私を待っていた。あのモスク、入ってみたかったな。

クタに到着

17時半。シャトルバスは3時間半でクタに到着した。

歩きたくないので、ペラマ社のバス停からすぐのホテルを予約したが、エアコン付きの個室で2,500円だった。

プールもあって最高。バリの物価も安い。

夜は大好きなオマールエビを食べに近くのレストランに来た。

オマール海老2,800円。

昔はこの浜辺でオマール海老を食べたよなぁと懐かしく思いながら海を眺め、バリ島最後の夜もマッサージに出掛ける。明日のUber代だけ残して、残りの現金を全てチップであげた。

バリから帰国、乗り継ぎのベトナムへ

朝からホテルのプールで泳いでから、Uberタクシーでデンパサール空港へ向かう。呼んだタクシーは、全身にタトゥーが入った若いお兄ちゃんで、「空港に入るのには別料金がいる。」と言われたが、昨日マッサージでチップであげてしまった。「現金こんだけしか持ってない。」と見せると「もうそれでいい。」と言ってくれた。それでもたぶんボラレていたと思う。

夜19時ベトナムのハノイに到着。

トランジットが12時間以上あるので、空港から15分歩いたところにあるホテルを予約してある。
しかしこれがまた、バリの空港と同じで、外にずっと柵がめぐらされていて徒歩で出れる場所がみつからない。駐車場ないをぐるぐる、ウロウロしていたら、優しいベトナム人のおっちゃんが見かねて車に乗せてくれ、予約しているホテルまで送ってくれた。海外で知らない人の車に乗るのは躊躇したが、歩いて出れないのだから仕方ない。そしてイランやモロッコでも結構、乗せてもらってる。

やはりこのタイプのドミトリーは快適。

次の日、早朝に空港へ向かう。次は徒歩で分かりにくい細道を抜けて空港へ入れた。

世界一周後の就職前の最後の旅行だったが、終わりが決められていると自由に思うように動けなかった。もっと日にちがあれば、北へ飛んでブルネイに行こうと思っていたのに。
もう一度世界一周のような、終わりが決められていない自由気ままな旅をしてみたいものだ。明後日から2年ぶりの仕事だというのに、もうそんなことを考えてしまっている。

次の就職先ではどんなことが待っているのだろうか。この時はしんどいなどとは露も思わず、期待に胸をふくらませながら帰国した。

~インドネシア編 おわり~

コメント