2024年11月、1ルピア≒0.0095円
ジョグジャカルタからマランまで
17時出発の列車は23時にマランの駅に到着した。

さすがの私でも列車6時間は疲れた。ここからGrabを呼ぶ。降りた乗客が駅で全員Grabを呼ぶので、捕まえるのに時間がかかった。

ホテルに到着した時は0時近く。そしてジョグジャカルタで気に入ったカプセルホテルチェーン「ボボポット(Bobopod)」のアプリから予約しておいたのだが、フロントで「お前が予約したのはマランじゃなくてバンドンのボボポットだ。」だと言われた。
アプリで見ると「Bobopod Alun-Alun, ○○」という前半の名前までが全く同じなのである。失敗した。マランのボボポットを取り直した。1,400円無駄にした。
フロントでは従業員の盗難防止のためか、一切現金は使えなかった。
虹色の村、ジョディパン村

次の日。ホテルから歩いてジョディパン村という川沿いの村へ行ってみる。

入口はあの橋にある小さな門。物売りのおば様たちが座っていた。

外国人には入場料を取るようだ。わずか100円。

貧しい地域の村興し。大学生のプロジェクトとして、ここの家々をカラフルに塗ったらしい。まるでコロンビアのメデジンではないか。

カラフルな色を見ていると、この村の未来を表しているようで元気が出てくる。

著作権とは。そしてのび太の雑な扱いとは。いや、ジャイアンの方が・・・

韓国のカムチョン文化村(甘川文化村)を思い出した。あっちはもっと迷路のような路地があり、山の斜面にずらりと並んだ家々の夜景が本当に美しく感動した。もう一度行ってみたい。

すごく SNS 映えしそうな場所なのに、観光客は私とインドネシア人の男性に2名しか見なかった。
「マラン」なんて地名、初めて聞いたし村おこしになっているのだろうか。

ガラスで下が透ける橋を渡って向こう岸へ渡る。

住人はお年寄りもいたが、小さいお子さんもいたので、今後この村が発展していけばいいな。

最後の方は壁画アートもある。猫なのか虎なのか?

橋の向こう側は、モロッコのシェフシャウエンのようにブルー一色で塗った建物らしいので、行ってみた。そこまでブルーでもなかったが。
マラン観光

そこから中心地まで歩く。オランダ統治時代の街並みが残っているらしいのだが、蒸し暑過ぎて歩く気がおこらないのと、本物のオランダに行った人からすれば、まぁレベルが違う。

商店などにも寄ってみる。

Google マップで高得点のレストランを見つけたので入ってみたら、レストランというよりは屋台のような作りだった。

言葉は分からないが、店の女亭主にめちゃくちゃ歓迎された。ナシアヤムというカレースープを頼んだ。めちゃくちゃ美味しい。

モスクの横に教会があるのがインドネシア人の寛容さを表している。ただ、インドネシアは世界最大のイスラム教徒を持つ国であり2億人以上いるらしい。法律で全国民に宗教を持つことが義務付けられていて、身分証明書にも記載されているらしい。

夜ご飯は宿の横のレストランで食べた。フードコートもあったが、夜遅くに行くと閉店してしまっていた。


色々な食材が並んでいて、指差しで選ぶタイプ。店主も愛想がいい。冷たいジュースと共に、インドネシアの食事はやはり美味しい。
スラバヤ空港へ移動
次の日だったので、ここから車で2、3時間のスラバヤ空港へ移動する。気づけば帰国まであと少し。
当初ここからブルネイという国へ飛ぼうかと計画していたが、面倒になってきてしまった。駐在員ら「別格でいい。」と言っていた目の前にあるバリ島へ飛ぶことにした。
Terminal Arjosari Malang(アルジャサリーバスターミナル)

朝9時。ホテルからタクシーでバスターミナルへ。タクシー代もどうせ400円位。今の時代GoogleMapで行き方が全部出てくるので、物足りないが楽ちん。

バスチケットを購入(≒200円)。ちゃんと紙でくれるからぼったくりがない。そう言えばバリ島のクタらへんと違って全くぼったくりがなかったな。

バスの中で座って出発を待っていると、ひっきりなしに物売りがやってくる。懐かしいこの感じ。

Terminal Purabaya(プラバヤバスターミナル)

スラバヤにあるプラバヤバスターミナルに到着。ややこしい。

ここからは空港まで30分置きにバスが出ているようだ。(≒350円)

スラバヤ空港

スラバヤ空港に到着。まだまだ出発まで時間がある。

空港の外のレストランで飽きる味のパッタイみたいなのを食べたら失敗した。空港の中のプライオリティパスが使えるラウンジの方がたくさん美味しそうなものが置いてあった。

プライオリティパスのHPのラウンジ情報に「設備:食事 アルコールは置いていません」と書いてあったので、食事も置いていないと思っていたのだ。「設備:食事はあり ※アルコールは置いていません」という意味だったようだ。表記が紛らわしい。
しかしちゃっかり食後のデザートをいただく。

17時。飛行機の出発の時間。
3度目のバリ島は楽しめるだろうか。前回は2回とも仲のいい友人と来たのでかなり楽しかった記憶がある。今回は一人でバリ島だ。
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