インドネシア

インドネシアの首都ジャカルタ観光。駐在員らと飲み会の日々(2024.11.14~15)

インドネシア
スポンサーリンク

2024年11月14日(木)~15(金)1ルピア≒0.0095

就職前の最後の旅行。

中国の広州からインドネシアのジャカルタへ移動

南方航空が用意してくれた無料のトランジットホテルから、始発の送迎バスで広州空港に着いた。

空港に早く着いたのは、もちろんプライオリティパスでラウンジでビールを飲むため。
広州空港のラウンジ、缶だけどビールもあるし、雰囲気いいじゃないの。

お腹いっぱいなのに、またも機内食が出てしまった。このカレーはイマイチ。

ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港から市内へ移動

13時半、インドネシアのジャカルタ、スカルノ・ハッタ国際空港に到着。インドネシアはバリ島には2回行ったことがあるが、ジャカルタは初めてだ。
友人のH田くんを訪ねてやって来たわけだが、彼は以前日本で会った時、「ジャカルタって、何もないからみきぷは来ないよね~」と言っていた。見どころがないのだろうか。

空港でアライバルビザが取れるようだ。私は事前に日本でネットで取得済みしておいて良かった。
50万ルピア(5,200円)。地味に高い。昔バリ島に行った時は要らなかったのに。

一応空港で5千円分位、ATMで現金をキャッシングしておく。

SHIA駅(空港駅)からManggarai駅まで、この券売機でVISAタッチでチケット購入。700円ちょっと。

列車の中で、駅に到着する度に流れるアナウンス。

「ハピハピモナカ、トゥリマカシ♪」

妙にリズミカルで、可愛らしい響き。これはマレーシアでよく聞いた「ありがとう」って意味だ。
そうか、インドネシアとマレーシアは距離が近いから言葉も似ているんだ。
大好きなマレーシアのことを思い出して、テンションが上がった。

こんな列車で約1時間で市内へ到着。

そこから、予約しているホステルの最寄り駅に行くのに苦労した。
地下鉄のチケットを買うのに、改札前の券売機モニターの決済画面で何度クレカを当てても購入出来ず。現金は不可。
しかしインドネシア人は本当親切で、外国人の私を見ると、周囲の人が直ぐに「どうしたの?チケット買いたいの?」とかまってくる。久々のこの感じ、中南米に似ていて懐かしく思い出す。

どうやら銀行で発行してもらうe-MoneyというICカード(手数料300円)じゃないと決済出来ないようだ。知らんがな。
外国人の私はチケットを買えないので、駅の窓口のお姉さんに観光客用の「ジャカルタツーリストパス」というカードを5万ルピア(現金500円分)で発行してもらった。これで何回分乗れるかは不明。

Bobopod Kebayoran Baru, Jakarta(ホステル)

当初、もっと観光中心地にある900円位のドミトリーを予約していたのだが、駐在員のH田くんに
「そこは、俺らがいつも集まる場所から遠い。」と言われたので、飲み会の場所の近くのカプセルホテルを取り直した。

料金は、ドミトリーからカプセルホテルに変更したので1,690円にアップ。

金額は上がっちゃったけど、綺麗だし朝食付きだし、カプセルって結局個室だし、ドミより快適。

駐在員の人らと飲み会

夜の19時半、仮眠をとってシャワーを浴びてから、友人に指定された居酒屋へ徒歩で向かう。
日本料理の店が多い。ブロックMと呼ばれるこのエリアは、どうやら日本人の駐在員らが住んでいる地域のようだ。

到着したら、既に20人位の駐在員の日本人男性らとインドネシア人の女の子が集まっていて、飲み会が始まっていた。週3日位、こうやって飲んでいるらしい。
食事や食べ物のメニューを見ると、物価の安いインドネシアの割に全然安くない。今の日本より高いかも・・・それでも彼らはガンガン、ビールや食べ物を頼む。相当いい給料をもらっているようだ。

私は全く人見知りしないので、初対面の人らと飲むのは平気だったが、さらに20代の頃からいつも人の輪の中心にいて盛り上げ役だったH田くんのお陰で、すんなり皆に溶け込んで笑わせてもらいながら楽しく飲んだ。

年上の人もいたけど、30代位の人らが多かった。思いのほか楽しくて、気づけば3日連続で一緒に遊ぶ約束をしていた。H田くんが私と一緒にバイトしていた大学生の頃、会計の時になるとトイレに行ったり先に帰っていたという、どんなにセコイ男だったかを暴露したらうけまくった。今は人に奢りまくる気前のいい男になっているらしい(笑)

2次会は近くの個室ラウンジに移動して、皆で大富豪。

さっきの居酒屋でもそうだったけど、駐在員の彼らは店員のインドネシア人の若い女の子を口説いたりしている。どう見ても彼女らは愛想笑いなのだが・・・
単身赴任の駐在員の人らって、こんな生活なのか。だめだこりゃ😇

大富豪では大貧民が毎回500円を払うルールで勝負。慣れていない私は負けまくった。

ジャカルタ2日目

Bobopod ホステルの朝。昨日の帰宅は夜中3時位で若干二日酔い。

120円で朝食を追加出来たから、追加したんけど、なんじゃこりゃー。。。
きゅうりとトマト、ほぼ骨だけの鶏肉でこのご飯の量は食べれない。延泊したけど、明日からは朝食いらないや。

ファミマってアジアのどこにでもあるね。

Blok M Square(ショッピングモール)

歩いて近くのショッピングモールへ来てみた。入口をぐるっと囲って食堂になっていて現地の人らで大混雑。めっちゃローカル。食べてみたいが、メニューがインドネシア語で読めない。

中はほぼ服やさん。値段は驚くほど安い。

隣にもショッピングモールがあってのぞいてみたが、店舗はほぼ潰れていた。
そこからまた閉店だらけのシャッター街の地下道を通って地下鉄の駅へ向かう。

観光をしようと、取り敢えず博物館へ向かってみる。GoogleMapで見て地下鉄とバスを乗り継いだ。バスも地下鉄も、昨日購入したジャカルタツーリストパスで乗れた。

National Museum of Indonesia(ナショナルミュージアム)

ケニアで懲りたくせに、またも「ナショナルミュージアム」というものに来てしまった。
駐在員らが言うとおり、ジャカルタに他に観光するべきものが見当たらなかったのだ。

入場料は5万ルピア(500円)。カードのみ、現金不可。インドネシアはキャッシュレス化がかなり進んでいるようだ。手元の現金って今後使える場所あるのかな。心配になってきた。

たいして面白くもない展示と言ったら失礼だが、インドネシア人観光客らには大人気だ。

これは魔除けみたいなもんなのかな。

独立記念塔(モナス)

ジャカルタの有名な観光場所はこのモナスという塔らしい。建設当時の大統領はデビ婦人の旦那さん、スカルノ大統領。
登ってみようと公園を通って入口に着いたが、16時に閉まるらしい。もう入れなかった。ここで日本語を話すインドネシア人のガイドのおっちゃんにしつこくツアー参加に勧誘されたが、断ったらかなり悲しそうな顔をされてしまった。

近くに見えていたイスティクラル・モスクに行ったら、「外国人は今日は入れない。明日また来て」と言われた。仕方なく向かいのジャカルタ教会を見学。
それにしても蒸し暑くてちょっと歩いただけで汗でびっしょり、排気ガスで喉が痛くてへとへとになる。

コタ・トゥア(Kota Tua)旧市街地

電車に乗って、旧市街地と呼ばれるJakarta Kota駅へ移動。
車両は日本から使わなくなったものを寄付してもらっているそうなのだが、駅を造る時に、ホームや線路の幅は計算しても、ドアの高さまでは計算しなかったんだろうなぁ・・・という感じの造り。

駅の外へ出てみる。

お洒落な街並み。オランダが350年占領していたらしいので、この街並みはその名残りだろう。

コロニアルな建物がかわいい。最初このドミトリー「ワンダーロフト ホステル」に泊る予定だったんだけど。

この大きな広場ではコンサートのようなイベントが行われていた。

カフェ・バタビア

ここに来た目的は、その向かいにあるこのレストラン。

中もおしゃれ~

2階の席に案内してもらえた。インドネシアと言えばナシゴレンってことで。ナシゴレンとサテのセットをマンゴージュースで食す。全部で2,000円と、物価からすると高額。

でも味も美味しかったし、この雰囲気の中で食べる食事は最高だった。

食べ終わると1時間以上かけて電車と地下鉄を乗り継いでホステルへ戻る。
今日もまた、昨日のメンバーと居酒屋で飲む。

ジャカルタには、「これぞ」という観光スポットが・・・ないのかもしれない。
駐在員の人たちには、離島やバリを勧められたけれど、「今は雨季だから、毎日すごい量の雨が降るよ」とも言われた。
……全然調べずに勢いでやって来たけれど、どうやら季節を間違えたようだ。

まあ、昔の仲間と飲むのも悪くないなと思いながら、この日も浴びるようにお酒を飲み、明け方近くまで大富豪をしては負けまくる。
駐在員の人たちと過ごしていると、自堕落な人間になったような気がしてくる。
旅もせず、楽なほうへ楽なほうへと流されていく自分がいた。

コメント