世界一周から2024年の9月に帰国。
直ぐに就職活動をし、10月には5社内定獲得。10月半ばに内定をもらった行くと決めた会社には
「11月頭に健康診断受けてからになるから、12月1日が入社日。」と言われてしまった。

とにかく貯金が減って懐がイタイので、内定以降、タイミーバイトで観光客相手に小銭を稼いでいた。
それもそれで楽しいが、入社まで丸々三週間あるとなると、また旅に出たくなってきた。
もう職業旅人でいいや。
南米のペリトモレノへのリベンジを検討したが、航空券代だけで50万近くしたので断念。
イランに入国したせいでESTAでアメリカトランジットすらも出来ないし・・・
他に、安く行ける場所って・・・
旅の期間と経路
2024年11月13日(水)~29日(金)
そう言えば20代の時のバイト仲間が、駐在先がタイからインドネシアに変わったと言っていたのを思い出した。彼を訪ねにインドネシアに行ってみることにした。その時の旅行記を簡単に残しておこうと思う。
ジャカルタ→ジョクジャカルタ→マラン→スラバヤ→バリ島のウブドへと移動する。
インドネシアは結構広い。バリは人生3度目。
インドネシアのVISAと事前税関申告のHP
インドネシアは現在、VISAがいる。昔バリに行った時は不要だったが。
VISA取得のHPはここ。
税関申告のHPはここ。
空港でアライバルビザは取れるし、税関申告も空港にあるQRコードを読み込めばその場で申告できるが、事前しておけば並ばないで済む。
インドネシアでの通信環境
今回も楽天SIMで2Gだけ使った後は、激安のTrip.comでのeSIMを購入。毎回旅はこれで十分。2年前の世界一周時に、中南米で物理SIMを売っている場所を探し回ったのは今や懐かしい記憶。それはそれで楽しかったが。
関空→広州トランジット
朝7時。始発の電車で関空に到着。
関空のラウンジのオープンはどこも朝8時からだったから開いていない。お腹がぺこぺこなので仕方なく唯一開いているファミマでおにぎり購入。

中国の航空会社はとにかく安い。片道2.1万円。保険が使えるよう利用付帯のエポスカードで購入した。
中国南方航空で中国の広州でトランジットしてから、インドネシアの首都、ジャカルタへ向かう。

チェックインカウンターで、中国での滞在ホテル名の提示を求められた。
南方航空のHPに、「24時間以内のトランジットならホテル宿泊無料、どの座席クラスでも2024年年末までならOK!」とあったので、「現地のカウンターでそれを予約して利用する。」と言うと、「あなたの座席クラスでは無理。」と言われてしまった。
は??
「いけるよ!」と、東方航空HPの上記リンク先を見せたら「・・・あとで返事する」と、またもモメモメ。

結局「本当にホテル用意できるか知らないからね!」と言われながらチェックインさせてもらった。
(中国ではちゃんと用意してもらえた。)
はぁ・・・自社のサービスぐらい把握しておいてほしい、どうなってんの?!航空会社のカウンターって。
11月の中国行きの飛行機の座席はガラガラで3席並びを遠慮なく使わせてもらう。

まあ、世界一周中に「出国航空券は?」「VISAは ?」と、何度もスペイン語で揉めまくった私にはこの位はお手の物。
機内に乗って1時間後には機内食が出てきて、おにぎりを食べたのを後悔する羽目に。焼肉弁当だったんだけど、さすが中国。かなり美味しい。ビールはぬるくて缶がボコボコだったけど。中国って水も常温だもんなー。

お昼に中国の広州空港に到着。

日本人ならなんとなく歓迎されてる感じの看板が読めるのが嬉しい。

この後、2024年11月30日に日本人は中国入国にVISA不要になるのだが、この時点ではギリギリ24時間トランジットビザをもらわないと入国出来ない。2回目なので記入も手慣れたもんで、この紙に滞在ホテル名を「Trandit Hotel」と記入して入国させてもらう。パスポートにシールを貼られ、出国審査の列に並び直し。
中国東方航空のトランジットホテルサービス

広州の空港に無事入国。空港の外に出てから、南方航空のカウンター(50番出口の隣)でホテルを選ぶ。さすがの中国も空港では全員英語が通じる。

ウェブサイトに載っているよりも遥かに多い選択肢に迷いつつも、見た目が綺麗そうなホテルを選択。無料送迎バスを待つ他の中国人らは、別のホテルを選んでいるようだ。このホテルに行くのは私一人しかいなかったのでハズレか?
Guangzhou Baiyun Airport Rezen Select Hotel


無料送迎バスで10分、ホテルに到着。昨晩から興奮で眠れず、一睡もしていなかったのでそのまま2時間だけ仮眠。

こんな綺麗なホテルが無料なんて東方航空サマサマ。
「一人宿泊ではこのサービスはやってないから、他に女性一名の客がいたらシェアになるかもだけどいい?」って空港のカウンターでは言われたけど、団体行動好きの中国で、そんな変な女性はいなかったようだ。ひとりでゆったり使わせてもらう。

目が覚めたらお腹が空いていた。ご飯を食べたいけど、ルームサービスはこんなのしかないのか。

せっかくなので、美味しい中国料理を食べに市内へ出ることにする。

ホテルから空港への無料送迎バスがあるにはあるが、1時間に1本しかなかった。ホテルの近くに市内バスもタクシーも見当たらない。しかたなく無料送迎バスで空港へ向かうが、昼は10分の道のりも夕方はラッシュで40分もかかってしまった。空港到着はすっかり夕方。

空港からお得意のアリペイでQRコードを表示させて地下鉄に乗り込む。30分位乗って176円。
改札ゲートの前にセキュリティチェックがあり、ペットボトルの水が引っ掛かった。しかし目の前で一口飲めばOKだった。

どの駅で降りていいのか、漢字が読める日本人には楽勝だ。こんなに文字が近いんだから、お互いもっと仲良くしようよ♪
恒宝広場
中国のガイドブックも何も持ってないし、広州の観光スポットなんて知らないけど、適当にGoogleMapをみて栄えていそうな場所で降りる。

駅から歩いて栄えていそうな場所に着いたけど・・・
イスラム圏でよく見る日傘だよなぁ。なんかデザインむちゃくちゃ。

観光地なのか夜でも屋台ちっくなお店がいっぱい開いている。

おでん??何かわからんし、食べる勇気もない。現金持ってないけどいけるのだろうか?

ファーストフードっぽい腸粉、拉肠のお店に入ってみた。従業員は全員高齢のおばさま、おじさまで、英語全く通じず。愛想も皆無で観光客が来る店ではないのだろう。
こっちが笑顔で話し掛けても無表情なので、日本人は敵視されているのかと勘ぐってしまう

腸粉広東料理の1つらしい。米粉を溶いて蒸し上げたもちもちの薄皮に具材を乗せて、巻いて蒸し上げる。ソースの味は濃すぎだけど、中の海老がぷりぷりで美味しい!285円。

地下鉄の駅に向かって市場を通って帰る。こんな夜中に路上散髪ですか。

ローカルだなあ。この辺は観光客なんていないか。私はどこへ迷い込んでるんだ。

地下鉄の駅の近くの若い従業員がいるお店で、杏仁豆腐とマンゴーのデザートを食べた。
中国人でも若い従業員の子は、日本人の私にもちゃんと愛想が良かった。350円。

地下鉄で空港に到着。
しかし、ホテルまでの無料送迎のバスがどこから出るのか分からない。困ってインフォメーションセンターに行くと、優しいお姉さんが、その辺を歩いていたおじいちゃんにスマホを借りて、わざわざホテルに電話をかけてくれた。
「29番ゲートの外で待ってれば来るよ」
お姉さんにそう言われたのでゲートへ向かう。その前に、スマホを貸してくれたおじいちゃんに英語でお礼を言ったら、凄い怪訝な顔をされた。

こっちが愛想よくしているのに、あそこまで怪訝な態度を取られるのは初めてだ。
まさか「Thank You」程度の英語が分からないのか?それとも日本人が嫌いなのか?
・・・上海では感じなかったが、広州では年配の人には反日感情があるのだろうか?
答えが分からないまま、もやもやした気持ちを払拭すべく、ホテのロビーに売っていた缶ビールを購入。200円。ホテルの売店のおっちゃんは外国人に慣れているようで、愛想が良かった。
昨日から2時間しか寝ていない。今日はぐっすり寝れそうだ。
明日はもうインドネシアのジャカルタ。
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