タンザニア2日目
100TZS(タンザニアシリング)≒6円
バスターミナルで今夜のダルエスサラーム行きのチケットを購入した後「Tinga Tinga Artist Cooperative」という場所をGoogleMapで見つけたので行ってみることにする。
ティンガティンガアートとは
1960年代にタンザニアのダルエスサラームで生まれた伝統的な絵画スタイルで、主にアフリカの動物や植物、自然を描いた作品が特徴的なアート。 6色のエナメルペンキ(黒・白・赤・青・黄色・緑色)を使い、下書きなしで自分を信じて描き切る手法。
とのこと。
バス停まで案内してくれた男性2名は、私がチケットを買った後でもまだついてくる。その先でお土産屋をやっているから見るだけでも来ないかとのこと。
断って離れ、バス停の建物をウロウロした後も建物を出たら「やあ!また会ったね。」といる。完全にロックオンされてる。昨日の再来だ。
その後も「お土産屋には行かないよ、ごめんね。」と言いながら早足で逃げ、大きなレストランの中を通り抜けてまいたのに、しばらくして振り返ったらいた。探偵につけられるのってこんな感じなのかな。タンザニア人、本当しつこい!「僕のオフィスはこっちだよ!」と言う男性を振り切り目的地の方向へ走る。
Tinga Tinga Artist Cooperative
GoogleMapの口コミも少ないしネットにも情報はないけど、どんな所だろう。
歩いて行く途中の道もアーティスティックだ。
入り口に到着。建物が10軒ぐらいあり、中に居る人達がにこやかに呼び込みをしてくる。
まずは一番左のお店から。絵を見るだけでワクワクしてくる。
お店の人がティンガティンガアートの説明を丁寧にしてくれる。動物、マサイ族の絵が多い。原色使いの絵は独特で、魅せられて欲しくなってきた。
お礼を言って次の店に向かう。特に売りつけようともしないし、写真や動画もOK。むしろこの場所を広めてくれないかと言われた。いっぱい説明してくれたのにお金を要求してくることもない。いい人たちではないか。
こっちは木のプレート。アーティストによってデザインや塗り方も違う。
バナナの樹の皮を伸ばして描いたポストカード。かなり説明してくれたお店ではお礼も兼ねて購入したポストカード300円、絵画1500円位。とても喜んでくれた。
アートに触れ親切な人に触れすっかり気分が良くなった。帰りに市場にも寄ってみる。これまで中東で見てきた市場と変わらない感じ。
宿のテラスからまたキリマンジャロを見てみる。やはり厚い雲がかかっていて、恥ずかしがり屋なので早朝にしか見れないというのは本当らしい。今朝見れたのはとてもついていた。
Coffee Union Cafe
宿のすぐ近くに、観光客用の高級なコーヒーショップがあるので行ってみる。キリマンジャロコーヒーをキリマンジャロを眺めながら堪能するために。
ホットドッグとコーヒーで11,000TZS(660円)。タンザニアの物価からするとかなり高く、欧米人しか入ってない。コーヒーは宿の食堂で飲む方が安くて美味しかった。
モシのバスターミナルへ
ドミの同室のおじいちゃん、感じのいいオーナーに別れを告げ、21時発のバスに乗るためにバス停と向かう。10分位の距離だが、お店は全部閉まっているし街灯がなく真っ暗。強盗に遭ったらひとたまりもないだろう。ひとりで歩くのは結構怖かった。
バスターミナルに到着し、話しかけてくる人たちにチケットを見せると「ここで座って待っていろ」と言う。
そのまま21時を過ぎても1間以上放置され、すごく不安になる。どうやらここが始発ではないので、バスが遅れているようだ。
22時過ぎにやっとバスが到着。私がバスへ向かうと近くにいた男の人たちが勝手に私のミニスーツケースを運んでチップを取ろうとするので制止して自分で運ぶ。
そういえばエチオピアでは夜はバスは走れなかったし、ザンビアもそうらしい。ケニアとタンザニアはOKのようなので1泊宿代が浮く夜行で移動出来る。このバスでダルサラームへ向かう。
モシからダルエスサラームへ
座席は2列2列のバス。空いていたので2席使えてラクチンだった。ただ5台位天井にあるTVがずっと大音量でついていて耳栓がないと寝れない。
トイレ休憩も適度にある。タンザニアでの大型バス移動は結構楽ではないか。
夜が明けてきた。こんな亜熱帯の景色が続いていて、本当にこれから凶悪都市ダルエスサラームに着くのが信じられない。
ダルエスサラームのバス停に到着。ダルエスサラームはタンザニアの首都というだけで特に見どころはないらしいので、このまま行きたかったザンジバル島へ行く。
Uberを呼んでフェリーターミナルまで向かう。運転手は愛想が悪かったので会話しなかった。途中で警官に止められ、何か違反切符を切られていた。スマホのながら運転だろうか?厳しいな。
タンザニアのダルエスサラームでは流しのタクシーに乗ると、100%位の確率でタクシー強盗に遭うらしい。凶悪都市過ぎるだろ・・・
どんな街だったのだろう。怖すぎなのでUberで通り過ぎるだけにする。
もうすぐフェリーターミナルだ。
コメント
バナナの皮のポストカード、子供のころに読んだ絵本の挿絵を思い出しました。
西洋の絵本に慣れていたので、絵の空気感が全然違っていたことを思い出しました。
気を付けて旅をお進みください。
ミシェルさん、じゃんぼ~
懐かしい感じがしたのは、私も子供の頃、絵本で見ていたかもですね。
ありがとうございます。引き続きアフリカ旅続けます。