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パスポートなめなめ女と求められたメキシコ出国航空券

1ヶ月間の中米縦断が終わりました!

ベリーズ→グアテマラ→ホンジュラス→グアテマラ→エルサルバドル→ホンジュラス→ニカラグア→コスタリカ→パナマ

昔ながらのローカルバス移動、朝4時起きとか、バス6本乗り継ぎとか・・・
しんどかった部分もありますが、インドに比べたらヘでもなかったですし、やり遂げた感はあります。

中米の人の優しさに触れることが多くて、いい旅でした!

パナマ トクメン国際空港へ

さて、メキシコをまだ観光していないのでパナマから飛行機でメキシコに飛びます。
アビアンカ航空でコロンビアのボゴタ経由、メキシコ行きを2.6万で取りました。

やはりアビアンカ航空のサイトで直接申し込もうとすると私の持っているすべてのクレジットカードがはねられるので、スカイスキャナー経由で購入。

宿のホルヘに別れを告げ、アルブロック駅へ。
宿の近くからもトクメン空港行きのバスに乗れましたが、スーツケースを持ってますし、始発から乗ってる方が座れるかなと思いまして。→アルブロックからじゃないと座れなかったので正解でした。

アルブロック駅

18時。アルブロック駅から空港行きの急行が出ているとネットで見たので、周りの人に聞いて並ぶ。
1番南のバス停でS480番のバスでした。本日からひとり旅に戻るので全部自分で聞かないといけません。

案の定、空港のバス停を2駅乗り過ごしました。
隣の席のスーツケースの人が降りる所で降りようと思ったのが間違いです。
15分歩いて戻って、パナマ トクメン国際空港に到着!誰も歩いていない。

空港の中も誰もいない。窓口も全部閉まってるし・・・
夜中3時20分出発というアビアンカ航空なんです。安かったので仕方なく。
人がいなさ過ぎて不安です。


今回の旅行、このスーツケースにして大正解でした。
やはり8kgとか肩に背負うのが重過ぎなので楽ちんですし、セキュリティBOXがない宿でも鍵がかけれて安心、バス移動で雑に投げられても中身安心、水びしょびしょのバスの中に入れられても濡れませんし。たまに荷物代1ドル位取られたりしましたが、メリットしかありません。

拡張できるタイプなのもいいです。
荷物全部を入れたら拡張しないと入らないのですが、飛行機に乗るときはノートPCを手荷物に入れたらファスナーを閉められます。
ファスナーを閉めたら機内持ち込みサイズなのですが・・・

アビアンカ航空の機内持ち込みサイズの規定を読むと横幅35cmまでなんですよね。
これは37cmで微妙に超えているのですが咎められますでしょうか。
重さ10kg以内は服を着てポケットに重いものを入れまくったらクリア。
取り合えずオンラインチェックインを済ませているのでしれ~と乗り込むつもりです。出発当日の機内預け入れ申請が1万円を超えてましたので。

Tocumen Royal Saloon(ラウンジ)

20時、2階にセキュリティチェック前にプライオリティパスで入れるラウンジがあったので入ってみました。

中全部でこの広さです。「21時までだけどいい?」と言われOKし入ります。
私の他には女性1人のみ。

他にお客さんがいないのでめちゃ歓迎されて、ラウンジのお姉さんが色々出してくれました。
ありがたい!

パスポートなめなめ女

21時で閉店したので、することがなくなり仕方なく中へ入ります。
セキュリティチェックの場所に入るのに1人の女性がカウンターに座っています。右の通路が女性で左の通路が男性。

2階から見えていたんですが、空港にほとんど人がいないからか、2人ともずーーーっと自分のスマホいじってるんですよね。ラウンジ横の空港窓口3名もそうでした。
まあ中米はバスの運転手も運転中に触ってるし、美術館や博物館の人もずっと触ってるんですが・・・次の職業はパナマの空港職員か中米の美術館職員がいいかな

嫌な予感しかしないですが、右の女性の方へ行く。

セキュリティチェック入口のカウンター前で止まってパスポートとスマホの航空券を見せたのですが、女性は必死でWhatsAppで誰かと会話していてスマホから顔を上げません。
こっちを見ようともしないので、通っていいんかな?と通り過ぎようとしたら「こらっ」となんか怒鳴ってきます。

じゃあ、やはりパスポートを見せないと入れないんかい!と待ってもまだずっとWhatsAppをいじっている。1分以上は待ったと思います。
私がそわそわし出したら、うっとおしそうにこっちを見、今度はWhatsAppからトークに切り替えて「ごめん、客きたからまた後で!」と(たぶん)言ってやっとスマホを切りました。
長ーいネイルが数本取れている手で、私からパスポートを取り、最初のページをジロジロ眺めています。

そして・・・次の瞬間・・・

親指と人差し指をベロンベロン舐めてから私のパスポートをめくり出しました!!

「わぉ!!」

ちょっとびっくりして思わず叫ぶと、「何?!なんか文句ある?!みたいなことを言って睨んできます。
その後も1ページめくるごとに指をなめなめ・・・わーん、私の浮世絵入り最新パスポート・・・

最後、パスポートを閉じて返してくる時もこっちを睨みながら何かスペイン語で言ってましたが、全く何を言っているか分かりません。くたばればいいのに
もうこの件でパナマが大嫌いになりました。

パナマは出国スタンプなし。

アビアンカ航空にメキシコ出国航空券を求められる

災難はまだ続きます。
セキュリティチェックを抜け、中に入るとほとんどのお店が21時閉店でした。中でゆっくりしようと思っていたプライオリティパスで入れるコパ航空のラウンジも21時閉店。

仕方ないので出発ゲートのベンチで座って待ちます。ここは地元の人っぽい人が20名ほどいて安心。
でも少ない。ミニサイズ飛行機なんでしょうか。
そして、ゲート前になんと荷物が規定を超えていないか重さとサイズを測る機械が置いてあります。

ど、どうしよう2cm超えているのがばれたら・・・心臓ばくばくです。

飛行機出発30分前、私と他数名がアナウンスで呼ばれました。名前を言われていますが他はスペイン語で分かりません。オンラインチェックインは済ませてるのですが何か問題があったんでしょうか。

他に名前を呼ばれた人らとゲート入口に行きます。もうこの時点で夜中3時に飛行機に乗れないんじゃないかと不安でいっぱいです。
前の人らが時間がかかって私の順番が回ってきたのは3時過ぎ。出発まであと20分もありません。
ゲートの人は英語が話せました。

「メキシコに行くんですね。メキシコはどのくらい滞在?メキシコ出国の航空券は持っていますか?」
「3週間ほどですが・・・メキシコに着いてからチケットを取るのでまだ持ってません。」
「今すぐここで取りなさい。さもないと乗せれません。」
「今?」
「Now.」

と言われてしまいました。
どうやら、呼ばれたのはカウンターでチェックインしていない人らで、皆同じことを言われているようです。
1回目メキシコのチェトマルにアエロメヒコ航空で入った時は何も言われなかったので、メキシコ出国航空券はもう求められなくなったのだと思っていました。これは航空会社によるようです。

1時間位時間があれば、じっくり出国日や出国地点を検討出来ましたが、もう時間がありません。
なんでもっと早く呼び出してくれなかったのーーー?
出発まで残り15分。焦って陸路移動で使えたコパ航空を予約画面のスクショを見せたところ・・・

「これ、スクショやん、あかん!」

あっさりバレました・・・(´;ω;`)アビアンカ航空のおばちゃん、厳しい!

私以外全員もう飛行機に乗り込んでいます。
時間がありません。ここで乗れなかったら2.6万のチケットがパーです。
他のダミーチケットを用意する時間もなく、3週間後にメキシコシティからボゴタ行きのチケットをスカイスキャナーで1.6万で取りました。

「マダム?まだチケット取れないの?もう無理なら・・・」
「ほら!取れたよ!これっ」

急いで取ったボラリスのチケットを見せます。
ゲートの空港職員ら3人でスマホの画面を見ながらうんうんうなずいて、飛行機に乗せてくれました。
出発10分を切っています。

もう冷や汗しか出ません。変な色の飛行機に乗って乗り継ぎ先のコロンビアボゴタへ。

ボゴタが見えてきました。

パナマ運河と世界遺産のパナマビエホ(2023.2.7~8)

2023.2.7(火)1ドル≒134円

本日はずっと見に行きたかった念願のパナマ運河を見に行きます!

パナマ運河、一体どうやって高低差のある運河を船を渡すことが出来るのか疑問過ぎて実物を見てみたかったんです!

長距離バスを降りたAlbrook(アルブロック)駅まで地下鉄(VISAカードタッチで乗れる)で行き、そこからバスに乗ります。
バスのチャージ代がないので、同行者から1ドル借りてチャージしました。Albrook(アルブロック)駅ではバス20分待ったので結構時間はかかります。

Albrook(アルブロック)駅からはバスでミラフローレス閘門へ。
外国人観光客もいっぱいです。
地下鉄0.33ドル、バス0.25ドルはいいね。

Miraflores Visitor’s Center(ミラフローレス ビジターセンター)

Miraflores Visitor’s Center(ミラフローレス ビジターセンター)、パナマ運河が見学出来る施設です。

入場料は17.22ドル
「B」と書いてあるのはバルボアという、かつて使われていた通過の単位ですが、ドルと同じ意味です。
(バルボアコインだけ今も流通しているので、パナマで使い切らないといけません。)

ふふ・・・この1日何百人も訪れる施設なら、100ドル札が使えるに違いない( ̄ー ̄)
だって世界のドル箱、パナマ運河ですから。

チケット窓口で、何食わぬ顔で100ドル札を出すと「細かいのない?」とは聞かれましたが、
スペイン語も英語も分からない、今パナマに飛行機で到着したばかりのあほの外人のふりをしたら、笑いながら受け取ってくれました!

100ドル札ババ抜き終了!ブラボーーー!パナマ運河!\(^o^)/

で、他の方のブログで「11時にいっぱい船が通っていた」というのを見て11時前に来たのですが、運河見学施設に入ろうとしたら「今、船出たとこで次14時にしか船通らないよ。1回入ると再入場出来ないけどいい?」と言われました。

ガーーーン、あと3時間もある・・・
(皆さんはちゃんとミラフローレスビジターセンターのホームページで運行時間を確認してから行きましょう。)

しかし待ち時間、45分ものIMAXシアターに同じチケットで入れました。

3D 眼鏡が配られ、なかなかの出来栄え。


英語解説でしたが、5GのWi-Fiが飛んでいたためGoogle翻訳のマイク機能で全て翻訳可能。
楽々理解出来ました。すごいなGoogle.

バーでビール飲んだり、お土産を見たりであっという間に時間が過ぎました。併設の博物館は休業中。

そういえば友達に「パナマ帽が本当に売っているか見てきて。」と言われたんだった。
ほれ、ほれ。
パナマ運河にこんなにたくさん売ってるよ。(パナマ帽はエクアドル発祥らしい。)

パナマ運河見学

パナマ運河は、太平洋とカリブ海の間の陸地80kmを切り開き、船が通れるようにしたものです。
スエズ運河を開拓したフランス人のレセップスが着手しましたが難航して倒産、アメリカ合衆国が開通させ、その後パナマに返還しております。
かつて海上で太平洋と大西洋を行き来しようとなると南米大陸をぐるりと回って22日ほど要していましたが、パナマ運河の完成により10時間ほどで通過可能。その通行料は数百万~数千万円なんですが、それでも南米や北米をぐるりと回るより安いので、皆さんここを通るんだそうです。
それでパナマは中米1お金持ちなんですね。

チケットを見せて、パナマ運河見学施設へ。もう人いっぱいいる!

船が来る45分前に入りましたが、最前列がもう埋まりそうなので立って場所取りしました。
太平洋と大西洋の間に海抜26メートルの高さにあるガツン湖があるため、そこを通過するにはガツン湖に合わせて水位を上げないといけないんですね。右だけ水位が上がっています。

運河とダム湖はそれぞれ3つの閘門(こうもん)で結ばれています。これが水のエレベーターの仕組み。船が右から来ました!!手前の白い小さい船に引っ張られています。

通過しながら、どんどん海抜に合わせて水位が下がっていきます。

水位が下がったら通っていきます。

でっかい貨物船です。私が注文したAmazonの商品でも入っているのでしょうか??勝手に妄想。

さよなら~。
海へと行ってしましました。
あまりにも船の動きがゆっくりで、この間1時間位炎天下で体力的にはキツかったですが、感動した!

帰りはAlbrook(アルブロック)駅横の大きなショッピングモールでインテリアなど見ながらブラブラ。本日のご飯はフードコートのこれ1食。
この1ヶ月、観光していたら1日1食の日が多くなり、だいぶ体重は減って来ました

ホステルの近くの教会を見学してから戻って来ました。

夜はホステルから歩いてすぐが海岸なので、ドミトリー同室のブラジル人のおっちゃんと仲良くなったので3人で出かけました。

おっちゃんが旧市街まで歩いた方が綺麗と言ってきかないので、往復1時間も歩きましたよ・・・

ブラジルはポルトガル語なんですね。
Google翻訳で会話してたらこんなこと言ってきましたよ。
そう、同室の男性でワ●ガの方がいて、鼻がもげそうでとても部屋にいれなかったんで海に出てきたんですよね・・・シャワーを浴びてくれたら軽減すると思うのですが・・・
おっちゃんもそう思っていたか。ドミトリーって色々あるよね

★★★★★★★★★★★★★

2023.2.8(水)
さて。いよいよ本日はパナマ最終日=中米縦断最終日です。夕方、パナマ国際空港へ向かいます。

魚市場

本日は2日前に11時に言ったら閉まったいた旧市街の魚市場へ8時に来ました!
パナマの魚市場にも日本の国旗があります。建設を支援したんでしょうね、中米と日本

本日で中米縦断も最後。
1ヶ月私をひっぱっていってくれた同行者に感謝して、最後の食事はごちそうさせてもらいました。
バルボアはこっちのビール。

パナマビエホ

昼からは新市街地にあるパナマビエホに来ました。
先日訪れた旧市街の街並み、カスコ・ビエホが1997年に世界遺産に登録、新市街のこのパナマ・ビエホは2003年に登録されました。
口コミで「行くほどでもない遺跡」とか書かれていましたが・・・入場10ドル。

太平洋沿岸で最初のスペイン植民都市だったここ、パナマ・ビエホは黄金貿易でたいへん栄えていたそう。その黄金を狙ってイギリスの海賊ヘンリー・モーガンが徹底的にこの街を焼き尽くしたそうです。

塔に登ってみます。
モーガン、何でそんな悪いことするんですか。はぁ夢の跡・・・って感じ。

再建不可能な位燃えたので、カスコ・ビエホの方に街を移し、そのままこの廃墟は見捨てられたんだそうです。何か物悲しいものを感じます。

夕方、ホステルに戻ってきました。さよなら、パナマ。

ホステルをチェックアウトします。
ありがとう、ホステルのレセプションのホルヘとブラジル人のおっちゃん。楽しかった。

1月6日から始まった中米縦断、危険な目に合うこともなく無事終了。
これからパナマの空港に向かって、メキシコへ飛びます。

パナマシティの旧市街散策と100ドル札ババ抜き(2023.2.6)

2023.2.6(月)1ドル=134円
おっら~♪
おっはようございます。

深夜バスなんて久々なんで寝れなかったらどうしようなんて思っていましたが、乗った瞬間から爆睡で杞憂でした。
検問が1度あったらしいのですが全く気付かず、検問の人も私のことはスルーだったらしいです。

朝4時半、予定より1時間以上早くパナマシティアルブロック駅に到着!

ここから地下鉄で宿まで1本なんですが、チェックイン時間が15時なんでどうしましょうかねぇ・・・
バスがもっと遅く着いてくれたらいいのに。
中米の宿は12時チェックアウト、15時チェックインのところが多いです。

パナマの地下鉄とバスの電子カード

ずっとバスターミナルのベンチでスマホをいじってましたが、暇過ぎ。
8時半、もう宿に向かうことにしました。

バスターミナルで、バスにも地下鉄にも使える(というかこれを買わないと乗れない)電子マネーカードを駅の機械で購入します。
購入は2ドル。で、お金をチャージするんですが、チャージにクレカが使えないんです。
現時点で私が持っているお金は1ドル札3枚と100ドル札の2種類のみ

パナマは地下鉄0.35ドル(45円)、バスはどこまで乗っても0.25ドル(33円)で安い、安過ぎ。
カードを2ドルで購入したので、残る1ドル分しかチャージ出来ませんでした。
100ドル札をどこかで崩さないと(;^ω^)

アルブロック駅はバスも地下鉄も同じ場所です。
中米で初めての地下鉄!これまで砂だらけのローカルバスに乗って移動してきたのに急に都会!

通勤ラッシュで混んでるのかと思いきやスカスカ。
スリがいるかとか、スーツケース入るかとか心配していましたが、拍子抜けです。

数駅乗って、地下鉄のsanto tomas駅下車で降ります。

景色がこれまでと別世界。
パナマは、パナマ運河で潤う中米で唯一の高所得国ですからね。

la tribu hostel(宿)

今度はちゃんと予約しました。
1週間前に改装後オープンしたばかりのホステルです。
広くて綺麗!キッチンもこれまでで1番綺麗です。オーナーらの犬と猫が入り乱れる癒しホステル。

  • Wi-Fi:スピードやや速い、部屋も繋がる
  • シャワー:水圧あり・お湯あり。部屋の外にあるがトイレと一緒なので他の人がシャワーを浴びていたらトイレいけない。
  • 水サーバ:なし。
  • キッチン:あり。朝食なし。
  • 洗濯:干すところはレセプションに言って横の通路のカギを開けてもらわないといけないのが面倒。

地下鉄のsanto tomas駅の目の前、スーパーも近くてめっちゃ便利!
入口に看板もまだ出てないし迷いまくりましたが到着。
1泊9.5ドル。

まだ改装途中?って感じだったけど、レセプションの20代の常に笑顔の男性、ホルヘがめちゃ感じ良くて癒される。
15時までまだまだだけどチェックインさせてくれました。
「ベッドの横にコンセントないよ」って言ったら次の日、壁に穴開けてコンセント開通工事を開始

共用キッチン

クレカは使えず、100ドル札を出したら「おつりないから、銀行で両替してきて・・・」だって。両替って手数料いるよね?仕方なくこの場は同行者に立て替えてもらいます。

部屋に荷物を置いてシャワーを浴びたら近くのスーパーへ。
100ドル札を崩さないとバスカードにチャージも出来ないし、宿代も払えない。
これまで来たどんなスーパーよりも大きい!めっちゃ都会やん♪と期待に胸膨らませ、コーラ1本をレジに置いて100ドル札を出すと・・・

レジの女の人「No!カンビョウ(両替)No!」と、凄い勢いで怒鳴られました。
私「そんなこと言われましても、100ドル札しかないんですよー」と財布の中身を全部見せたのですが・・・

「カンビョウNo!カンビョウNo!カンビョウNo!!
他のレジの女性2人も集まって来て騒ぎまくり

・・・・・

何がカンビョウNo!じゃこっちがカンベンNo~!!じゃっ!ヽ(`Д´#)ノ

魚市場へ

あんな大きなスーパーでおつりがないとかある??
それとも100ドル札が嫌われてる?
(その後、このスーパーに通うと実際現金のお釣りがなく、よく隣のレジに取りに行かれてました。カード主流?)

リゾート地のボケテボカスデルトロ諸島ではスーパーで100ドル札が使えたのに、首都で使えないなんて意味が分かりません。
ならば・・・と、スーパー横のATMで10ドルだけ下ろそうとATMを操作しましたが、手数料が7ドルと出たのでやめました、ばからしい。
バスは現金払いが出来ないので、カードに片道分のチャージ金額しかなく不安ですが、このバス停から魚市場へランチしに向かってみます。

そうそう、パナマシティに着いてから、これまで全く出てこなかったGoogleMapにバスと電車の路線図が表示されるようになりました!
これで私は水を得た魚のように、どこまででも行ける( *´艸`)
昨日、ボカスデルトロ島のスーパーでTigoのSIMカードを購入し、めんどくさそうにするレジの少年に無理やりアクティベートしてもらったばかりです。
※ニカラグアのSIMはデータ込みで300円位でしたが、パナマのTigoは800円位しました。その代わりデータ無制限。

バスに乗って旧市街の方向へ。
このバス停で降りて歩いてすぐ、魚市場。
11時に着いたら閉まってた・・・

Cevichera La Bendición(レストラン)

仕方ないので、魚市場の向かいのGoogleで評価の高いこの店へ!
Google翻訳でスペイン語のメニュー見て「ロブスター」を頼んだのに普通の殻付きエビが出てきた。
なかったんかな?適当やな。ガーリックとパクチーが効いていてめちゃくちゃ美味しかったですが。

ビールとサービス料も入れて全部で17ドル。
で、100ドル札出したら「おつりないからもっと細かいのない?」と言われ「ない。」と言ったら他の店におつりを探しに行ってくれたけど、戻って来たら申し訳なさそうに「やっぱいおつりないからカードで払ってくれない?」だって。
パナマシティは100ドル札のニセ札が出回ってたから100ドル札はホテルでしか使えないとネットで見たけど、私の100ドル札は日本の銀行から下ろしてきたピカピカの新札なんですよ~

スーパーもこの店も、本当に現金の持ち合わせがあまりないみたいなんだけど、どうなってんの?パナマ。
店を出て、世界遺産の旧市街の歴史地区、カスコビエホへ向かいます。
旧市街地は治安が悪いというこの中華街地区を通るのですが、昼間は歩いても問題なさそうです。

カスコビエホ(旧市街地)

パナマシティの南西はカスコビエホ(旧市街地)と呼ばれるスペインの植民地時代の建物が色濃く残っている地域です。

辿り着くまでが坂道が急でしんどい、パナマ、暑い。だんだん南下してきたのを感じる。

か、かわいい!アンティグア依頼のかわいい建物で興奮してきました。

かわいい建物を撮りまくり。

教会もめちゃくちゃたくさんありました。

遺跡や記念塔みたいなのも。

あまりに暑くて入ったフレッシュジュースやさん。
ここはリゾート地で外人いっぱいおるから使えるやろうとまた100ドル札を出してみたけど、「もっと高額なもの買わないと無理、カード使って。」だって。

ここでもか。私、帰りのバスのチャージ出来ないんですけど。

海を挟んで左が新市街、右が旧市街で対比的な景色です。
まあ私の心は崩せない100ドル札でいっぱいなんですけど。

帰りはホテルまで30分以上炎天下の中歩かないといけないかと観念しました。
うそです。たった33円でバスに乗れるのに歩きたくありません。

地下鉄の窓口の切符売り場に行って100ドル札でお釣りくれるか、クレカでチャージ出来ないか聞いてみたら、お姉さんも「無理」だって。
お姉さん「あら、そのクレジットカードVISAじゃない。だったら1番右の自動改札機に当てたら地下鉄乗れるわよ。」って言われました、Google翻訳でやっと理解しました。
どうやらどの改札も1台だけVISAカードを当てるだけで乗れる機械を置いてくれているようです。
助かった~

改札を抜けた後の私に向かってGoodサインを送ってくれたお姉さん。ありがとう。

さ、明日はどこにくずれない100ドル札を押し付けましょうか。おやすみなさい。

ボカスデルトロ諸島のコロン島(2023.2.3~5)

2023.2.3(金)1ドル=134円

本日から2泊3日でパナマの上の方にあるボカスデルトロ諸島へ行って来ます。

今いるボケテからはローカルバスでは直接は山脈があって行けないらしく、1度ダビッドまで戻ってから向かわないといけません。
ボケテの旅行会社からシャトルバスは出ていましたが、40ドルだったので却下。

ボケテ→ダビッド

朝6時半、ダビッド行きのチキンバス(1.75ドル)に乗ります。
現地の人らで徐々に満席になってきました。

ダビッド→アルミランテ

8時にバスターミナル到着。

ダビッドのバス停、行き先はかなりあるので聞きまくろう

アルミランテ行きの長距離バスは窓口で購入する必要があり、18ドルでした。
5分位待って直ぐにバス出発。

アルミランテ→コパ島

12時40分、アルミランテのバスターミナルに到着。
3日後に、ここからパナマシティ行きの深夜バスに乗るのでチケットを購入しておきます。
そしてバスを一緒に降りた欧米人ら2人と船着き場まで乗り合いタクシー(1人1ドル)。
船着き場までは歩いても15分位です。

ボートに乗ってボカスデルトロ諸島のコロン島へ。
チケットは往復で10ドル。30分に1本位出ているので予約は不要。

ボートで30分、コロン島に到着。昔からあるリゾート地ってイメージですかね。
建物は結構年季入ってます。

Twin Fin Plaza(ホテル)

海が綺麗ってことで来たのですが・・・海の印象より宿の最悪さが際立って印象に残ってしまいました。

間違いなくこれまで宿泊した宿でワースト1です(インド除く)

またも宿の予約なしでこの島を訪問したのですが、週末ということもありBooking.comで6.7の評価しかないTwin Fin Plazaしか空いていませんでした。

まず予約サイトで「2泊14ドル」って記載があるのに、レセプションが20ドルとか言ってきてお金をちょろまかそうとする。「今からサイトから予約するわ。」と言ってお金は返してもらいました。
男女混合8人部屋なんですが、凄い狭さで荷物広げられない。窓なし、コンセント2か所しかなし。
部屋でWi-Fi繋がらず、ロビーで繋がるけど遅い。

(ボカスデルトロ諸島はclaloのSIMカード使えません、tigoだけ。)

部屋にトイレとシャワーあるけど誰か使ってたらトイレ使えない、しかも鍵が塩で錆びて壊れている。
一切清掃が入らないので、ゴミが溜まり放題(トイレの紙は流したら詰まるので横のごみ箱に捨てるタイプ)。
100人以上泊まれる大きなホテルなのに外にトイレや洗面一切なし、キッチンはあるけど水栓が1本しかないから常に誰か使っていて使えない。
極めつけは、いびきかいて寝てたら夜中に同室の男に足を思いっきりぐーぱんちされた挙句に、私の同行者のベッドの下のカップルがヤリ始めたことですかね。
しかも同行者が買ったパスタと缶詰とハムは盗まれました
男ばかりでトイレ流さないし、毎日深夜に帰宅して昼過ぎまで寝るもんだから真っ暗な中荷物まとめてチェックアウトしたらベットの下に入り込んだスクラバウォッシュ(洗濯袋)8千円を忘れてきてしまいました。

こんなことなら最初から1泊4千円の宿に泊まれば良かった\(^o^)/
何なんですか、モラルって?

安いところに泊まると民度の低い人らが集まるということなんですかね。
リゾート地で物価が高いのに中米で最安値7ドルという金額でしたが。
南米では予約サイトで最安値の宿に泊まるのはやめておきます・・・

1日目の食事。中華系スーパーにセビッチェが売っていました。右のはシュウマイ。

2日目はこの真ん中の30ドルのツアーに申し込んでみました。

離れた小島までボートで行ってくれるようです。途中、イルカやワニもいっぱい見れました。

すんごい綺麗!!

しかし島には一切売店がないので海を見ながらビールを飲みたいのに飲めない・・・
そしたら踊っていた陽気なパナマ人がビール1本くれましたよ、ありがとう

1時間程泳いだらまたボートで移動して、コテージでランチ。

これは美味しかった

島価格ですが、魚ランチ13ドルを頼みました。景色もあいまって島の魚は美味しい!

海のこの透明度!くちばしの長い魚が泳いでいます。

その後はシュノーケルポイントまで連れて行ってくれてシュノーケル。
シュノーケルポイントはそこまで綺麗でなかったかな。

夕方、島に戻ってきました。何の祭りですか。

もちろん観光地なので治安もよく、夜も出歩けます。

3日目は最悪だった宿をチェックアウトし、深夜バスまでの時間潰し。
せっかくなので海の見えるコテージでフィッシュバーガー6.5ドルとマンゴージュースを。

14時、来た時の逆パターンでアルミランテのバスターミナルに戻ります。

アルミランテの現地の人は何故か黒人ばっかり。英語で話してましたしベリーズみたいですね。
バスの時間は18時で暇なので、そのへんの店に入って1ドルでビールを飲む。

17時半、アルミランテのバス停にパナマシティ行きのバスが来ました。欧米人らで満席。
3日前に購入した金額は28.75ドルです。

本日はこの深夜バスで1泊。
明日からはいよいよ中米縦断の最終地、パナマシティです。

【ローカルバス移動】コスタリカのサンホセ→パナマのボケテ(2023.2.1~2)

2023.2.1(水)1コロン=0.24円、1ドル=134円
おはようございます。サンホセではサラピキに行く前と同じヌエボ マラガート ホテル&ホステルに宿泊しました。                                                         

今朝はもうジョセフに会えないかと思うと寂しかったです。また「アメェ~ジング♪」と言いながら一緒にナマケモノを探しに行きたい

そして昨日までサラピキのPierella Ecological Gardenに3日間いましたが、宿泊している間私のSNSを見て「なにか気になったので連絡しました、か●やんと言います。今後どう回られますか?」と男性の方から連絡があり、(旅情報でも欲しいんかな?)と頻繁にLINEでやり取りしておりました。
メキシコの日本人宿アミーゴに3週間いて来週からカンクン→グアテマラでスペイン語留学だそうですが、スペイン語が話せないと旅があまりにも大変で南米では不安なので、旅の同行者を探しているそうです。
やり取りして3日目。「では、来月ボゴタで会えるといいですね♪」とLINEすると「僕は37歳です、みきぷさんは?」ときました。
??旅の同行者の年齢なんて〇〇代でいいやんと思いつつ「50歳です。」と返したら・・・・

その後一切連絡がなくなりました!!\(^o^)/既読は即ついたのに。

はぁ?!あんた人生の同行者じゃなくて旅の同行者を探してたんやんな?!
年齢関係あるんか?
それとも私が20代だとでも思ったか?!
かつ●んのばーか、ばーーーか、ばぁーーーーーか\(^o^)/

・・・

取り乱しました、余談です。

気にせず本日は中米の最終国、パナマへ向かいます。
コスタリカのサン・ホセからは皆さんほとんどTICAバス(国際バス)利用のようですが50ドル以上するので、今回もローカルバスで行きます。
パナマシティまでは距離がありすぎて途中で1泊もあり得るようなのでダビッドまで行って、そこから北のボケテというリゾート地に宿泊することにします。

サン・ホセ(コスタリカ)→パナマとの国境

まずはトラコパ社のバスでパナマのダビッドまで行きます。
前日にチケットを購入しておりましたが、当日でも乗れそうでした。
チケットは座席指定の18ドル(コロンでも支払い可)、購入にパスポートが要りコスタリカ出国税の8ドルもここで払えますが、前日にコスタリカのイミグレホームページからネットで支払いました、準備万端。

宿からは徒歩15分。7時半のバスに乗り込みます。

車窓。サンホセ以外はこんな感じなんですね、コスタリカって。

12時。ウビダという町の休憩所で30分食事休憩。
ビュッフェ形式のランチがありましたが、私は食べるのが遅くてバスに乗り遅れるのが心配なので、フレンチトーストみたいなのを購入。プリンパンみたいな感じでした。
ここでドルで支払うとおつりは全部コロンで返ってきます。
中国人の女性が高額ドル紙幣で支払ったら大量のコロンが返ってきて、中国語でブチギレしてました。もうコロン使う機会ないしな…
レジに英語で表示があったけど注意深く読まないといけませんね。

パナマ入国

14時50分。コスタリカとパナマの国境に到着!

パナマの国旗にわくわく!コスタリカとの時差が1時間のため、国境を超えた瞬間にGoogleWatchの時計が1時間進みました、不思議。

久々の入国カード記入です。入国カード提出と出国税支払いはバスの運転手がやってくれ、イミグレのチェックが入らないから適当に記入。中米で要るのはベリーズとパナマだけ。
全員でバスを降りてイミグレの窓口まで少し歩きます。
パナマ側に入っちゃうとトイレに入るのにお金がいるのでコスタリカでトイレに行ってた方がいいかも。
パナマはドルが流通しているので両替はなし。

イミグレの窓口ではいつも通り、パナマで何日滞在するかと宿泊先ホテルを聞かれましたがもう1つ聞かれているのがスペイン語で全然分からない。

職員の人がGoogle翻訳をスマホで見せてくれ、どうやらパナマ出国の飛行機かバスのチケットを見せろとのことでした。
コスタリカ入国の時と同じくコパ航空のパナマ出国航空券の予約画面のダミーチケットをスマホで見せたらチラ見しただけで終了。ゆるっ!
パナマのイミグレは仕事が速かったです。無事パナマ入国!

ダビッド→ボケテ

17時50分。ダビッド、大きなバスターミナルに着きました。

そこから「ボケテ?」と聞きまくって、ローカルバスに乗ります。中米の人は皆親切ですぐ乗るべきバスを教えてくれるので迷うことがありません。嘘ついて旅行会社に案内されるどこぞのイ●ドとかいう国と大違いです。
バスはすぐ出発しましたが、ボケテ到着は19時過ぎ。料金は1.75ドルと破格。

La Casa de Doña Cata Hostel

ボケテに到着。
軽井沢のような高原のリゾート地らしくちょっと寒い!

バスを降りてすぐ向かいにあったLa Casa de Doña Cata Hostelに2泊。
リゾート地なので男女混合ドミトリーが1泊15ドルと少し高い。

  • Wi-Fi:スピード普通、部屋も繋がる
  • シャワー:水圧あり・お湯あり。部屋の外にあってトイレと別々。
  • 水サーバ:なし。代わりにフロントにホットコーヒーサーバあり。
  • キッチン:あり。朝食付き、自分でパンケーキを焼くタイプ。火力が弱くて全然焼けない。
  • 洗濯:干すところないが、庭があるので勝手に干した。


シャワーとトイレ別室で快適だけどいかんせん狭い!
何度もハシゴに体ぶつけました。

20時なのですぐ向かいの地元の人がいくような食堂でcombo盛り合わせを頼みました。
5.3ドル(730円)。あかん、パナマに来て一気に物価が高い。
ほぼ骨でした。日本だとこの値段でもっといいもの食べれるよね・・・

ボケテ観光

2023.2.2(木)
次の日は洗濯とボケテ観光でのんびりゆっくりだけの日です。

スーパーで出前一丁を購入して食す。
観光地のここのスーパーでは100ドル札を出してもおつりをくれましたが、後にパナマシティでは(ニセ札が出回っているから?)どこも100ドル札が使えず100ドル札ババ抜き状態で、すごい苦労をすることになります。この時点ではそんなこともつゆ知らず・・・

小さい街なのであっという間に歩けてしまいます。
観光地ではないですが、15分歩いて街の図書館へ。

ほとんど人がいなくて快適。こんな建築物好きです。一応1級建築士なもので。もはや忘れてましたが。

ボケテ公園。1ドルで入場可でしたけど、上から見たら無料。

Vintage cafe Boquete

ボケテではコーヒーでは最高級のゲイシャコーヒーってのが有名らしいのでVintage cafe Boqueteへ。

味見も出来たし、めっちゃ高い位置からうやうやしく淹れて下さいました。
めちゃ高かった(9.75ドル、クッキー込)のに味は・・・わからん。美味しいけど普段スタバしか行かないもので。
ゲイシャコーヒー、コーヒー好きには有名なんでしょうね。

パナマは中米の中では物価が高いので、スーパー食にしてサラピキの宿で増えすぎた体重を落とします。
明日はここから北のコロン島へ移動します!