「旅の持ち物」カテゴリーアーカイブ

世界一周の持ち物⑤その他の日用品、キャンプ用品、薬など

世界一周のバック、ガジェット類、衣類の他の持ち物。便利だった順に。

トラベルポーチ

これは無印で購入したもの。
中に歯ブラシ、歯磨き粉、化粧水、乳液、綿棒を入れていて毎回ドミトリーベッドの端に吊るしている。よく使うものがさっと取り出せて便利だ。もっと大きいものを購入して洗顔類を入れてもいいと思う。

壁コンセントの位置が高すぎる時なども、コンセントの近くにこれを吊るして、中に充電中のバッテリーを入れると充電コードの短さをカバーできた。

ドライヤー

軽量の海外で使えるミニドライヤー。380g

どんな暑い国でも、髪を濡れたまま寝るのは頭皮が気持ち悪い。そして寒い国では風邪をひく。軽量かつ軽いものを探して購入した。

洗濯した半乾きのショーツや靴下もこれで乾かせる。寒い国ではよく「貸して」と頼まれた。

軽量の折り畳み傘(晴れ雨兼用)

日本でもよく持ち歩いているもの。雨を凌げると思って持って行ったが、意外にも、暑い国での日傘として効果を発揮してくれた。肩や腕を直射日光から守ってくれ、帽子よりもかなり効果がある。

これがあったから、ギリシャのメテオラもツアーなしで歩けた。重さをほぼ感じないので、これは是非持って行って欲しい。

ネックピロー

飛行機、長距離移動のバスで使うと首がかなり楽。必須。空気を抜くとペタンコになるので持ち運びに便利。フードはアイマスクの様な圧迫感なしにソフトに目を覆ってくれ、被るとぐっすり寝れる。深夜バスでも眩しくなく眠りにつけるのがいい。

汚れたらカバーを外して洗える。

セキュリティグッズ

パスポートケース

ポケットがついているものをチョイス。
そこにプライオリティパスのカードと、イエローカードを入れておいた。スーツケースに入れっぱなしで空港内で使えなかったというミスを防げる。

自分用のメモ追記:ここのポケットにスマホのSIM入れを開けるピンを入れること。

ワイヤーロックと4桁ロック

宿泊先の宿のセキュリティロッカーの鍵の形状に合わせて、両方ともよく使った。

これでベンチとスーツケースを結んで、空港のベンチで熟睡したり、バスターミナルではちょっと外出したりした。モロッコのカサブランカのバスターミナルではスタッフに激怒りされたが、他の場所では大丈夫だった。

3桁のものだと999回試されたら開けられてしまうので、両方とも4桁のものにした。

日用品

  • S字フック
  • 眉カットハサミ
  • 爪切り
  • 耳かき
  • くし
  • 歯ブラシ
  • 裁縫道具
  • 毛抜き

100均のS字フックは毎日使った。ドミトリーのベッドは狭いので、これをベッドのヘリにかけてお風呂セットや自分のバッグを吊るしてベッドの上はスッキリするようにした。
大は小を兼ねるで、大きければ大きいほどいい。海外のベッドのヘリは大きくて小さいものは使い物にならない。

眉カット用のミニバサミは、現地で洋服のタグを切ったりなどに使用。
現地でよく服が破れ、意外と裁縫道具はよく使った。

消耗品と様々な大きさのジップロック

  • 歯磨き粉
  • 歯間ブラシ(もしくはフロス)
  • シャンプー、コンディショナー、石鹸
  • 洗顔、メイク落とし、ふき取りメイク落と
  • 綿棒
  • ウエットティッシュ
  • 絆創膏
  • 余裕があれば拭き取り化粧水とコットン

上記は1ヶ月分だけ持って行って、無くなると現地で買い足した。現地の方が安い。ふき取りメイク落としは、深夜バスや深夜の飛行機移動で、水で顔が洗えないシーンで使う。

あと、移動時は上記の液体類はジップロックに入れてしっかり口を閉めた方がいい。
飛行機やバスの中で、上からぎゅうぎゅうに押されたのか、スーツケースの中でシャンプーがぶちまけられていて泣いた。

虫よけ類

  • 液体フマキラー
  • ムヒ

飛行機にも持ち込める液体タイプの殺虫剤スプレー。

部屋でワンプッシュすると、蚊、その他の虫にはてきめんに効果ありで助かった。しかし人には無害。フローラルの香りのものが癒されてお勧め。

上記のスプレーのお陰でほぼ虫には刺されず、余り使わなかったけど、肌に塗る虫よけスプレーと、刺された時用のムヒも持って行った。1回目はムヒを持って行かなかったら、かゆ過ぎて悶絶。大後悔したので次からは持って行った。

メイク道具、日焼け止め、コンタクトについて

  • メイク道具
  • 日焼け止め

これらだけは日本製の方が安くてダントツ性能がいいので、余分に持って行った方がいい。
海外の日焼け止めは、めちゃくちゃ高かったのに効果が薄い。

メイク道具は、量を減らすべく、まつ毛はまつ毛パーマ、眉毛はアートメイクをし直してから行った。

コンタクトレンズは10年以上前にレーシック手術を済ませているので、不要だった。今はICL手術の方がメジャーなのかも。
近眼矯正手術は、手術時間は10分、人生が変わるのに料金は安い。世界一周をしない人にも勧めする。コンタクトを毎日付ける煩わしさ、目の乾き、疲れ、毎朝の眼鏡探しから解放される。

全身脱毛済なので、かみそりも持って行かずに済んだ。

料理グッズにメスティン

旅の途中から、他の旅人に勧められて下記のキャンプ用の直火で使える飯ごうを持っていった。

モロッコの宿では、コンロはあるくせに鍋や食器類を全く置いていないところ、もしくはめちゃくちゃ汚い鍋しかない宿が多々あり、これでインスタントラーメンを作って食べた。
ヨーロッパに入ってからは、チェックアウト前に余分にお米やパスタなど食事を作り、これを弁当箱としてご飯を詰めて、公園で優雅に(?)食事し、外食が毎回4千円を超える国々での食費を浮かせた。

セットで持って行くのは、プラスチックのスプーンとフォーク、ふりかけ、塩、胡椒などの調味料類。
共用キッチンに、塩はあっても油が置いていないことが多々あったので、100均のミニオリーブオイルは必須。

スーツケースにしまう時は、この中にサングラスやSDカードなどワレモノを入れると壊れる心配もない。

薬など

  • ダイアモックス(高山病防止薬)…予防接種してもらった病院で1つ30円位で2週間分を購入
  • 痛み止め…1箱持って行かないと足りない
  • 正露丸…1回もお腹壊さず。昭和生まれは不衛生的なものに強い
  • 整腸剤…部屋にトイレがついているタイプのドミだとトイレでゆっくり出来ず便秘によくなった
  • 胃腸薬…持って行った方が良かった

南米でよく使ったのは高山病防止の「ダイアモックス」。それでも効かない位、ボリビアの首都やイピアレスなどキツイ場所は多々あったけど。

痛み止めは10個位持って行ったけど、高山病などで頻繁に頭痛がするし、全然足りなかった。2回目からは1箱持っていった。逆に心配して持って行った正露丸は全く使わず。便秘薬の方が要る。これは人によるかもだけど。

  • 国際運転免許
  • ダイビング免許
  • 水中眼鏡
  • 水着

これで持ち物は全て記載出来たと思う。
非常に少なくて軽い。リアルタイムではインドネシアに2週間滞在中だが、爪切りを忘れてきてしまい、困っている。
自分の備忘録用としても残しておく。

世界一周の持ち物紹介④衣類、靴、小物、タオル、衣類入れ、洗濯グッズ

途中で気づいたが、スーツケースの半分を占める旅の荷物は衣類だ。軽量ながらも、量がかさばる。

旅の衣類

旅をスタートさせた12月は、日本もアメリカも冬だったため、冬服と夏服が混在していてスーツケースはパンパン、凄い量だった。
アメリカから中米へ移動したら季節は夏。アウターはホテルの従業員にあげ、南下するにしたがって、冬服を持ち歩くのが邪魔になり、「もらって下さい。」のスペイン語メモと共にホテルの部屋に少しずつ置いていった。

衣類を減らす旅のコツ

夏を追いかけながら世界一周のルートを決めるのが、持ち物を少なくし、快適に旅が出来るコツだろう。ヨーロッパを冬に旅すると、日照時間が短か過ぎて損している気がする。

一時帰国してからは衣類を減らし、夏服とユニクロのウルトラライトダウンしか持って行かなかった。これで足りる。12月のトルコは寒すぎて、セーターとジャケットを買い足したが。
夏の間ずっと冬服を持ち歩くのは煩わしい。現地調達、現地還元の方が費用対効果が高い。

最終的に確定した衣類と下着

【衣類】

  • UNIQLOウルトラライトダウン
  • 薄手のカーディガン2枚(1枚はUNIQLOのUVカットパーカー)
  • Tシャツ3枚…1枚はパジャマと兼用(1枚はUNIQLO
  • 薄いロングTシャツ1枚UNIQLO
  • 薄いロングパンツ3枚…1枚はパジャマと兼用(1枚はUNIQLO

【下着類】

  • ブラジャー2枚UNIQLO
  • ショーツ4枚UNIQLO
  • 靴下3セット(100均、メッシュのもの)

乾きやすさと薄さをとことん追求。衣類、下着はほぼUNIQLOのエアリズム。非常に少ないが、ほぼ毎日洗濯しているので足りる。ハンガー吊るしてベッドの縁に掛けておくと、次の日には乾いている
自分の写真をインスタにアップしたい人は、カラフルなシャツとワンピースをこれに追加した方がいいだろう。

1回目はGパンを持って行ったが、重いし乾きにくいし、窮屈だしで要らない。
短パンもイスラム教の国だと、例えホテルの中であっても誰も履いていないので、履き辛くて持って行かなかった。

UNIQLOの黒のエアリズムのブラジャーとショーツは、水着にも見えるので、ハンガリーの温水プールで水着を忘れた時はそのまま入った。見た目、水着と違和感なしで大いに役に立った。水着すらも荷物を減らしたい人にはお勧め。かつ、宿で干していてもいやらしさが低い。

  • ニューバランスのスニーカー
  • Tevaの薄型サンダル

長距離を歩く時用と、寒い国での普段使いの靴。

トレッキングシューズは重いので、ハイキング用のスニーカーで。
トレッキングシューズを世界一周に持参していた人らは、その通気性の悪さ故、臭いシューズと化していたし、荷物も重そうだった。

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暑い国での普段使いのサンダルはこれ一択。シャワールームの床が汚い時にも使える。ビーチサンダルの方が薄いが、長時間歩くと指の間が痛くなる。
底がもっと分厚い、お値段高めのTEVAサンダルもあるが、こっちの薄い方がかさばらないくていい。分厚い方は、底が途中ではがれてしまったが、この薄い単純な造りだと1年以上経っても使えているのでコスパ最強。

小物

  • 帽子…ザノースフェイスのゴアテックス(防水)ハット
  • サングラス…折り畳み出来るもの
  • スカーフ1枚…モスクに入る時に髪を覆う用

帽子はスタート時から、ノースフェイス。これ一択。紐がついているのと防水なのがいい。
風が吹いても飛ばない。自転車や馬に乗っても飛ばない。暑くなったら紐を首にかけたまま背中へ向かって脱いだら両手が空く。急な雨でも少しの雨ならこれで防げる。マジお勧め。

サングラスとヒジャブ代わりのスカーフは気に入ったもので何でもいい。

タオル類

  • バスタオル1枚
  • フェイスタオル1枚(100均)
  • 薄い速乾タオル1枚
  • ミニハンカチ2枚(100均)

こういったスポーツタオルを最初は持って行っていた。外国人もよく持っていた。そして彼らは全く洗わないのか、材質なのか、強烈な臭いを放っている・・・

どうも顔を拭いた時に心地よさを感じないので、やはり布のバスタオルに変更した。ガーゼだから薄いし、直ぐ乾く。ミニハンカチも100均でガーゼの生地のものにした。
写真右のモンベルの速乾タオルは、海に行った時のゴザ用として使った。この薄さは荷物にならない。

衣類入れ

当初、圧縮袋と無印のこの衣類バッグを持って行ったが、この袋に何の意味があるのか??使っていて疑問を感じるようになった。あと圧縮袋は、ドミトリーで早朝や深夜にガサゴソ音がして使いづらい。

途中からこの形状の圧縮袋にしたら使い心地がかなりいい。思ったよりは圧縮出来ないが、それでもコンパクトにまとまり触っても音がしないのが心地よい。
これ1つと、ビニール製の圧縮袋1つを持って行った。濡れたバスタオルは圧縮袋に入れるなど、使い方を分けた。

洗濯グッズ

洗濯は、当初、旅人がよく持っているスクラバウォッシュ(洗濯袋)を持って行っていた。
しかしこれ自体が重さがあるし、これに水と衣類を入れると相当重い、それを外から手でもんで洗う?!
とても力がなくて無理。洗えている気がしなかった。

結局途中で失くし、その後はスーパーの袋を洗濯袋代わりにしたのだが、それで充分だった。

途中からは、エディハド航空に乗った時にもらえたビニール製のショッピングバッグを洗濯袋として使ったが、丈夫で破けない。軽い上に大きさもぴったりで、洗濯袋として大活躍した。

洗濯を干すグッズはこの2つのみ。
綺麗に干したいシャツは左の折り畳みハンガーに掛け、タオルやパンツ類は宿のテラスなどの手摺に掛けて干した。他の洗濯物は、宿のバルコニー、ベッドのヘリなどに掛けて干した。

洗濯バサミが足りないときは、どちらも洗濯バサミが取り外せるのでそれで対応。

右のピンチハンガー持ってきてる旅人が少なかったのだが、これは私はほぼ毎日使った。
毎日、靴下、ショーツ、ブラジャーを洗濯してこれに干していた。ヨーロッパではバルコニーやテラスがない宿が多かったが、これに干してベッドのヘリにでも掛けておけば、日本と違い外国は乾燥しているので一日で乾く。

洗剤は持っていかずに、体を洗う石鹸をジップロックに入れて持って行き、それで洗った。

この洗濯ロープを持ってきている人がいて、個室をシェアした時などに借りたが、これも便利だった。テント泊する人には必須だろう。


まとめ

以上、衣類とそれに関するグッズ。服は少しでいい。心配しなくても足りなければ現地で買い足せばいいだけだ。

現地で手に入らなそうな品質のいい100均グッズは是非とも日本で買っていきたい。

次回はその他小物とセキュリティグッズ。

世界一周の持ち物紹介③PC、スマホ、モバイルバッテリーについて

世界一周の持ち物でクレカの次に重要なもの、PC、スマホ、モバイルバッテリーについて書きたい。

PCは持って行くべきか

荷物はなるべく軽い方がいい。盗まれるリスクも避けたい。スマホで情報を見れる今、PCを持って行くべきかどうか悩んだが、持って行って正解だった。

スマホとPCの情報量の違い

PCの方が1画面に表示できる情報の量が圧倒的に多いため、効率的に情報収集ができる。
また、同じサイトであっても、スマホのアプリに表示される情報よりPCの画面に表示される事柄の方が詳細に書かれていることも多々あった。

操作性と効率の良さ

短い文章ならスマホで音声入力しているが、ブログを書いたりするのは、圧倒的にPCの方が早い。
ブログを書かない人でも、航空券の予約やビザの入力はPCの方が見やすくて安心出来るだろう。
GoogleCloudに上がっている写真の整理もPCの方が断然しやすいし、複数タブを使っていくつもの情報を比べるのも便利だ。

1kg以内の軽量で薄いPCなら、重さより利便性の方が勝る

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スリムでコンパクトながらも、Windows11、Officeも搭載。電源は直ぐに入るし、バッテリーの持ちもいい。

長時間トランジットを嫌がる人がいるが、私は飛行機が見えるラウンジで、お酒を飲みながらこれでYoutubeを見ていたら快適過ぎて時間が足りないくらいだった。

ワイヤレスマウス

PCにはマウスパッドも使っているが、画面のスクロールや一括選択の操作性はマウスの方が優れている。電池式だと頻繁に電池を買い替える必要があるため、当然、充電式のBluetoothマウスを持って行った。

途中で壊れて、このミニマウスに買い替えたのだが、小さいながらも使い心地は抜群だ。静音設計になっているため、クリック音がしないので、夜中にドミトリーのベッドで音を気にせず使えるのも良い。このコンパクトさが持ち運びのストレスを減らしてくれるので、ぜひおすすめしたい。

海外に持って行くスマホ

スマホは毎回、盗まれた時用に2台持って行った。結局2台目はほとんど使わなかったが。スマホのカメラで十分綺麗なのでデジカメは持って行っていない。

最初の旅のメインスマホは SIMフリーのSony Xperia 5ⅱ(6.5万位)。
これでも写真は綺麗で十分だったが、eSIMに対応していなかったので、2回目以降はGoogle Pixcel 7aに買い替えた。

iPhone Proを持ち歩いている人を見ると、写真が綺麗で羨ましいが、iPhoneはスリに狙われやすいし、15万もするスマホを盗まれたら気持ちのダメージが大きい。
7万以下で買えるスマホでは、Google Pixcel が最高のスペックだと思う。十分満足のいく綺麗な写真や動画が撮れた。

余談だが、「パラグアイのアスンシオンは、電化製品が安く購入出来る」と聞いて、電気街をのぞいてみたのだが、定価の10%オフ位だった。安いショップで購入してクレカ詐欺にあったYoutuberもいるし、日本で買うのが安全だろう。

写真・動画を保存するメモリーカード

容量は128GBなので、Googleフォトにも都度バックアップはアップしているが、メモリーカードにも保存して、都度スマホの動画は削除していた。
メモリーカードは店頭で買うと1万近くするのに、ネットで購入すると安い。

これはSanDiskの正規品なので、読み込みが速い。512GBもあり、いくら保存しても中々いっぱいにならない。

紛失防止に便利なスマホストラップ

スマホのケースは海外滞在中の時のみ、ストラップ付きケースに変えた。スリ防止より、鞄からの取り出しや持ち運びに便利だった。
ベッドの梯子を降りる時や、トイレの時などでも、両手が空いて重宝する。

スマホと連動した時計、Google グーグル Pixel Watch 2

時計はiPhoneの人がアップルウォッチを持つように、AndroidスマホなのでGoogle Pixel Watchを持っていった。

毎日の充電が面倒になるかなと思ったが、メリットの方が大きくて全くそんなことはなかった。

まず、メールや通知が届いた時、スマホと取り出すことなく時計で見れる。GoogleMapとも連携していて時計で地図も見れるのだ。治安の悪い国でスマホを取り出すリスクが抑えられるし、緊急連絡が直ぐみれて便利なことこの上ない。

あと、よく使った機能がライト機能。真っ暗なドミトリーで明かりを点けたい時、トイレに行きたい時、この腕時計のライトを点けると、両手が空いたままの懐中電灯代わりになるのだ。懐中電灯を持って行かなくてよくなったので、荷物の軽減にもなった。

モバイルバッテリー

GoogleMap起動と、動画撮影をするとあっという間にスマホのバッテリーは消耗する。


初めはこの大型バッテリーだけ持って行った。バッテリーが20%を切ったあたりから充電して、4回は充電出来るので長距離移動でも役立つ。色もくすみカラーで持っていて楽しい。

しかし、日帰りで観光する時などは1回だけ充電出来ればいいから、途中からは、1回だけフル充電出来る、持ち運びに最適な軽量バッテリーも持って行くことにした。


わずか103g。これはコードがなくてスッキリするのと、スマホを立てらせることが出来るので、ベッドで寝ながら動画をみたりするのに役に立った。

ワイヤレスイヤホン

ワイヤレスヘッドホンは国内ではそこまで使わないのだが、海外では必需品となった。


ドミトリーの宿の人らの会話がうるさ過ぎてイライラする時は、これで音楽を聴くと心を落ち着かせることが出来る。

これもたったの32g。ケースから出すと自動ペアリング。タッチするだけで音楽を一時停止や早送りが出来る。

ひたすら歩くだけという退屈な移動時も、音楽を聴きながらだとあっという間に過ぎた。手持ちのものでいいだろうが、1回目は携帯性を重視して1,000円位の軽量なものを持って行ったが、音が良くないと全然楽しくない。性能がいいものを持って行くことをお勧めする。

飛行機の中で映画を見る時用に、有線のイヤホンも持って行ったが、途中、ワイヤレスイヤホンを失くすまでは使うことがなかった。

まとめ

どれも軽量で旅に役立つものばかり。世界一周の旅のお供に参考になれば幸いだ。

世界一周の持ち物紹介②ガジェット類、コンセントについて

前回、旅のバッグについて記載したが、今回は持ち物の中でクレジットカードの次に重要な、ガジェット類について紹介したい。

旅先で、全荷物を盗まれた旅人の2名に出会ったが、彼らはスマホとクレカをポケットに入れていて盗まれておらず、この2点さえあれば旅は続けられていた。(パスポートは大使館で再発行)
スマホとクレカで何でも調べることができ、お金を下ろすことが出来れば、他のものは買い直せがいいだけである。海外旅行保険で10万円分は返ってくる。

ガジェット類は実際使ってみて、最初の旅と最後の旅ではかなり変更がある。バックパッカーとして重くならずに便利さを求める人に提示したい。

最初の旅に持っていったガジェット類

最初のアメリカ大陸縦断旅に持って行ったのは。これらと・・・

これになるのだが・・・

こうなり、2回目からは大幅に荷物を減らした。使ってみないと分からないことはいっぱい。
2回目以降は軽くなり快適。

①重要なマルチコンセント選び

最初1番困ったのがこれ。

マルチ変換プラグに更にUSBポートが付いているもの。
広く出回っているものになるが、これ自体の重さで、差しても差しても壁から落ちてきてしまい、使えないのだ。充電出来なくて本当に困った。

ヨーロッパやアフリカ大陸では、下に見えている、先が丸いコンセントC型の国がほとんどなのだが、この薄っぺらさで、このコンセントの重さを支えないといけない。
老舗の宿に泊まると、これまで宿泊してきた人らに使われまくったコンセントの穴は、グラグラになっている。よってコンセントの自重で落ちてきてしまうのである。
これは重さのある3口USBコンセントでも同様だった。

最終的に終着したコンセント類

コンセントはこれ3つで十分。

1番左の2口USBコンセントは軽量なので自重で落ちてこない。
最初、2口だと足りないかと思ったが、1つ充電が完了したら差し替えたらいいだけだ。頭を使って、充電が速いGoogleWatchを最初に充電し、次にスマホ、夜中トイレに起きた時にモバイルバッテリーを充電するなど、順次入れ替えたら困ることはなかった。

マルチ変換コンセントは1番右のカシムラのマルチプラグコンセント

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軽量で、これの何がいいって、電気が通っていたら光るところがいい。
海外の宿ではコンセントに電気が来ていないことが多々あるが、これを差してみれば電気がきているか、きてないか一目瞭然で悩むことがない。
最近モデルチェンジしたものには「光る」と書かれていないので光らないかも。
ほんのり青く光るので、夜中トイレに行った時も自分のベッドの場所が分かって便利だ。

軽量で場所を取らない、最高のマルチコンセント。

コンセントC

しかし、上記のマルチコンセントですら落ちてくる、ボロボロのコンセント穴のの宿もある。
ヨーロッパでも結構あった。そんな時はこのただのコンセントC。

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世界80ヵ国を周って思ったが、コンセントCタイプの国が圧倒的に多いので、これ一つは場所を取らないので持って行った方がいい。
単純な造りなので壊れる心配もなければ、どんなぐらぐらコンセントに当たっても絶対落ちてこない。

失敗したのは黒にしたことだ。
早朝チェックアウト時など、室内が真っ暗過ぎて見えず、2回も置き忘れてきてしまった。白色にしておけば見えたかも。2個持っていっていたのが幸いして助かったが。(2回目は宿に戻った。)

不要:南アフリカ共和国でしか使えないコンセント

ちなみに余談だが、南アフリカでしか使えないコンセントと言われ、このB3Lタイプのコンセントを途中、旅路で出会った人に500円位で買わされた(笑)のだが・・・

どの宿にもB3Lタイプのコンセントの隣にCタイプコンセントが設置してあったので不要だった。
少し騙されたような気分である。私はモロッコで、出会った旅人にあげた。

②USBコードは予備を持って行け

USBコードは、ネットで3本千円で購入したものを2本持って行ったのだが、よく見たら100均のものと見た目が変わらなかった。その品質のせいなのか最後、ヨーロッパ旅に入ってから2本とも断線。

ヨーロッパで3回、850~1,300円で買い直したのだが、バッテリーでの充電用に持ち歩いているからなのか、スペインやイタリアで買い直したコードは1週間も経たないうちに断線した。

は?日本だと100円なのに。

最終的にはモンテネグロで購入したものが、最後までなんとかもってくれたが、つくづく日本で売られているものは安くて丈夫だと感心する。

あと、コードの長さは1.5m位がちょうどいい。海外の壁コンセントは高い位置に付いていることが多々あり、床までスマホやバッテリーが届かなくて、重さで落ちてきて充電出来ないことがある。
ベッドからコンセントまでの距離も長いことも多々あり。
そして丈夫なものを2本持っていくべし。

③自撮り棒はいらない

一回目の旅では自撮り棒を持って行った。
三脚にもなるので、景色と自分を撮ったり、夜景を長時間露出タイマーで撮るのにいいかなと思い持って行ったのだが、それ以上に、毎日持ち歩く重さが嫌になってしまった。

観光スポットでは、多くの場合、観光客から「写真を撮ってもらえませんか」と頼まれる。快く撮ってあげた後に、「私もお願いできますか」と頼めばよい。自分が写っている写真は、それくらいで十分である。美しい景色や建物は、自分が写り込まない方が一層美しいものだ。


長くなったので今回はここまで。
次回は旅に持って行くスマホ、モバイルバッテリー、PCについて書きたい。

世界一周の持ち物紹介①持って行くべきバッグ

帰国してから2ケ月。
2年近く無職だったので直ぐに稼ぎたいと思い転職活動を始め、3週間で1社内定取得。
その後の3週間で4社内定、最終面接を2社辞退という結果になり、50代でも転職出来るのかという心配は杞憂に終わった。年収も前職より200万近くアップした。
今回の転職活動ではChatGTPを駆使した。50代の転職をどう成功させたかについて、需要があればまた書きたいと思う。


さて、世界一周では、3回、日本に一時帰国している。

途中、全く帰国することなく旅を1年以上続けている人は、夏服と冬服を入れ替えたり、日本で安く手に入る高性能の旅グッズを手に入れることが出来ないだろうが、3回帰国した私にはそれができた。
1回目よりも2回目、2回目よりも3回目・・・と、どんどん持ち物は精査され、最終的には、旅の途中で全く困ることがなく快適グッズに囲まれた旅生活を送ることができた。

今後、旅をしようとしている人たちによくバッグや持ち物のことを聞かれるので、実際の経験からおすすめしたい必須アイテムを紹介したいと思う。まずはバッグから。

バッグは最初から最後までこの3点で過ごした。ベストな選択。
南米・アフリカ・スペインなど、スリが多いと言われる地域を旅していても、全く盗難に遭わなかった私が、旅行中に持ち歩いていたベストバッグ3つを紹介する。

世界一周のメインバッグ

世界一周を目指す旅の準備において、最も重要なアイテムの一つが「バッグ」である。特に、20代の時とは違って体力がなく、重い荷物を持ちたくない人には、機内持ち込みサイズのスーツケースが非常におすすめである。

メキシコのトイレ。ミニスーツケースはトイレにも持ち込める。

旅のスタイルはコロコロパッカー、スーツケースの便利さ

もう10kg以上あるバックパックは勿論、日常でも重い荷物を持ちたくない。
すぐに疲れて身体への負担が大きいのである。

肩への負担軽減と体力温存、安全かつ便利に荷物を運ぶことができるため、
メインバックは40Lのスーツケース一択
ちなみにバックパックではなく、スーツケースで安宿に泊まりながら旅する人を、コロコロパッカーというらしい。

バックパックよりスーツケースの方が優れている点

空港のチェックイン時、並びながら少しずつ動くシチュエーションで、バックパックと比べて楽過ぎて、毎回「スーツケースで良かった!」と思ったものだが、以下補足する。

・床が平らなところでスムーズに移動できる、平らな道でなくても背負うより楽
・イミグレ、空港チェックインなどで長蛇の列に並び、かつ少しずつ動く時に
・セキュリティボックスがない宿でも、ロックを掛けられるから安心
・バスに持ち込む時に、バスの荷物置き場が濡れていても中が汚れないので安心
・バスの職員が荷物を雑に放り投げても、中のパソコン類が壊れる心配がなくて安心
荷物の整理が楽。試行錯誤しながらパッキングする時間が浮く
・公衆トイレに入る時、個室に持ち込める。リュックだとトイレの床に置くのは嫌
・雨でも荷物が濡れない
・機内持ち込みサイズなので、飛行機での預け入れ荷物代を払わなくていい

以上、様々な点でストレスから解放される。
「エレベーターがない宿では大変」と言われるが、そんなチェックイン時に運べばいいだけのデメリットも、上記のメリットの方が多くて打ち消されてしまう。

メインバック:ALI-6000シリーズの、40Lスーツケース

私のメインスーツケースはこれ。他のスーツケースといくつも吟味してとにかく軽いものを探した。
これはLoftで実物が見れる。実際に持ってみたら凄く軽かった。

・機内持ち込みサイズのW37.5×H52×D25(拡張時29.5)cm、重さはたった2.7kg

これは日本国内での機内持ち込みサイズである。エアアジアとピーチは、毎回重さを測られるので、7kg以内の時はサイズはクリアしていても重さは無理だろう。

南米での機内持ち込みサイズ

厚み25cm、幅35㎝以内が多い。高さはクリア。
実際のところ幅が2.5cmオーバーしているのだが、南米人の国民柄、飛行機チェックイン時、1度もサイズを測られたことはないので安心して持っていってOK。
南米での機内持ち込み手荷物の重さは10kg以内であることが多いが、これも測られたことが全くない。オーバーしていてもOK。(それより出国航空券を求められる)

ヨーロッパでの機内持ち込みサイズ

厚み20cm以内が多い。幅と高さはクリア。
厚みが5cmオーバーしているのはどう見てもバレると思い、ヨーロッパでは毎回預け入れ手荷物にした。ヨーロッパでは航空券購入時に追加したら、そこまで追加料金は掛からない。

拡張でき、中に仕切りやポケットがたくさんあるのが便利

中は仕切りやポケットがあって整理しやすく便利なのだが、更に拡張出来るのが最大のメリット。40Lが48Lになる。
普段持ち運ぶ時は拡張して荷物を全部入れ、肩を楽にする。
飛行機に乗る時は、服を着こんでノートPCをリュックに入れたら拡張しなくても済むため、機内持ち込みサイズになる。

私が購入した以降に、PCや書類が外部からさっと取り出せるタイプが発売されている。
イミグレで、何度もスーツケースのロックをかけちゃったけど、書類だけ出したい時があった。
こっちでもいいかも。

幅は1cm小さくなったけど、容量も37Lになっちゃったので短期旅行用にはなる。

ぶっちゃけ、ホンジュラスのコパンと・・・

アフリカ、レソトのセモンコンとマレアレアでは、スーツケースが引き摺れない程の悪路で困った。
これらの国に行く人は要注意。そんな人、あまりいないか。

②サブバッグ:パタゴニアの2WAYバッグ

スーツケースと別に、山に登る時やバスや機内に持ち込む時など、たくさん物を入れたい時に背負うリュック。
2WAYでリュックにも手提げカバンにもなっていい。南米では常にスリ防止のために体の前に背負っていたが、ヨーロッパなどでは見た目を気にして肩下げバッグとして使った。

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これもめちゃめちゃ軽くて使いまわしがいい。ノートPCも入る大きさなので、飛行機やバスに乗る時はこれにPCを入れて乗った。
生地ペラペラなのに縫製がしっかりしていて2年近く持ち歩いていてもどこも壊れなかった。さすがパタゴニア。


ポケットも外と中に1つずつと両サイドにメッシュのポケットがある他に、背中との間にマジックテープで閉まる隠しポケットまでついている。
両サイドのメッシュのポケットは重いものを入れるとすぐ落ちるので注意。私はハンカチ・ティッシュを入れていた。ここはすぐ取り出せるので凄い便利。

③普段使いのバッグ:anelloの斜め掛けバッグ

普段街歩き用のバッグ。
これも防犯性と軽さを追求した。体の前面に背負えることが第一条件。

これは軽い上に「左の肩が疲れたら右の肩に変更」といった具合に紐が左右に付け替え出来る。
見た目小さいのに、チャックからはみ出ていいなら、A4サイズの書類も入る。
いつもこれに財布とパスポート、薄手の上着や帽子・折り畳み傘、モバイルバッテリーまで入れて観光していた。

ポケットも外側は前面に2個、裏側に1個、つまりお腹との間にもう1個大きなチャックのついたポケットがあるのでいつもそこにスマホを入れていた。
さっと取り出せるし、この位置ならスラれる心配がない。ヨーロッパとアフリカでは、スリに遭った人にたくさん遭遇したが、私はこのバッグの仕組みのお陰で全くスリに遭わなかったと言っても過言ではない。マジでおすすめ。

これは便利過ぎて日本でも普段使いをしている。

まとめ:快適な旅、軽さこそ正義

以上、「軽さこそ正義」のチョイスで、たまたま選んだ3つのバッグは3点とも機能的にもセキュリティ的にも大満足の品となった。

最初から最後までこの3点。ありがとう全く盗難に遭わず、私を支え続けてくれたバッグたち。

愛着のある3点。感謝を込めて日本でも大切に使っていこうと思う。