「エルサルバドル」カテゴリーアーカイブ

【ローカルバス6本】サンミゲル(エルサルバドル)→レオン(ニカラグア)移動、国境2回越え(2023.1.24)

2023.1.24(月)
本日も移動だけの日です。
サンミゲル(エルサルバドル)→ホンジュラス通過→レオン(ニカラグア)

この区間は
●ローカルバス移動だと997円
●TICAバス(国際バス)だと55ドル
なのですごい節約になりました。

サンミゲル→サンタロサ→エル・アマティージョ(エルサルバドルとホンジュラス国境)→チョルテカ→グアサウレ(ホンジュラスとニカラグア国境)→チナンデガ→レオン

国境を2回越え、5回ローカルバスを乗り換えます。覚悟は必要。

サンミゲル→サンタロサ

●1ドル、所要時間1時間

おはようございます。朝の4時半起床、5時チェックアウトも慣れたもんです。

5時半。
サンミゲルのバスターミナルから「サンタロぉサ!サンタロぉサ!サンタロぉサ!」と叫んでいるバスに乗り込む。
中米のバスは4時頃から走っているみたいで、まだ暗いのにバス停は地元の人でいっぱいです。

サンタロサ→エルアマティージヨ(エルサルバドル側国境)

●1ドル、所要時間30分

7時。サンタロサのバス停到着。
降りたところで「フロンテぇーラ!フロンテぇーラ!フロンテぇーラ!」と叫んでいるバスに飛び乗ります。
フロンテーラは国境という意味、ここまで順調。

国境付近はいつもこんな景色。

エルサルバドル→ホンジュラス(徒歩国境越え)

7時半、国境のエル・アマティージョ到着。

エルサルバドルの国境まで5分程歩きます。

あの青い建物がイミグレ。
エルサルバドルは入国も警官にパスポートを見せただけだったし、出国もここでパスポートを見せてレシートみたいなのを貰うだけ。すぐ終了。

ホンジュラスの国境まで歩きます。途中、橋に警官がいるのでさっきのレシートを見せる。

ホンジュラスのイミグレ到着。入国税3ドルを払う。
ホンジュラスは通過するだけなんで、免除してくれないかな~。
1週間前にコパン遺跡に入る時に1度払ってるし!入国カードなし。

相変わらずトロいホンジュラスイミグレ。
しかし本当のトロさの洗礼はニカラグアイミグレだということにまだこの時は気付いていない。

エルアマティージョ(ホンジュラス側国境)→チョルテカ

●80レンピラ(422円)、所要時間:2時間

8時。イミグレを出てすぐ停まっていたバスに乗る。

ここでお腹が空いてきたので、ミニスーパーで買っておいたナチョスで朝ご飯。
移動中のご飯はたいがいコレ。

チョルテカ→グアサウレ

●40レンピラ(211円)、所要時間:1時間

ホンジュラスのチョルテカに到着。
10時半、同じバス停からこのグアサウレ行きの大きなバスに乗る。

エルサルバドル→ホンジュラス(徒歩国境越え)

12時。ホンジュラスのイミグレ少し手前に到着。
ここからホンジュラスイミグレまで300m歩きます。

ホンジュラスのイミグレ。相変わらず仕事が遅いので並びまくり。
出入国カード記載なし、今日入ったのに今日出国。

ニカラグア国境まで、日本が支援して架けた橋があるので徒歩で渡ります。

もう消えちゃってますけど、日本の国旗を記載したプレートが。
その横を川から橋に入ってくる現地の人たち。そんなとこから入って大丈夫なんですか。

レンピラが80も余ったので、この途中にある1番売れてなさそうな売店でお菓子、コーラ、水を買いまくり。

この袋の水、地元の人は袋ちぎってチューチュー吸ってよく飲んでるけどめちゃ飲みにくい。
30円位、美味しくない。

難関ニカラグア入国(グアサウレ)

10分歩いて橋を渡り終わると、高速の料金所みたいな建物があり、そこへ寄れと言われます。
そこでコロナのワクチン接種証明書を見せろと言われ、日本から持ってきたワクチン接種証明書(国際版)の紙を渡す。
私は3回接種済で、コンビニの機械から印刷して持って来ていました(要マイナンバーカード)。
係員がそれをスマホで写真を撮ったら、このカードとコロナ関係の書類を2人で1枚もらう。
イミグレでこれを渡すようです。なんで2人で1枚??

人の体温、勝手に36.1度とか記載しないで下さい、国境で測ってないです。
中米でコロナワクチンの書類が必要だったのはここだけです。

12時半、ニカラグアのイミグレ到着。ここからが難関。

イミグレの外国人窓口は私たちより前に3組しか並んでいない。
しかし、偉そうなおっさんがめちゃゆぅーっくり、ゆぅーーっくり複写式の書類にパスポートを見ながら書類を書いている。

時間を計ったら、掛かっている時間は一組当たり20分!遅!!

ここニカラグアは入国審査が厳しいらしく、YouTubeでも別室送りで数時間拘束された人を2組見ました。
その別室がイミグレの隣の透明でスケスケで見える部屋なので、別室送りになって「困ったなぁ~」っと椅子に座って職員と長々話しているお兄さんを眺めて過ごす

1時間以上立ちっぱなしでやっと目の前の3組の審査が終わりそう?!っ段階で、奥からぽっちゃりした仕事が速そうな女性職員が出てきて、スペイン語で捲し立てられる。
どうやら、イミグレの窓口に貼ってある紙に記載されているサイトにアクセスしてニカラグア入国のオンライン申請をしろと言ってるらしい。

私たちより手前の3組は申請せず出国してるのになんでやねん。
「Noチップ(SIMカード)でアクセス出来ません(;´∀`)」と言うと、お姉さんが自分のスマホを取り出して私達に名前、泊まるホテル、ニカラグア滞在日数、職業などを聞いて代わりに打ち込んでくれた。
スペイン語で全然何言ってるか分かりませんでしたが。
この人は仕事が速い!

無事打込み終わったけど、その間に仕事のトロイおっさんの窓口に、バスで到着した人の何冊分ものパスポートが渡されていて(ここもなんでやねん)、次なのに全く順番が回ってこなーーーい!(@_@。

なんであんなゆっくり文字を書いて、ゆっくりパスポートをめくっているんだ?
あんな仕事の遅さで給料もらえるなら、次の仕事はニカラグアのイミグレ職員になりたいかも( *´艸`)うふ

入国税13ドルを払い領収書をもらう。領収書は10ドルなんですが、3ドルは税金か何か??

結局私たちが並んでいた窓口が遅すぎて、さっきの仕事が速かったお姉さんが見かねて別の地元の人の列に並ばせてくれ、やっと少しマシな速さの窓口で15時、無事出国出来ました。
窓口の向こうは荷物検査場もあり。

ニカラグアのイミグレで掛かった時間は2時間。立ちっぱなし。
そんだけ入国にもったいぶるからには、さぞかしすんばらしい国なんでしょうね失望期待しながら次へ移動。

グアサウレ→チナンデガ

●66コルドバ(247円)、所要時間1時間

15時。無事(じゃないけど)ニカラグア出国。ここでニカラグアの通貨、コルドバにドルから少し両替しておきます。国境の両替はレートが良く、ニカラグアでの銀行のキャッシングは手数料が掛かるのでドルを持っているならここで全部両替するのがお勧め。

イミグレを出たらニカラグアのグアサウレという町。
ここで停まっているチチナンデガ行きのミニバスに乗り込みます。

チナンデガ→レオン

●30コルドバ(108円)、所要時間1時間

16時、チナンデガのバス停に到着。汚なさぞかし素敵な国なんでしょうね、ええ。
チキンバスに乗り込みます。

日が暮れてきましたよ。

ニカラグアのレオン到着

17時45分、ニカラグアのレオンのバスターミナルに到着!

ここから町の中心までは1.5kmほどですが、道がガタガタでスーツケース持ち運びが辛いのでサイクルリキシャに乗りました。2人で80コルドバ(286円)でしたので。

そして、中米でサイクルリキシャに乗ったのが初めてだったので降りる時に「一緒に写真撮ってもいい?」と運転手に聞くと「No~!!」とかなり強く拒否。

・・・あんた、絶対ぼってるよね?!

Volcano Hostel

中米の人は写真に写りたがるのにな。
Volcano Hostel、火山宿?に着いたらすっかり真っ暗。
ここでもBooking.comで一番安いホステルに直接行って宿泊しました。
ドミトリー6.35ドル。カード使えず。

中庭とハンモックはいい感じ、ドミトリーは囚人感が増してきましたが。
南下して暑い国に移動しているからなのか、前回の宿からシャワーは水しか出ません。寒いよ。

夜ですが朝からお菓子しか食べてないので、夜ご飯を食べるべくレオンの町をさまよいます。
2ブロックほどでセントロに着きます。

恐いんですが。なんですか、その身長差。

中華のお店に行ってチャーハン(600コルドバ=1,060円)をテイクアウトしました。
夜なので他はファーストフードしか開いていません。あまりに量が多いので2人で半分こ。
カードが使えないというのでATMにキャッシングに行ったら、VISAカードしか受け付けないATMしかなく、マスターカードしか持ち歩いていなかったから一度宿に戻ったりして食べれたのが21時半。

ビールはホステルで売ってて1本21コルドバ(150円)。

朝4時半起きで、食事にありつけたのがこの時間。この国境越えはハードでした。
おやすみなさい。

【ローカルバス移動】サンタアナ→サンミゲル、ついでに世界遺産のホヤ・デ・セレン(2023.1.22)

2023.1.22(日)

オラ~♪
本日はエルサルバドルのサンタアナからサンミゲルへ移動。

本当はニカラグアのレオンまで一気に行きたいところですが、下記のように、間にホンジュラスという国を挟んで2回国境を越えないといけなく、時間も掛かるので、一度何もないサンミゲル(エルサルバドル)に宿泊します。

この経路もバス強盗とか出るらしいので、安全に行くならTICAバスで55ドル
しかし今回も節約でローカルバス移動します。

朝7時半。
Casa Vieja Guest Houseをチェックアウトします。

ちょっと質問しただけで、とても親身になって舌足らずな英語で説明してくれたルイス、1歳のお孫さんと毎日庭で遊んでいたかわいいルイス、ちょっとお姉っぽい喋り方のルイス、本当にありがとう!

サンタアナに来たらこの宿が絶対お勧めだけど、4ベッドだけのドミトリー1室と個室2部屋だけ。個室はいつも家族連れで満室だったから、部屋は取りにくいかな。
7.5ドル。朝食は2ドル。

サンタアナ→(乗り換えParada del Desvío a San Juan Opico)→ホヤ・デ・セレン

本来ならサンタアナ→首都サンサルバドル→サンミゲルへ移動ですが、時間に余裕があるので午前中は2日前に行って失敗した世界遺産のホヤ・デ・セレンに寄ります。

ホヤ・デ・セレンは一度行っているので、行くのは簡単。
またも宿の裏から1番のバス(0.25ドル)に乗り・・・

このバス停で降りて、201番のサンサルバドル行きのバスに乗ります。
近くの人に行き先を言っておくと前後のおばちゃんたちに「あなた!ここで降りるのよ!」とわいわい騒がれるので簡単です、エルサルバドル人は面倒見がいいんです。
前回はこのバス停、凄い人だったのに日曜日はガラガラ。
中米は日曜日はほとんどのお店が閉まって人通りが少ないです。

201番のバスが来ました。
今日はミニスーツケースを持っているので、この路線だけ2人分払わされました。2ドル

この丸い大きな道路工事しているところで降りて、San Juan Opico(サンファンオピコ)行きのバスに乗り換え。

同行者が周りの人にスペイン語で「ホヤデセレンに行きたい」と話していると、ここでもバスに乗っていた男性が一緒に降りてくれ、「これに乗れ」と乗せてくれました。
いや、ドナドナ立ち乗りトラック?!

本来はこっちの108番のチキンバス(1.1ドル)です。
ドナドナ立ち乗りトラック(0.35ドル)は気軽な市民の足なのか、途中で人を乗せて停まりまくりで着くのが遅かった混んでるし。

ホヤ・デ・セレン

10時前、ホヤ・デ・セレンに到着!

入場料10ドルを払って入ります。
ミニスーツケースはチケット売り場のお兄さんが預かってくれました。
2016年の記事だと3ドルだったのに何でも値上がり過ぎ。

ホヤ・デ・セレンは1976年に偶然工事中に発見され、1993年にエルサルバドルではじめて世界遺産登録に登録。
590年頃にロマ・カルデーラ山が噴火し、火山灰がセレンの村を埋めてしまったので綺麗に遺跡が残されており、そのため南米のポンペイと呼ばれています。
ポンペイの方が人が埋まってしまいましたが、こっちは逃げれたようで、家具や食器、食べかけの食べ物が残っていたそう。

まずは入口の博物館へ。

緑がいっぱい、鳥もいっぱいで気持ちのいい空間です。新しい施設だからかな。

まあ、こんな感じで火山灰に埋まった遺跡があります。じ、地味ですかね(;^ω^)
こんな遺跡も結構好きですが、小さい遺跡でした。
さ、サンミゲルへ向かいます。早!

ホヤ・デ・セレン→サンサルバドル

11時。
ホヤデセレンの目の前のバス停(というか何もないとこ)で108番のバスを待ちます。
サンサルバドルまで直行1.1ドル。ここでは荷物代は取られず。

12時。1時間で首都のサンサルバドルに到着。
ここがめちゃくちゃ治安が悪く、バスターミナルやメルカドでもスリが頻出してるそうなので、写真もこれだけ。
すぐに外に出てサンミゲル行きのバスターミナルに向かいます。

Terminal de Buses de Occidente→Terminal Plaza Amanecer

サンタアナからのバスはTerminal de Buses de Occidenteに着きますが、サンミゲル行きのバスはTerminal Plaza Amanecerから出ていて、その距離、車で15分位。
めちゃ離れています。

外に出たら太ったおっちゃんが「タクシー?」と声を掛けて来たのでPlaza Amanecerまで8ドル(1人4ドル)で行ってもらう。

「タクシー?」って自然に聞いてくるからタクシーの運転手かと思ったら、おっちゃんの自家用車かーーーい!(;^ω^)
治安ランキング最悪の都市で白タクに乗ってもうたわい。

サンサルバドル→サンミゲル

5ドルバス、所要時間:2時間
3ドルバス、所要時間:3時間

12時半。
白タクだったけど無事料金通りにTerminal Plaza Amanecerに到着。
おっちゃん、おつり全然持ってなかったから、やはり中米行くなら1ドル札は大量に持って行って下さい。
ここでサンミゲル行きのバスが2種類あって、このシルバーの綺麗な直行バス(2時間)が5ドル、右の汚いボロボロ鈍行バス(3時間)が3ドルと言われて3ドルの方を選択したのですが、出発してだいぶ経ってから徴収された金額は5ドルでした

抗議したら「荷物代」って言われたけど、多分切符回収係のポケットマネーやろうな。
5ドル払うなら、快適バスの方に乗りたかったよーと言いつつ、乗る直前に買ったピザが美味しくてご満悦。

サンミゲル到着

16時、無事サンミゲルのバスターミナルに到着。汚ったな

Hostel Centoro

サンミゲルは本当に何もないらしく寝るだけなので、バスターミナルを出てすぐ横のホテルにしました。Googleマップに名前が出て来ないけどここ。

ダブルベッド1部屋で10ドル(1人5ドル)。女同士ですが。
綺麗だけど、Wi-Fi激遅、廊下に行かないと繋がらない、ミニありんこいっぱい。

まあ、サンミゲルがどんな町なのかちょっと散策。

中央公園にはやはりハトだらけで・・・

教会もあって・・・いつも通りのどこにでもある中米の風景です。

ゴミ古着屋ですか。しかしあまりの安さに買いそうにw
こっちは服は安いから日本から持ってくる必要なし!

ホテル横の食堂で夜ご飯。日曜日だからほとんどどこも開いてないのよね。
作ってくれたおっちゃん「昔ラスベガスのホテルで腕をふるっていたんだ。」
シェフの頃の写真が飾ってあったので本当の話のよう。

おっちゃんが一流のシェフだと言うので、奮発して魚、ビールも入れて7ドルを頼んでみました!
川魚だけど、カリカリに揚がっていて美味しい!ソースをかけると臭みもなくなりました。

今日はご飯が久々美味しかった。
エルサルバドルだろうがどこだろうが、ちゃんとしたレストランに入ったら美味しいってことだな。
おやすみなさい。

10ドルちょっとで行くサンタ・アナ火山(2023.1.21)

2023.1.21(土)

本日は宿のルイスに行き方を聞きまくり、旅行会社のツアーでなく個人でサンタ アナ火山(Volcán de Santa Ana)へ行きます。
わずか10ドルちょっとで観光できるらしいので。
エルサルバドルで1番高い山(2381m)だそうです。

宿Casa Vieja Guest Houseを7時に出発。
2ドル払って、朝食のパンケーキとバナナをお弁当にしてもらいました。

バス停 La Vencedora(ヴェンセドーラ)→登山口

セントロから西のLa Vencedora(ヴェンセドーラ)というバス停に朝7時15分に到着。

入口にライフル持った警官が。
長距離バスチックな建物ですが普通の市民のバスのようで、「ボルケーノ」と言ってチケットを買います。
その金額、わずか0.75ドル!(90円)

7時40分出発。普通の市民の足だよ。有名なルートなのか欧米人も10人位乗ってました。
宿の4人ドミトリー部屋の他の二人も来てたよ。

2時間位、バスに乗ります。あんな料金でいいのかなぁ、ほんとすいません

9時40分。この登山口で全員降ります。
ここからはガイドなしでは入れないようで、現地のガイドの方が待っているので、それにバスから降りた登山参加者10名位でぞろぞろついて行きます。

ガイド料

5分位歩いた原っぱで立ち止まり、ガイドの方が5分程、長々とサンタ・アナ火山についてスペイン語で説明してくれ(→つまり全く意味不明)話終わったら、ガイド料(チップ?)として3ドル支払います。

入山料を払って登山

そこからガイドと一緒に15分位山道を登り、少しトイレなどがある広場へ。
トイレ(無料)に行ってから入山料6ドルを支払います。ここでガイドとはお別れ。

・・・って、頂上までガイドしてくれるんじゃないんかーーい\(^o^)/手抜き?

こうやってちゃんと写真を撮って説明しながら一緒に登ってくれるのは、ちゃんと旅行会社からツアーを申し込んだ人かな。
この右のおじいちゃんは私と登るスピードが一緒だったため勝手に親近感( *´艸`)

登り始めてすぐの展望台。
しかしここの時点で既に体力を消耗し、登る元気なしw

いや、だってね・・・岩ゴロゴロの道でしかも急なんですよ。
おじいちゃんは遥か後ろに見えなくなる。年齢と体力は比例するよね。
20代のバックパッカーをしていた時だったら、こんなのスイスイ登ってたのかなとか、そんなことばかり考える。

途中、何度も岩に座って休憩する。向こうに火山見えるやん。もうあれでいいです。
忘れてた、私この世で登山が1番嫌いなんだった。

1時間以上ずっと登ってます、まだ着きませんか。影がないのが辛い。

11時半。
やっと頂上に着いたーーーー!

サンタ アナ火山(Volcán de Santa Ana)頂上

何ですか、これは。ただの緑の液体ですか。

ここで宿から持ってきたベチョベチョのパンケーキを食べます。
風が強くて、自分より風上に立っている人が足を動かすと砂が一斉に自分の顔とパンケーキに飛んできてブチ●したく・・・とかそんな下品な考えはよしておきます。

頂上、人多いねん。
登った達成感はありますけど、ここは登山が好きか嫌いかで感激度が分かれるとこでしょうか。

12時過ぎ。
朝に来たバス停に14時と16時に、帰りのバスが来るらしいので14時に間に合うよう急いで降ります。

下山は楽でした。
しかし、他の集団に付いて行ったらキャンプ場に迷い込み、帰りのバス停が分からなくなる。

同行者が、キャンプ場にいた男性のエルサルバドル人に、スペイン語でバス停の場所を聞いたら「だいぶ歩くよ?」と言って、なんと!後から彼女と一緒に車に乗って私たちを追いかけて来てくれ、山の麓まで送ってくれました。
20分近く車で走ってくれ、無事写真のバス停で14時に乗るはずだったバスに乗車(0.75ドル)。
エルサルバドル人、本当に親切過ぎ。感謝感激

私たちが怖がらないように彼女をわざわざ助手席に乗せて車で来てくれたんだろうなぁ・・・
麓に用事があった訳でもなく、車はUターンしてキャンプ場へ戻って行きました。

宿の近くまで戻って来ました。
サンタ・アナの街並みは、塀の上は有刺鉄線ぐるぐる、道路ボロボロ、電線ごちゃごちゃです。
窓は全て極太鉄格子。

でも治安の悪さ=(イコール)人の悪さじゃないんだな。今回の旅で痛感。

Parroquia Nuestra Señora del Carmen

時間があったので有名でない教会にも寄ってみる。

本日の夜ご飯はPoll(鶏)のファーストフード店でコンボ(セット)7ドルにしてみました。
ファーストフードは高いけど他がトルタスしかないから仕方ない( ;∀;)

明日はサン・ミゲルへ移動です。

中米一綺麗なエルサルバドルのロサリオ教会(2023.1.20)

2023.1.20(金)

エルサルバドル
日本の九州の約半分の国土に約660万人が暮らす、中米で一番小さく一番人口密度の高い国。
2021年6月5日、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを法定通貨にしました。
ビットコインのATMは見ましたけど、使われているのは見たことありません。ドルが流通。

中米最貧国のひとつでもあり、2015年頃には殺人発生率世界最悪国にもなったそうですが、行ってみたら中米の中でここがダントツ、人が親切で愛想よかったです(*´ω`*)

おはようございます。Casa Vieja Guest Houseの朝食は2ドル、オプションでつけれます。宿代はドミトリーは7.5ドルでした。
具だくさんオムレツで美味しかったです。
茶色いのはもちろん豆を潰したもの。あと焼きバナナ。

昨夜、中心地の公園周りの屋台風の安食堂がみごとにオール・トルタスだったので、昨日は夜ご飯を食べませんでした。(バスターミナルでトルタスを食べたので。)
鉄板にマーガリンを塗りたくってパンを焼いて薄い肉と野菜を挟んだものです。口に合わず。

バスターミナルで食べたトルタス

エルサルバドル、食事はあまり期待できないかも(;^ω^)

サンタ・アナ→サンサルバドル

さて、本日はSNSで見てめちゃ行きたかったところに行きます。
首都のサンサルバドルにある教会なんですが、土日は休みらしく本日行くしかない。

Casa Vieja Guest Houseのオーナー、ルイスにバスでの行き方を聞きます。

ルイスは中米では珍しく少し英語が話せます。
何度も説明してもらったけど、「中心のバスターミナルからでなく、宿の裏から出ている1番と書いてあるバスに乗って〇〇というところで乗り換えて201番の銀色のバスに乗れ。その方が大きくて快適なバスが来て座れるから。」みたいな内容が覚えられません。
というか、中米のローカルバスは経路がGoogleMapに出てこず、バス停がある訳でもなく、通り過ぎようとするバスを運転手に手で合図して停めないといけません。
本数も行き先も多く複雑でレベルが高過ぎて無理です。そもそもSIMカードも持ってないし。

ここから1番のバス

「はは行って来ます。(全然わからんからやっぱバスターミナルまで行こう。)」
そう思い宿を出たら、ルイスも一緒に出てきます。
この裏の道路まで連れて来て、
「ここで1番と書いてあるバスに乗るんだよ、角を曲がった向こうからバスが来るから。」そう言って去りました。
宿に帰ったのかと角を曲がって見てみたら・・・
行き先の違うバスが何本も通る中、ルイスが必死で私たちが乗るべきバスを向こうからやって来ないか見てくれています。
そんな親切なホテルオーナーおる?!

10分位でバスが来て、ルイスが合図して停めてくれました。
運転手に「〇〇でこいつらを降ろしてくれ。」と言って「25セントだよ。」と言い乗せてくれました。
ルイス、優し過ぎ、ありがとう、ルイス。

ルイスが運転手に伝えてくれていたので、このバス停で降ろしてもらう。
いや、ここで降りるとか絶対分からんって。

その後、シルバーのサンサルバドルと書いた大きなバスが来たので乗りました。
バス停にいた現地の人も親切に「これに乗りなよ。」と教えてくれます。

サンサルバドルの西バスターミナルに到着!
このシルバーの快適なエアコン付きのバスで1時間でした。わずか1.35ドル。
日よけカーテンも付いてるし快適で寝てたかったんだけど、めちゃ隣の30代位の男性が話し掛けてくるのよね、スペイン語で。
エルサルバドル人、めっちゃ愛想よくて今後もバスに乗ると周囲の人がめちゃ話し掛けてくれます。

首都のサンサルバドルは、建物の塀の上の有刺鉄線ぐるぐる巻き具合がサンタ・アナより激しく、治安が悪いのがすぐ分かりました。

El Rosario Church(ロサリオ教会)

バス停から外に出てすぐ停まっていたミニバンのローカルバス(0.25ドル)に乗って10分、ロサリオ教会へ!

こんなローカルバス。
行きも帰りも同行者がスペイン語で周囲の人に聞きまくって乗りましたが、帰りのバス停の場所はかなり迷い、乗るのは難しいので旅行者はUberで行くのが普通でしょうか。
料金表がバス停にあって、タクシーで行ったら片道8ドル。

ローカルバスでの行き方は、行きは西バスターミナル(Terminal de Buses de Occidente)を出てすぐ停まっているバスに乗ってここに到着し、(ロサリオ教会に行きたいと周りに聞きまくって下さい)

帰りはこのバス停から西ターミナルに戻ります。行きのバス停とは離れたバス停です。

ロサリオ教会行きのバスに乗るとこんなところで降ろされました。
両サイドに露店がずらり。

あっこの教会だ。
外観は地味です。地球の歩き方にも外観写真しか載っておらず良さが全く伝わりません。
表の入口は閉まっていますが、裏から入れます。

裏口に回り、2ドル払い、マスクを付けて中に入るように言われました。
中米でマスクを言われたのはここだけ。持ってなくてもくれます。いざ、中へ!

めっちゃ綺麗!(語彙力\(^o^)/)

1971年に完成したイグレシア・エル・ロサリオ。
恐らく中米で一番綺麗でデザイン性のある教会じゃないでしょうか。

あ・・・正午に来たからステンドグラスの明かりが床にしか落ちない・・・
きっと朝か夕方に来たら、壁にステンドグラスの光が落ちてもっと綺麗だっただろうなぁ。失敗。

映えるわぁ~。12時15分から職員が休憩に入るので1時間位閉館します。

Metropolitan Cathedral (メトロポリタン・カテドラル)

後は、メトロポリタン・カテドラルを見学したり・・・

その裏のファーストフード店でランチ5ドルを食べ・・・やはり味は期待できず。
コーラと思って飲んだらりんごのような味のジュースだった。

ホヤデ・セレンの遺跡に行くも失敗

ホヤデ・セレン入口

ローカルバスで元の西バスターミナルに戻ったら14時前。
その後ホヤデ・セレンという遺跡にローカルバスで行ったのですが、道が大渋滞していて到着が16時半。
16時が閉館時間でした( ;∀;)

まさか40分と聞いていた距離が2時間以上も掛かるとは・・・
この正面の高架道路を工事中で大渋滞しているもよう。
ここはサンサルバドルとサンタ・アナの中間地点のバス停。ここで乗り換えてサンタ・アナへ戻ります。
後ろの売店でコーラを買ったら、太い鉄格子越しに商品とお金を交換するシステム。治安・・・
帰りも人に聞きまくって激込みのバスにぎゅうぎゅうで乗り込みサンタ・アナに帰ります。

ここがバスターミナルって分かるかいな

帰りもサンタ・アナで降りるところがよく分からず、バスターミナルからかなり離れたところで降ろされ、また周囲の人に聞きまくってローカルバスに乗って帰って来ました。
もう真っ暗。さすがにバス停以外の場所は歩いている人がほとんどいなくて怖かったです。

宿の庭

サンサルバドルに宿泊すればもっと楽に教会に行けたんだろうな。
首都のサンサルバドルめちゃくちゃ治安が悪いそうなので、サンタ・アナ宿泊にしました。
お腹空いたけど、ここもさすがに夜は出歩けないか。
本日も夜ご飯なし。おやすみなさい。

【ローカルバス4本】アンティグア(グアテマラ)→サンタアナ(エルサルバドル)へ移動(2023.1.19)

2023.1.19(木)
本日は陸路でエルサルバドルへ移動です。
今回も節約のため、国際バスは使わずローカルバス4本乗り継ぎ移動

エルサルバドル・・・名前だけで怖いイメージがあるんですがどんな国なんでしょうか。

アンティグア→エクスイントラ

●20ケツアール(343円)所要時間:1時間半

朝5時起床。
宿を出てアンティグアのメルカド裏から5時過ぎのチキンバスに乗ります。1時間に1,2本あり。
↓到着時に撮ったこんなバス。真っ暗過ぎて移動中の画像なし。
真っ暗な早朝なのに通勤や通学っぽい人らでバスは満員。中米人は早起きだな。

アメリカやカナダのスクールバスを改造したバス。
バスからの火山の景色がとても綺麗だった。

エクスイントラ→フロンテーラ(国境)

●100ケツアール(1,713円)所要時間:3時間弱

6時40分、エクスイントラという街に到着。ここで降りて乗り換え。

同じ場所で待ってると、10分位で「フロンテーラ♪フロンテーラ♪」とバスの集金のおっちゃんが入口から半分身体を乗り出して叫びまくっているバスが来るので、合図して乗る。

バス代が3年前の倍も値上がりしているとは思わず、多めにケツアールを残していたつもりなのに90ケツアールしか持っておらず、10ケツアール足りなくなりました(;^ω^)
90ケツアールしか持ってないと言って渡すと、バスのおっちゃんはあきれ顔で「降りる時両替しろ」みたいなことを言ってましたが、人が少なくなってから「10ケツアール足りない分これでいい?」と1ドル札を渡すとうなずいてくれました。
「100ケツアールの切符くれよ。」と言うと「いいから、いいから」と言ってくれない。

あんた、それポケットマネーにするつもりだよね?!

ま、何でもいいや。

中米のローカルバスって、集金のおっちゃんが誰からお金を回収して誰から回収していないか大勢の顧客の中、正確に覚えていて集金するのも凄いし、物売りが頻繁に大声で商品名を叫びながら乗ってくるのも面白くて飽きない。

水、フルーツ、お菓子、サンドイッチ、乾電池・・・しかも結構よく売れる。
中には宗教みたいな教えを説く人や自分のラップを披露して小銭を稼ぐ人も。うるさいよ
一番感動したのは折り畳み歯ブラシやったな。アレ、欲しかった笑

グアテマラ→エルサルバドル(徒歩国境越え)

グアテマラのイミグレ

9時半。
フロンテーラ(国境)に着いたらこのグアテマラのイミグレで出国スタンプと半券をもらいます。
グアテマラは相変わらずスタンプ速い。

1本目の橋からの景色
2本目の橋

橋を2本渡って、歩いて国境越え
10分程歩いてエルサルバドルのイミグレ到着。

中に突っ立ている警官に、さっきの半券を渡して終わり。
エルサルバドル入国も出国もスタンプなし、やる気なし。
そんなんでええんか?!エルサルバドル(;^ω^)

エルサルバドル国境→ソンソナンテ(エルサルバドル)

●0.9ドル(120円)所要時間:1時間半
10時。
無事、国境越え成功!中米で1番軽い感じの国境越えでした。

エルサルバドルのお金はドルなので国境で両替の必要なし。
イミグレを出て5分位歩くと・・・

右手にバスが何台か停車しているただの原っぱ登場。
ここで10分位待つとソンソナンテ行きのバスが来て、地元の人と乗り込む。
そういえば、ここまで外人ゼロ。

なんかバスがボロいのに変わったな。

ソンソナンテ→サンタ・アナ

●1ドル(132円)所要時間:1時間半
11時40分。ソンソナンテという大きなバスターミナルに到着!


お昼なのでフードコートでトルタスとコーラ、2ドルの食事。
看板には1.6って印刷してあったけどおつりはくれなかった
しかもどの店も全部同じ絵の看板。
ここのトルタスがキャベツと薄い肉を挟んだものであまり美味しくなく、今後トルタスを受け付けなくなる

ここでまた「サンタアーナ♪サンターナ♪」と叫びまくっているバスに乗る。

バスからの景色

サンタ・アナ到着

14時。無事サンタ・アナに到着!

家や店のシャッターが厳重に閉まっている

到着した印象・・・
店・・開いてる?今日日曜日だっけ?
すべての家や店の窓に太い鉄格子がはめられ、入口は厳重にシャッターが閉まっています。
宿もどこも内側から鍵が掛かっていて外からブザーを鳴らして開けてもらう方式。

これは・・・これまでの街よりかなり治安が悪い印象( ;∀;)
しかも潰れて閉店してしまっている宿が多く、何件か回って、バスを降りたところからかなり歩いた宿になりました。

Casa Vieja Guest House(宿泊先)

バスで降りたところからはちょっと遠くて、歩道がボロボロなのでスーツケースを転がすのが結構きつかった
宿のブザーを鳴らすとオーナーのルイスが出てきてくれました。

Booking.comで前日までに予約したら良かったんですが、ローカルバスがサンタ・アナのどこに到着するか分からなかったのと、直で行った方が予約サイトより安いのではと思い、歩きで宿探しの昔ながらのスタイルです。
(結果的には中米はどこも直で宿に行っても予約サイトと価格は同じでした。)

一人7.5ドルのドミトリー。4人部屋だったので人口密度が低いので快適。
個室は満室でした。

早く着いたので街の中心を散歩。

サンタ・アナ大聖堂は絶賛改装中w

サンタ・アナ、この辺り以外は何もない感じだなぁ。

朝5時から移動すると昼過ぎにサンタ・アナに着いていい感じでした。
移動経路も分かりやすかったし。
TICAバス(国際バス)だとグアテマラシティからになりますが、1本で行けて27ドル(3,650円)。
ローカルバスではアンティグアからで全部で2,300円。

エルサルバドルでは絶対行きたい教会があるので楽しみです。