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日本帰国日、ワット・プラケオへ。飛行機間に合わないかも(2023.08.23)

2023年8月23日(水)1バーツ≒4.15円(23年前は2.6円)

今日は日本帰国日です。スワンナプーム空港13時20分発。まだまだ時間があります。

空港に3時間位前に着いてラウンジでのんびりしようと思ったのですが、昨晩、3大寺院のうちのひとつ、ワット・アルンに行くつもりが大雨で行けなかったのが心残りです。

まだ朝の8時・・・ここから空港までは約1時間なので11時にここを出たら間に合います。
これ、もしかして3大寺院で1番近いワット・プラケオ&王宮、今から行って戻って来れるんじゃない?!そんなことを思いつき、今から行って来ることにします!

空港であんなことになるとは知らずに・・・

2000年のワット・プラケオの思い出

ワット・アルン(暁の寺)は対岸で時間がなさそうなので、ワット・プラケオに行くことにします。
3大寺院の中で1番大きく、1782年にラマ1世の居住地として建てられたそう。由緒ある建物で短パンなど肌を露出する服装だと入れません。

23年前も行ったはずなのですが、ワット・プラケオのことは全然覚えていません。
日記を見て初めて思い出したのですが、カオサンに来て2日目で出会い、意気投合したつよしという男性と3日目に一緒に回ったようなのですが・・・

当時の日記

8月14日(月)
つよしとワット・プラケオに行った。行く前、彼は私のノースリ・スカートの恰好を見て「寺院巡りってしたことある?そんな恰好じゃ入られへんで。」と言うので宿に着替えに戻った。
着替えてから気温40℃位の中、延々歩いて着いたらなんと入口の服装チェックでやつがアウト。
人に注意しといて、なに貴様が引っかかっとんじゃぁぁぁーーー

彼が入れる服装を入口で借りるのに長い列に並び、私は少し離れたところで待つ。
30分以上待たされた後、やつが列から抜けてこっちに来て「ちょっと来て」と言う。「何?」「パスポートないと借りれないんだって・・・」
なんでパスポート持って来てへんのじゃぁぁぁーーー

私のパスポートを貸し、彼だけまた列に並び直して40分待たされる。暑いのにいい加減にしてくれ。
また来た。「何?」「パスポートの人と一緒じゃないとダメなんだって・・・」
だからさっき「一緒に並ぼうか?」って聞いたやん?何が「大丈夫」じゃぁぁぁーーー

1.5時間以上、炎天下の中待たされた挙句、ごめんの一言もなかった。あとハトをけちらかしながら歩くとことかも無理。

と、こんな感じのことがつづられていた。全く記憶にない。怒りと暑さで記憶が飛んでしまったもよう。やはりここはもう一度行ってみなければ。

つよしさん・・・今もハトをけちらかしながら元気なのかな笑

ワット・プラケオ&王宮

宿泊しているLilit Bang Lumphu Hotel からは徒歩30分近くかかりますが、当時と同じように歩いて行ってみます。オープンも8時半なのでちょど良さそうです。

あれは裁判所のようです。朝だし、曇っているし30分近く歩いてもしんどくなくワット・プラケオ&王宮に到着しました。

チケット購入。入場料500バーツ(2,132円)と物価からするとかなり高いです。
23年前は200バーツ(520円)。
ガイドブックには「現金のみ」と書かれていましたがカードが使えました。

あそこがチケットゲート。
何となく、昔ここで服装を借りる人がすごい列で並んでいたような気がします。今は貸してくれなくて外に並んでいる露店で購入しないといけないみたい。
ネットが普及しているので今は服装チェックに引っ掛かる人も少ないですが、短パンに腰布を巻いただけの欧米人男性が帰らされてました。

入ってすぐ。ここが多分、昔写真を撮ったところ。

姫をさらう悪者

周囲の回廊にはタイの神話「ラーマ・キエン」の神話が描かれています。
めちゃ細かくて金ぴかで楽しい。

中はかなり広く、アンコールワットの模型やら図書館やらかなりの建物があって見どころ満載ですが、曇りで写真映えしないので割愛。ネットの写真の方が見ごたえあるでしょう。

2基の仏塔を支える守護神。重い?なぜそんな困った顔してるの?

ここが本堂です。写真を撮りまくったのでかなり時間が掛かってここまで来ました。
南米では全く見なかった中国人観光客が増えていて写真が撮りにくいんです。

本堂のこの中にエメラルド色した高貴な仏像が安置されています。中は撮影不可。
中はたくさんのタイ人が座ってお祈りしています。

最後の博物館まで堪能してしまいました。
もう10時50分。ちょっと堪能し過ぎたかも。

カオサン→スワンナプーム空港

ワット・プラケオからホテルに戻ります。帰りはGoogleMapを見ながらバスで。

ここでタイに来て初めてノン・エアコンのバスが来ました。懐かしい~

床が木で出来ています。私が小さい頃、日本のバスも床がこんな感じでした。今の若い子は知らんだろうな。

ホテルのチェックアウト時間は親切な12時。
11時15分に戻れたのですが、汗で服がべちょべちょで気持ち悪いのでさっとシャワーを浴びてから11時半にチェックアウトしました。これも間違いの元とは知らずに・・・

カオサンからスワンナプーム空港まではバスかタクシーで1時間ちょっと。
ネットで「渋滞するバンコクではバスの方が専用レーンを走るのでタクシーより早い」と見たのでバスで空港へ向かいます。

カオサンのバス乗り場ではすぐに空港へ向かうバスに乗れました。確かに専用レーンを走ってくれるの速い!と思ったのも束の間。この民主記念塔の辺りで一時停止し、運転手と切符集金のお姉さんが外で休憩します。なんでやねーーん、ワシ急いでるねんけど。
そしてやっと走り出したと思った瞬間!なんとまたカオサンに戻ってカオサンを1周して私が乗車したのと同じバス停を通りました。なぜ同じところを2周した?なんで?

スワンナプーム空港

乗車している人が少なかったから2周したんでしょうか。乗る時に運転手に「空港行く?」って話し掛けたんですが、その時は「イエス!」しか言ってくれませんでした。カオサンを2周するなんて一言も・・・言ってくれたらタクシーにしたのに。

焦りながらスワンナプーム空港に到着したのはエアアジア出発の丁度1時間前、13時。
到着した瞬間に電光掲示板の関空行きのCheck-Inの表示が「CLOSED」に変わりました。
2日前にネットでセルフチェックインは済ませ、空港入口で預け入れ荷物のタグもセルフ印刷したのですが、出国手続き前に荷物を預けないといけません。

今回はエアアジア機内持ち込み荷物7kg以内を守り、セルフチェックイン時に預け入れ荷物を6,800円で追加したのですが、もうカウンターにはエアアジアの職員が誰もいません・・・(´;ω;`)

どうすんの?この荷物?
★遠く離れたエアアジアのCカウンターに行って職員に
私「関空行きのカウンターK、閉まっちゃったんだけど。」
職員「えーと、あなたのチケットはここじゃなくカウンターKよ。」
私「だからもう1時間前だから閉まってるの。この荷物どうしたらいい?」
職員「でもカウンターKに行ってね。」
→Kに行くけどやはり誰もいない。→★に戻る。
を2回繰り返したのでどうしようもなく、荷物は預けずこのまま飛行機に乗り込みます。
カウンターCとKを2往復したのが無駄な時間。

そこからはセキュリティゲート→出国手続き(長蛇の列)→離陸5分前に出国手続き終了→スワンナプーム空港、広すぎ、どこまで走っても搭乗ゲートに着かない→オワタ→離陸予定時刻5分過ぎに搭乗ゲート到着→そこから更にバスではるか離れた沖止めされている飛行機まで移動。

からの、沖止め飛行機までのバスの中です。私の他にあと2名そんな迷惑な関西人がいて、もう出発予定時刻を過ぎているのにエア・アジアは待っていてくれていました。
いやあ、本当他の人、待たせてごめんね。出国手続きがあんなに並んでいて、更に空港があんな広いなんて。

預け入れ荷物代を払ったのに、9kgあるスーツケースを上に入れる。
エアアジア、待っていていてくれてありがとう。どこぞのジェット★スターと大違いだよ。あの時はチェックイン締め切りから数分しか過ぎてないのに乗せてくれなくて、新幹線のチケットを取り直したよよ。

朝から何も食べていないので、250円もするスプライトでお腹を膨らます。
今後、国際線は3時間前には着くようにします、ずっとイライラはらはらしてて精神的にも悪過ぎる。
何度も空港泊して明日のチケット取り直しが頭をよぎりました。
チケットはたったの2万円だったのですが、せっかく今日帰れるのに空港泊はいや(。-`ω-)

6時間後、関空には予定より早く着きました。他の人に迷惑が掛からなくて良かった。
フィリピン留学に出発したのが1ヶ月半前なので久々の日本。

今回も一番最初に食べたいのは関空のコンビニのおにぎり。
22時ですがこれが本日初めての食事。やっぱり日本のコンビニの美味しさは世界一。

今回、韓国→フィリピン→シンガポール→マレーシア→タイと回ってきましたが、海外へ行く度に毎回しみじみと日本の清潔さ、美味しさ、クオリティーに対しての安さ、安全さをありがたく感じます。

次の9月のウズベキスタン出発まで、日本の有難みを噛みしめます。

ホテルでのんびり。2000年のカオサンの安宿NAT2の思い出(2023.08.22)

2023年8月22日(火)1バーツ≒4.15円(23年前は2.6円)

バンコクでの当時の思い出

2000年当時、スマホはなくてインターネットはネットカフェ。旅の情報は旅の情報ノートから得ていて時代。
バンコクのカオサンの日本食レストランやツアー会社に、この「ジミークンバスマップ」という10枚位からなる冊子が無料で置かれていて、現地の方と同じようにローカルバス、船で移動することが出来ました。

これが今でいうGoogleMapの代わり。家の倉庫に日記と共に眠っていました。めちゃめちゃ懐かしい。
当時ドンムアン空港~カオサンまでのエアポートバスは77バーツだったんですね。今は50バーツで値下がり?他のローカルバスの値段は変わっていません、バスはエアコン付きとエアコンなしで値段が違います。

ジミーくんなる方は、当時フリーライターとしてバンコクに長期滞在してらっしゃったジミー金村さんという方です。私がリンダゲストハウスに宿泊していたらご本人がいて、何度か一緒に10バーツラーメンを食べにいきました。40代でガンで亡くなられたとのことで、自分より年上だった人が自分より若い年齢で亡くなられていたので大変ショックでした。

当時、他にも凄く仲良くなって1ヶ月以上ずっと一緒に過ごした大学生2人組、それと同い年のバンコク長期滞在者のたっちゃんもいました。

大学生2人組と出会ったNAT2ゲストハウス、なんとまだありました!
当時バックパッカーの間ではこのNAT2CH2がめちゃめちゃ有名な安宿でした。

CH2には私も泊っていたけど、閉鎖したみたい。NEW CHの方はまだあります。
当時の雰囲気そのまんま。この1階のホールにいつも日本人がいっぱい集まっていて、情報交換したんですよね。今は全く日本人を見ませんが。

その仲良くしていた3名とは、2010年頃までは連絡を取り合っていたのですが、LINEで繋がっている元大学生のしんちゃん以外は消息不明。
何年もバンコクに住んでいたたっちゃんは、タイでの滞在ビザ(当時3ヶ月)が切れそうになる度に、ラオス・カンボジア・ベトナムに1日だけ旅行してまたタイに戻るという生活を続けていたけど、今はどうしてるんだろう。現在は厳しくなってこの方法でタイに長期滞在するのは無理っぽいです。

カオサン散歩

またカオサンを散歩してみます。

A&P FRUIT SMOOTHIES

宿泊しているLilit Bang Lumphu Hotel の横に愛想のいい店主のいるスムージー屋さんがあったので入ってみます。

パッションフルーツスムージー。これで45バーツ(187円)!
安い!しかもめっちゃ美味しい。

店内で飲めてこの金額。「タイは日本と物価が変わらなくなった。」とか聞いてたのはデマでしたか。
日本の3分の1くらいの物価なのかな。ものによるのかも?

昼のカオサンロード

カオサンロードのマクド。ドナルドさんがタイ式の挨拶をしています。

カオサンロードは改装して、歩道と車道との段差をなくしたんですね。

昔した通りに屋台でパッタイを頼む。

立ち食いするつもりでしたが「向かいの店に座って食べろ。」と言われました。
23年前は10バーツだったパッタイも今は40バーツ(167円)
金額は4倍だけど、量が倍位になってるから物価はやはり2倍になってるかな。

高級ホテルで1日を過ごす

宿泊しているLilit Bang Lumphu Hotel が居心地がいいので、今日はここで1日過ごしたいと思います。高級というかドミは1泊2,000円以下のホテルですが。

お洒落なロビーでパンケーキとカフェラテを。食べながらブログ更新とウズベキスタン旅行調べ。まだ航空券取ってないのよね、前後のどっちにキルギスタンに行こうかと模索中。
めちゃめちゃハイクオリティーなパンケーキがきました。
これも美味しい!セットで1200円。おおー高級ホテル!

このホテルにはなんとプールもついています。欧米人が占領しまくり、いちゃつきまくり。
水着もゴーグルも持っているので泳ぎまくりました。
日本のプールだと水は塩素の味がするのですが・・・ここは雨水の変な?味がします。
消毒してるのかな、してないだろうな(;´・ω・)

夜のカオサンロード

ホテルでのんびりするという、ブルジョワな贅沢な時間の使い方をしました。うーん、やってみたかった。満足、満足。

夜のカオサンへ!賑やかになっています。

昔はカエル・バッタ・芋虫とか売っていましたが、今はワニ肉と昆虫食屋さんが。
やはり常温で生で設置。なんかかわいそうね。

これが噂のクラブか。うるさー★うるせー(´・ω・`)めっちゃ大音量と光。
私はこういう場所は苦手なので退散。うるさい場所の何がいいのか全く分かりません。

ここでも昔頼んだようにバナナパンケーキを。これは昔40バーツでしたが今は60バーツ。

2000年のパンケーキ屋のおっちゃん

昔は作ってくれる人は、年配のおかまちゃんが多かったんだけど、今はすっごいおしゃれな若者ばかり。タイって日本と違って若い人多いなぁ。

夜のワット・アルン(暁の寺)を目指す

バンコクの三大寺院、「ワット・プラケオ(エメラルド寺院)」「ワット・ポー(涅槃仏寺院)」「ワット・アルン(暁の寺)」は昔どれも入りましたが、ワット・アルンはその後改装した上に夜はライトアップされているらしいので、行ってみます。

当時ワット・アルンに行ったら、その辺のタイ人の女の子に勝手に民族衣装を着せさせられ、写真を撮ってくれ、最後に「チップ200バーツ」と言われました。20バーツだけ渡して走って逃げました、酷い笑
思い出のワット・アルンです。

ワット・アルンは対岸にあるので船で行けます。当時も乗った地元の船、楽しかったので乗るのが楽しみです。しかし歩き出したとたん・・・・

またもいきなり何の前ぶれもなく大雨が降ってきました。不意打ち過ぎて、今回は傘を持って出て来ていません。
雨宿りをしていると傘や雨がっぱ売りの人が次から次へとやってきます。商魂たくましい。
雨がっぱは最初80バーツと言われ、値切ると50バーツにまで下がっていました。

雨がっぱは買わず、そこら中にあるマッサージ屋へ。めちゃ流行ってますね。
どう考えても日本だと飛びぬけて高いオイルマッサージが、東南アジアだと普通のマッサージと値段が変わらないので、ここでもオイルマッサージ一択です。1時間300バーツ(1,250円)

優しいおばちゃんが、びしょ濡れの私の服をファンで乾かしてくれながら全身オイルマッサージをしてくれました。
日本でやるよりタイもフィリピンもめちゃめちゃレベルは高いですね。
帰りにチップを40バーツ渡すとめちゃめちゃ感謝されました。たったあれだけの金額でそんなに感謝されると、人件費ってものすごく安いんだろうな。

タイ、最後の夜なのでGoogleMapで口コミの良いホテルの近くの川沿いの屋外レストランへ。

チキンフライドライス370円、失敗。脂っこい上に量多過ぎた・・・ビールもやはり美味しくないです。
これは私の舌が肥え、管理状態の悪いビールが飲めなくなったんでしょうね。

フィリピン留学から寄り道しまくりましたが、明日はとうとう日本へ帰国します。

フォトジェニックスポット、ワット・パクナムへ(2023.08.21)

2023年8月21日(月)1バーツ≒4.15円(23年前は2.6円)

タイのスネークファームで、世界一周用の予防接種を打つと安いの有名な話。

勝手にヘビを人の肩に乗せるスネークファームのタイ人

23年前は普通にヘビを見に行きましたけどね。
昨年2回ずつ受けたA型肝炎破傷風の予防接種。3回目を今ここで打ったら免疫が完成するのですが、来月からは中央アジアからヨーロッパを目指し、インド方面には行かないので要らないかなと。
やはりどうしてもインドに足が向かないのです(;´・ω・)

なので本日は観光します。

2012年に出来たフォトジェニック・スポットへ

おはようございます。Lilit Bang Lumphu Hotelの近所を散歩。

23年前にタイには3ヶ月もいたので、大体の観光地は行ってます。


アユタヤ、チェンマイ、チェンライ、チェンコーン、チェンセン、サムイ島。
メーサイから日帰りで陸路でミャンマーにも入りました。
バンコクは3大寺院&王宮に加え、ガイドブックに載っていない船の形をした寺院(ワット・ヤンナワー)まで。

船のお寺も忘れないであげて

しかし最近のバンコクのガイドブックを見るとワット・パクナムというお寺の写真ばかり。
2012年にエメラルドの仏塔が完成したお寺ということで行ってみます。

ワット ボウォンニウェート ラーチャウォーラウィハーン

ホテルのすぐ近くにお寺があったので入ってみました。

タイはいたるところにお寺があり無料で入れます。
日本の仏像と違ってタイ人は金ピカ好き。
昔もかなりいっぱい行ったなぁ。日本人なので、やはり仏教の建物は落ち着くんですかね。

ワット・パクナムへ

ワット・パクナム自体はBang PhaiというMRT(地下鉄)の駅から徒歩15分位で行けるようなのですが・・・

うーん。。。カオサンからって地下鉄もBTS(高架鉄道)の駅も遠いんですね。
カオサンに宿を取ったのは失敗したかも。バスを待つのがめんどくさい。タクシーはボリボリにボラれそうだし。
地下鉄が開通したのが2004年らしいので、私がいた2000年ってBTS(高架鉄道)の駅がやっと数駅開通した頃。その頃の移動手段ってバスか川の船だったから、駅近のホテルが便利って気付かなかった。

カオサン→Bang Phai駅

Lilit Bang Lumphu Hotelに朝食はついていないのでカオサンの屋台でチキン2個を。1つ30バーツ。
タイのチキンって放し飼いで育てているのか、日本で食べるより身が引き締まっていて美味しい。

カオサンの露店。
寿司が世界中で流行っているのはわかるんですが。
この気温で寿司が常温で売られている・・・お腹壊さないんでしょうか。ハエとまってますよ。

GoogleMapを見て、この大通りから509番のバスに乗ります。ここは全然変わっていません。昔もここからよくバスに乗ったなぁ。Bang Phai駅で降り、17バーツ70円で着きました。

ワット・パクナム到着

ワット・パクナムは「河口の寺院」という意味。その名の通り河があります。
ここから更にまた15分歩く。暑い・・・
めちゃめちゃ地元道を歩きますが、お寺に向かって歩いている観光客らがいて、場所はすぐ分かりました。

到着して、手前の建物から入っていきます。この蝋人形は誰なんでしょうか。

リアル過ぎて最初、お坊さんが修行でガラスに入っているのかと。。。

こちらは本堂のご本尊様ようですが。人が少ない。フォトジェニック・スポットはどこ~

巨大仏像

外に出てもっと奥へ進んでみます。

なんか見えてきた~

でか過ぎ、ワロタ。
これは2020年に完成したらしいので、本当最近ですよね。ありがたや~

裏のこの白い建物、プラ マハ チェディ マハー ラチャモンコンに入ってみます。

プラ マハ チェディ マハー ラチャモンコン

ワットパクナム自体が建設されたのはアユタヤ時代中期頃。
しかしこの白い大仏塔が建設されたのは2012年、タイ国王陛下と王妃陛下72歳の誕生日を記念して建設されました。

入口で靴を脱いで、階段で上へ上がっていきます。5階に有名な仏舎利塔があるようなんです。
途中の展示も金ピカのものばかり。

5階のプッタクナーロム室に到着!これが写真でよく見るエメラルド色した仏舎利塔
綺麗!!めっちゃ綺麗!神秘的過ぎる!(語彙力)

この天井がどうなっているか見たかったんですよね。光っているのかなんなのか。
蛍光塗料で塗られている感じでしょうか。
仏像も1つ1つ手書き、飛んでいる鳥もデザインが全部違います。世界感がすごい。

ガラスを何枚も積み重ねて造られているんですね。いや~デザインした人凄い。
どこからライトが当たっているのか、光がグリーンなのか、ガラスがグリーンなのか。

見ていて飽きません。これはずっといてしまいます。

横の壁の絵も楽しいなぁ。タイの絵って技術が細かいですね。あとこのブルーは何で出来ているのか本当に発色が綺麗。

外のバルコニーにも出れます。あっちにも仏像がありますね。
長時間拝んで堪能して、次へ移動します。

懐かしのISETANへ

ここから、昔よく行ったサイアムスクエアにあるISETANへ行ってみます。
BTS(高架鉄道)に乗ってみたいので、20分歩いて最寄りの駅へ。

2000年の頃は数駅しか完成していなかったのに、今はかなり開通しているようですね。
当時は「料金が高過ぎて、タイの人は誰も乗らないよ。」と地元の人に言われていたのですが。。。

ガラガラですが、ちゃんと地元の方も乗ってます。当時よりタイの人たちも豊かになった雰囲気がします。確かに62バーツ(256円)はバスが17バーツだったことを考えたら高いですが。

サイアムスクエアに到着!こんなんだったっけ?
そしてショックなお知らせ。28年間ここにあったISETANは2020年に閉店したようです。
がーん、がーん、がーん(´;ω;`)

中も凄い都会に見えます。全然覚えていません、おそらく改装していると思います。

フードコートに行ってみましたが。60~150バーツ位の値段で食べられます。
あれ、カオサンの方が物価高いかも?!そりゃ凄い人だわ。

6階の紀伊國屋によく行っていたので行ってみました。紀伊國屋はまだありました!
日本の本は3倍の金額で売られていましたが、当時はスマホがないのでここで「るるぶタイ」を購入しました。

建物の角の斜向かいにあったプラ・プロム(エラワン廟)も健在。人は凄い増えてる。

ジョッドフェアーズ・ナイトマーケット

当時もナイトマーケットはいくつか行きましたが、2021年にオープンしたらしいナイトマーケットに行ってみます。

バスで来たのですが、バスの集金のお姉さんが「どこで降りるの?」と何回もタイ語で聞いてきて、その度に「ナイトマーケット」と答えるのですが、バス停に停まる度に「ここで降りないの?」と世話を焼いてきます。タイではあまり英語が通じないもよう。
シンガポールやマレーシアの人と距離感が違う。そうだ、ここは微笑みの国タイだった。

昔、タイを大好きになった理由が、皆さんいつもめちゃめちゃ笑っていて親切だったからでした。
都会になってなんとなく、昔ほど屋台のおばちゃんがバカ笑いしている雰囲気はない気がするけど、親切なのは健在です。

夜になってくると人も増えて盛り上がってきました。
このマーケットが有名なのはこの肉タワーのようです。1300バーツだったので8人位で分ける感じなのかな。

いや、だからこの気温で寿司常温は・・・・
日本のラーメンもありました。日本食はどこでも人気です。

スイカジュース55バーツと1本10バーツの焼き鳥。

200バーツでエビ焼き。これが800円。しかしソースが青唐辛子なので辛すぎて付けられず、塩が欲しかった

帰りは地下鉄に乗ってみたかったので、最寄りのラーマ9世駅から乗ります。ドリアン持ち込み禁止標識。懐かしい!

切符はマレーシアと同じくトークン方式です。カオサンの辺りまでは35バーツ。
人はめちゃくちゃ乗っていました。

カオサンの最寄りの駅・・・と言ってもだいぶ歩きます。

途中、ワット ボウォンニウェート ラーチャウォーラウィハーンというこんな綺麗なお寺もみれたのでラッキー。

30分位歩いてカオサンに戻って来ました。夜も歩ける位治安がいいのもいいですね。

歩き過ぎて足が痛いので、明日はちょっとゆっくりしようかなと思います。

23年ぶりのタイへ。変貌したカオサンを懐かしむ(2023.08.20)

2023.08.20(日)1バーツ≒4.15円(23年前は2.6円)

マレーシアのクアラルンプールからタイのバンコクへ移動します。

タイは2000年にバックパッカーデビューした私の旅のスタート地点です。当時はバンコクのカオサンストリートに安宿や安い航空券チケット売り場があり、世界中からバックパッカーが集まり、旅の情報交換をする聖地でした。

ここが今はクラブが出来、お金がある欧米人らが集まる場所に変わってしまっていると聞いたので確かめに行ってみます。当時の日記やら写真やらがいっぱい残っているので、懐かしみながら。

クアラルンプール→バンコク

この経路も列車やバスを検討しましたが、列車で1日以上掛かるところを飛行機なら2時間。ということで飛行機一択、しかもエアアジアで6,700円という安さ。

朝の6時にクアラルンプールの宿The Ohana Suiteをチェックアウト。モノレールに乗ってKLセントラル駅まで行き、KLセントラルからはKLIAエクスプレス(特急電車)で空港へ。55リンギット(1,700円)。
KLセントラル⇔空港間はバスだと5リンギットとだいぶ安いようなのですが、早朝のモノレールが20分に1本位で全然来ず、KLセントラル駅に着いたタイミングがバスの出発時刻と合わなかったので電車にしました。

電車の方がだいぶ速いですし。ほぼ満席。

クアラルンプール国際空港

クアラルンプール国際空港に到着。LCCのエアアジア専用の第2ターミナル(KLIA2)です。

エアアジアの機内持ち込み荷物は7kg以内だったんですが、制限エリア入口に計量器が置いてあり、職員に荷物の重さを測られます。

私がスーツケースを乗せると「10.6kg」の表示。
入口のお姉さんに「カウンターへ行って荷物預けて来い」と言われてしまいました。

私は荷物を他のLCCの10kg以内と勘違いしており、「いや、0.6kgだけやん。スーツケースの中のものをポケットに入れたら10kg以内になるやん?」と言い返しましたが「いいからカウンター行け。」と言われました。
当日空港で荷物を預けると航空券代より高い金額を取られるので、1度列から外れ、スーツケースの中のモバイルバッテリーや辞書をポケットに入れ、シャンプーなど安そうなものを捨て、もうひとりのお姉さんの方で荷物を測ってもらったら9kg。無事制限エリアに入れました。

7kgをオーバーしててもいいんかい測る人による??
しかも背中に背負っているリュックの重さは測られずガバガバのシステム。リュックにはノートPCとipadが入っていてめちゃめちゃ重いんですが(;´・ω・)

エアアジアしかねえ

1度荷物検査して制限エリアに入ったのに、搭乗口前でまた荷物検査があって、1度入ると逆走出来ない謎システム。なので自分の乗り場以外のラウンジには行けないので、出発ゲートQの人が入れるラウンジを探しまくりました。

マクド横のホテルの入口と同じなので分かりにくい。お陰様で空いててゆっくり出来ました。

今回も楽天プレミアムカードで飲食しまくり。ここのタップビールは美味しかったです。
フィリピンやマレーシアで飲んだビールは管理状態が悪かったのかな。

2時間でバンコク到着。3年前に偶然ペナン島で会った私の友人Sは、この区間を丸1日かけて電車で行っていましたが、もの好きなんでしょうか。
しかも9月は私は彼女とウズベキスタンに行きます。ウズベキスタンでも列車移動を計画しまくってくれています。ありがたい話です。

バンコク、ドンムアン国際空港

10時過ぎにマレーシアを出発して11時半にバンコクに到着。時差が1時間あります。
入国審査の窓口は6つもあったのに、到着した人が多過ぎて出国まで1時間かかりました。
23年前の日記には「タイ人が仕事遅すぎて全然進まない。しかもインド人家族が順番抜かししてくる。」またもインド人の悪口を書いていましたが、今は窓口の人の仕事ぶりは全然遅くなかったです。

昔はここからタクシーでカオサンに向かいましたが。。。
今はこんな分かりやすい「カオサン行き」と書いてある空港バスが出ているんですね。

4Aと書いてあるバス乗り場からカオサンへ向かいます。50バーツ(208円)。
料金は乗ってから中で現金で支払うシステムだったので、空港のATMでキャッシングしてから乗り込みます。タイもATM手数料は表示されるだけで請求はありませんでした。

カオサン近くのホテル Lilit Bang Lumphu Hotel

GPSで見てホテルの近くでバスを降ります。今回もフィリピン、シンガポール、マレーシアと同じく楽天モバイルが料金そのままで使えます。
楽!SIMを購入していちいちアクティベートしなくていいって本当楽!

今回は奮発して(?)新しく出来たばかりのホテルを取ったんですよね~
ロビーがこれ!マレーシアの陰鬱マンションとは大違い!

奮発したと言っても男女混合ドミトリー1泊1,970円。めちゃくちゃ綺麗で照明もいい感じ。

コンセント、照明、カーテンが付いていて最高ですね。次からこれをドミトリーの三種の神器と呼ばせてもらおう。エアコンも室内で風量や温度調節が出来ていい感じ。

シャワーとトイレは男女別になっていて、ここも凄く綺麗です。
やはり「最新ドミ」はいい!これからの3泊がとても快適そうでテンションが上がります。

ちなみに23年前に宿泊していた宿のトイレはこれです。スリッパがないので素足でこの中に入り手で水を流すシステム。マルコポーロゲストハウス、エアコン付き個室、共用シャワーは水のみで1泊260バーツ(680円)です。
私も出世したもんです。

カオサンへ

ホテルで少しゆっくりしてから、いざ、昔を懐かしみながらカオサンロードへ!
ホテルからは徒歩10分位。

以前は昼間からいっぱい屋台が出ていて活気があったのに・・・あまり出ていないですね。

2000年の昼間のカオサンロード。フルーツ1袋10バーツ。

昔は両サイドは安ホテルや古本屋、ツアー会社が並んでいたのに、今はマッサージ屋が軒を連ねています。当時は日本人の大学生だらけだったのですが、皆さんどこへ行っちゃったの?

2000年の夜のカオサン

マクドやスタバが新しく出来ています。カオサンに高級店スタバなんて考えられません。
そして・・・土砂降りの雨が降ってきたーーーー。いきなり。

チャオプラヤー川の方まで歩いて行ってぶらぶらしていたのですが。
こりゃたまらん。雨季は昔もこんな感じで急に雨が降ってきましたね。

折り畳み傘は持ってきていたのですが、役に立たない位の土砂降りなので、通りの入口にあった屋台のお店に入りました。
大好きなプーパッポンカリーもありますね。そんなにお腹が空いていないのでチキンライスとタイガービールを。

2023年:ビール55バーツ、チキンライス80バーツ(1バーツ≒4.15円)
2000年:ビール35バーツ、チキンライス30バーツ(1バーツ≒2.6円)

表示金額は倍、しかもレートが円安のせいで日本人からしたら倍以上、この23年で。

・・・なんか雨凄くないですか。あっという間に道路冠水。歩くとくるぶしの上まで水がきて気持ち悪いです。傷口からなにやら菌が入ってきそうな・・・
昔は結構すぐやんだのに、これも地球温暖化の影響でしょうか。
この道端で座っていたら、年の近い日本人の人に声掛けらまくってすぐに仲良くなって毎日一緒に遊んでいたんですよね。今は噂通り欧米人しかいません。

びちょびりょになりながらホテルに戻って来ました。
記憶の中のカオサンとは変わり果てていて、やはり寂しかったです。そりゃ23年前のままのわけがないので予想はしていましたが。

明日は昔なかったスポットへ行ってみたいと思います。